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6章―B ー夢園編ー
150.難攻不落への挑戦
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既に制作途中のバリケードの前では乱戦が起こっており、上空から見た感じはこちらが圧倒的に優勢だ。
俺も自身の目的を果たすために、上から奴のいるであろう場所に向かった。
ー展望デッキー
ヴェレライン「こいつをどうするか。人集りに突っ込むか?それは他の野郎に任せるか。ここの警備に当てようか。おい。」
ヴェレラインの背後の植物が音波を発すると、ラーシャルは動き出した。
ヴェレライン「面白くなってきたじゃねぇかよ!」
ー夢園近辺ー
戯やマーリンを筆頭に乱戦を制していき、プランティカ教徒は数を減らしていた。
戯「まだまだだよ!邪術:ブレイクドレイン」
ヘルスの広範囲斬撃により、目の前にいる教徒は薙ぎ払われた。しかし、強いエネルギーは消えて無くなってはいない。
刹那、黒く燃え盛る球体が天に現れ、その球体から無数の触手が飛んできた。
マーリン「槍術:イルミネーション」
槍に水を纏い、マーリンが触手を全て薙ぎ払った。しかし、今度は地面が大規模な沈降を起こし、中からモグラのような巨大生物が現れた。
オリジンズユニットA「グフュアアア!」
モグラは落ちたマーリンを捕食しようとしてきたが、戯がヘルスを足場にさせて受け止めた。
戯「大丈夫?」
マーリン「は、はい。」
しかし油断の隙も無く、矢が飛ばされてきた。その矢は瞬く間に拡散し、回避不能となっていた。
レイズ「聖術:プリズムポイント」
空中から参入の隙を伺っていたレイズが神聖魔力を拳に纏って空を殴ると、連鎖爆発が起こり、矢が相殺された。
レイズ「カオスにも程があるね。ラーシャルとの約束守れないかも。」
着地したレイズが球体の方に喋ると、球体からオリジンが姿を現した。
オリジン「てっきり薄銀の天使と共にヴェレライン様と戦うのだと思っていましたが。」
レイズ「君の存在は無視できないよ。」
オリジン「知ってる系の奴かな。ただ、行けるのですか?ヴェレライン様の元へ。」
そう聞かれると、レイズは狡猾な笑みを浮かべた。
オリジン「やはり…。園内にも幹部格を配置して正解だった。おかしいとは思ってた。あんなあっさり傘下に加わるなどな。」
レイズ「まぁ今回くらいは派手にいってみるか。勝負だオリジン。」
オリジン「臨む所ですよ。」
レイズは全身に神聖魔力を纏い、オリジンは球体と同じような禍々しいエネルギーで右腕に武器を生成した。
レイズ「……グラッシェ。君が指揮をとれ。カインド・ダイバーとドルフィオンでここを抑えるぞ。こいつの使役する召喚獣ともう一人ヤバい奴がいるからさ。」
グラッシェ「了解しました。」
そう言葉を交わすと、レイズはオリジンを離すように少し遠くまで飛び上がった。
レイズ「復帰直後だからお手柔らかにね。」
オリジン「こちらは問答無用ですよ。じゃなきゃ死んでしまう。」
レイズ「それだけの力を所有してまだ力が欲しいのかい?君は七つの大罪強欲にでもなるべきだね。」
オリジン「それは無理な願いだ。現大罪人最強が強欲の権化である以上はな。」
そこからしばらく沈黙が続き、互いに攻撃を開始した。
ー展望デッキ下ー
私達I LOVE Legendはコードさんの合図を受け取り、裏切って展望デッキ内を巡回する教徒を倒して回った。
ローズ「やけに静かね。外でバチバチにやってるのかしら?」
すると、破れたボロボロの衣服を羽織ったマッチョの男が現れた。その男はこちらにメイスで殴りかかってきた。
私は電動ムチを取り出し、エネルギーを纏った。
ローズ「裁術:サンクチュアリー・ブラック」
素早い打撃によりどんな粒子でさえも逃さない私のムチでしか再現出来ない技サンクチュアリー・ブラックを男は力で抜け出した。
ローズ「プランティカ教はお強いですね。」
ゲンゼン「吾輩はゲンゼン。ヴェレライン様を慕う者。彼の用心棒オリジンの指示により、お前達をまとめて潰す必要がある。抵抗したいなら勝手にしろ。ただし…吾輩は強いぞ?」
私は近くにいた仲間に耳打ちして、フォーメーションを整えた。
ローズ「数で分からせてあげますよ。」
ゲンゼン「なら力で分からせてやるよ。小娘が何人いたところで、結果は変わらない。」
ー夢園近辺ー
先程弓が飛ばされた方向から、誰かが歩いてきた。
???「リヴォリーターに媚びるんですね。下等共は。」
グラッシェ「お前こそ仲間の術に合わせた援護射撃だろ。」
???「オリジンの召喚獣は私達プランティカ教の幹部以上の言う事は聞きます。意のままに操るのは頭脳戦でしょう?」
グラッシェ「そういう事にしといてやるよ。我々カインド・ダイバーで臨んだる。ドルフィオンのお二方!召喚獣任せれるか?」
