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定石編
立花富岳と畠山京子(12歳9ヶ月)1
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皆、挨拶はするが気持ちが入っていない。心はもうすでに対局室にある。口を動かす形だけの「おはよう」を言い合い、対局室に足を運ぶ。
日本棋院東京本院は四年前、耐震補強工事だけでは強度が基準に満たなくなり、建物は全て取り壊され全面建て替え工事を行った。そして今年一月五日、竣工式を行ったばかりだ。建物内にはまだ建築剤などの匂いが残っている。
エレベーターも三機、造られた。そのうちの一機に今日、二段に昇段後初の対局を迎える立花富岳は乗っている。
同い年の子と比べても背が低く細身の富岳は、大人に囲まれたエレベーター内でもみくちゃにされていた。
富岳は建て替えられる前の日本棋院には、一度しか入ったことがない。小学二年生の時に出場した『こども囲碁大会』である。
その大会で富岳は小学二年生ながら優勝した。そしてその直後、ある棋士に弟子入りを申し出た。だが断られた。
まさか断られるとは思いもしなかった。上級生も混同する大会で小学二年生ながら優勝したのは、富岳が初めての快挙だったのだ。にもかかわらず断られたのだ。当然納得いかない。
不貞腐れた富岳はもう囲碁などやめてしまおうかと思った時期もあった。
だが、気づけば碁盤に向かう自分がいて、結局やめられなかった。
その後、富岳は小学五年生の春に院生になり、その年の年末に行われた『原石戦』に院生として初の優勝を果たし、史上初『原石戦優勝による入段』を成し遂げたのだった。
今年から中学生。プロ入り二年目。
今日の対戦は因縁の相手だ。
●○●○●○
「おはようございまーす!おはようございまーす!おはようございまーす!」
いつも通りの朝をぶち壊す大声が階段から日本棋院内に轟いた。
ここは五階である。殆どの棋士はこれから最長で十時間続く対局にそなえ、体力を温存するためエレベーターに乗ってくるのに、この大声の持ち主は階段を登ってきたらしい。
若い女の声。いや、女の子の声だ。どうやら一人一人に挨拶しているようだ。
対局室に入ろうとしていた富岳を含む棋士達はあまりの大声に集中力を削がれてしまった。
が、一人だけ騒音女に声をかける奇特な棋士がいた。
「京子ちゃん、おはよう!」
京子という名を聞いて富岳は振り返った。肩までの黒髪を靡かせ目鼻立ちの整った、自分と同い年くらいの女子が階段を登ってきたところだった。
男の方は二十歳前後か。富岳には見覚え無かった。新入段だろうか。
「あー!若様!おはようございます!若様も今日対局ですか」
「ここでは若様やめて、京子ちゃん!恥ずかしいから!それより今日デビューなんだよね。おめでとう!三嶋から聞いたよ」
どうやらこの二人は冗談を言えるほど仲がいいらしい。三嶋という名まで出てきた。富岳はしばらくこの二人の会話を盗み聞きすることにした。
「僕は緑玉戦予選一回戦。京子ちゃんは?」
「私は金剛石戦の予選一回戦です」
「お互い頑張ろうね」
気づけば他の棋士達も二人の会話を聞いていた。
「はい。頑張りましょう!ところで若松さん、お昼はどうしますか?」
「僕は弁当頼んだよ」
「私もです!よければ一緒に食べませんか?」
「もちろん、いいよ」
「よかったー。こんなに沢山人がいるのに、ぼっち飯になるかと思った」
胸を撫で下ろす女子と目が合った。
「あ!立花富岳二段ですよね?おはようございます!今日の対戦相手の畠山京子です!宜しくお願いします!」
勢いよく頭を下げた女子は富岳より身長が十センチは高かった。
(デカイ女だな。声もデカイし、うるさい。体育会系だな。ウザいんだよなぁ体育会系)