マーリン「はい。」
彼らはそれぞれ戦闘態勢に入り、睨み合った。
マリナリィ「マリナリィ。処刑実行。」
それぞれの場所で、激しい戦闘が幕を開けた。
俺も自身の目的を果たすために、上から奴のいるであろう場所に向かった。
ー展望デッキー
ヴェレライン「こいつをどうするか。人集りに突っ込むか?それは他の野郎に任せるか。ここの警備に当てようか。おい。」
ヴェレラインの背後の植物が音波を発すると、ラーシャルは動き出した。
ヴェレライン「面白くなってきたじゃねぇかよ!」
ー夢園近辺ー
戯やマーリンを筆頭に乱戦を制していき、プランティカ教徒は数を減らしていた。
戯「まだまだだよ!邪術:ブレイクドレイン」
ヘルスの広範囲斬撃により、目の前にいる教徒は薙ぎ払われた。しかし、強いエネルギーは消えて無くなってはいない。
刹那、黒く燃え盛る球体が天に現れ、その球体から無数の触手が飛んできた。
マーリン「槍術:イルミネーション」
槍に水を纏い、マーリンが触手を全て薙ぎ払った。しかし、今度は地面が大規模な沈降を起こし、中からモグラのような巨大生物が現れた。
オリジンズユニットA「グフュアアア!」
モグラは落ちたマーリンを捕食しようとしてきたが、戯がヘルスを足場にさせて受け止めた。
戯「大丈夫?」
マーリン「は、はい。」
しかし油断の隙も無く、矢が飛ばされてきた。その矢は瞬く間に拡散し、回避不能となっていた。
レイズ「聖術:プリズムポイント」
空中から参入の隙を伺っていたレイズが神聖魔力を拳に纏って空を殴ると、連鎖爆発が起こり、矢が相殺された。
レイズ「カオスにも程があるね。ラーシャルとの約束守れないかも。」
着地したレイズが球体の方に喋ると、球体からオリジンが姿を現した。
オリジン「てっきり薄銀の天使と共にヴェレライン様と戦うのだと思っていましたが。」
レイズ「君の存在は無視できないよ。」
オリジン「知ってる系の奴かな。ただ、行けるのですか?ヴェレライン様の元へ。」
そう聞かれると、レイズは狡猾な笑みを浮かべた。
オリジン「やはり…。園内にも幹部格を配置して正解だった。おかしいとは思ってた。あんなあっさり傘下に加わるなどな。」
レイズ「まぁ今回くらいは派手にいってみるか。勝負だオリジン。」
オリジン「臨む所ですよ。」
レイズは全身に神聖魔力を纏い、オリジンは球体と同じような禍々しいエネルギーで右腕に武器を生成した。
レイズ「……グラッシェ。君が指揮をとれ。カインド・ダイバーとドルフィオンでここを抑えるぞ。こいつの使役する召喚獣ともう一人ヤバい奴がいるからさ。」
グラッシェ「了解しました。」
そう言葉を交わすと、レイズはオリジンを離すように少し遠くまで飛び上がった。
レイズ「復帰直後だからお手柔らかにね。」
オリジン「こちらは問答無用ですよ。じゃなきゃ死んでしまう。」
レイズ「それだけの力を所有してまだ力が欲しいのかい?君は七つの大罪強欲にでもなるべきだね。」
オリジン「それは無理な願いだ。現大罪人最強が強欲の権化である以上はな。」
そこからしばらく沈黙が続き、互いに攻撃を開始した。
ー展望デッキ下ー
私達I LOVE Legendはコードさんの合図を受け取り、裏切って展望デッキ内を巡回する教徒を倒して回った。
ローズ「やけに静かね。外でバチバチにやってるのかしら?」
すると、破れたボロボロの衣服を羽織ったマッチョの男が現れた。その男はこちらにメイスで殴りかかってきた。
私は電動ムチを取り出し、エネルギーを纏った。
ローズ「裁術:サンクチュアリー・ブラック」
素早い打撃によりどんな粒子でさえも逃さない私のムチでしか再現出来ない技サンクチュアリー・ブラックを男は力で抜け出した。
ローズ「プランティカ教はお強いですね。」
ゲンゼン「吾輩はゲンゼン。ヴェレライン様を慕う者。彼の用心棒オリジンの指示により、お前達をまとめて潰す必要がある。抵抗したいなら勝手にしろ。ただし…吾輩は強いぞ?」
私は近くにいた仲間に耳打ちして、フォーメーションを整えた。
ローズ「数で分からせてあげますよ。」
ゲンゼン「なら力で分からせてやるよ。小娘が何人いたところで、結果は変わらない。」
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先程弓が飛ばされた方向から、誰かが歩いてきた。
???「リヴォリーターに媚びるんですね。下等共は。」
グラッシェ「お前こそ仲間の術に合わせた援護射撃だろ。」
???「オリジンの召喚獣は私達プランティカ教の幹部以上の言う事は聞きます。意のままに操るのは頭脳戦でしょう?」
グラッシェ「そういう事にしといてやるよ。我々カインド・ダイバーで臨んだる。ドルフィオンのお二方!召喚獣任せれるか?」
マーリン「はい。」
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