ひょろりとした体格でいかにも文系の外見の富岳は、このタイプの人間が苦手だ。
富岳は京子に挨拶を返さず、対局室へ向かおうとした。
「あれ?おはようございます!聞こえませんでしたか?」
「うるせぇよ!聞こえてるよ!これから対局で集中してんだよ!静かにしろよ!」
「聞こえてたら、よかったですー!」
嫌味に聞こえなかったらしく、京子はヘラヘラしていた。
(まずい。これは自分のペースを崩されるやつだ。無視だ無視)
富岳は対局室に入っていった。
●○●○●○
改築される前の対局室は全室畳部屋だったらしいが、今は全室机に椅子での対局となった。特別対局室『幽玄の間』も椅子での対局になった。掛け軸はそのままに、なるべく今までの雰囲気を壊さぬよう和洋折衷の部屋にした。しかしベテラン棋士達からは幽玄の間の洋風化にはかなりの反発があった。だが蓋を開けてみれば「腰痛が軽くなった」「膝の具合が良い」など、クレームをつける棋士はいなくなった。
立花富岳の目の前に座った畠山京子は対局室にクーラーボックス、そして大量のノートと鉛筆を持ち込んでいた。髪もいつの間にか後ろに一つに束ねている。
クーラーボックスの中身は想像がつく。しかしなんのために大量のノートを持ち込んだのか気になった。だが無視すると決めた以上、話しかけるのは癪だった。
が、今日は幸か不幸か、女性を見かけたら声をかけずにいられない自称イタリア人の和田龍馬三段が隣の席での対局だ。相手は女性囲碁ファンの多い黛冬馬二段だ。
案の定、自称イタリア人和田が早速京子に話しかけた。
「畠山さん、すごい荷物だね」
「京子でいいですよ。ハタケヤマって長いし、言いづらいし」
囲碁界のイケメンツートップにもう呼び捨てさせてるよ。面食いかよ。
ただでさえ目を引く二人の対局で女性棋士からの視線が飛び交うのに、さらに『原石戦院生優勝者』立花富岳vs『魔術師の弟子』畠山京子の注目カードが隣で対局という事態が重なり、今日の対局室の雰囲気はいつもと違う。
「『通信機器は対局室に持ち込み禁止』だけど、これは大丈夫ですよね。見ますか?あ。よければ立花さんも。不正はしてませんので、確認して下さい」
生まれて初めて「さん」づけで呼ばれて富岳はドキッとした。無視するつもりだったのに、渡されたノートを受け取ってしまった。
京子はクーラーボックスの中を和田に見せながら「おにぎり食べます?」と聞いていたが、和田はやんわり断っていた。それから和田は京子から渡されたノートをパラパラめくった。
「なに。学校の勉強?」
てっきり棋譜や次の手、感想などを書き込むための研究ノートなのかと思ったら違うようだ。
「いいえ。自習です」
「自習?」
富岳も数学の問題がぎっしりと書かれたノートをめくった。だが、到底中学生レベルの問題ではない。自分も同じ中学一年生だからわかる。
「お前の学校、もうこんなに勉強進んでるのか?」
居ても立ってもいられず、富岳は質問してしまった。
「今のうちから大学受験に備えておこうと思いまして」
よく見るとノートの下に赤本もある。
「へぇ。もうどこの大学行くか決めたのか?」
富岳は立て続けに質問していた。
「いいえ、まだです。でも学びたい事は決まってるんで、どこの大学でも受験できるようにしておこうと思いまして」
「どこの大学でもって、東大でもか?」
「はい」
即答だった。
「棋士の仕事しながら東大通うのは大変じゃないか?」
「そうかもしれません」
富岳はこの返答にカチンときた。つまり東大合格の自信はあると言いたいわけだ。
「……へぇ。対局中に勉強とは、随分余裕だな。対戦相手が俺だからか?」
京子は慌てて否定した。
「いいえ!違いますよ!これは苦肉の策です」
「苦肉の策?どういう意味だ?」
「私、どうしても一時間と集中力が続かないんです。だから対局とは関係ない事をして一旦頭をリフレッシュさせようかと。シャーロック・ホームズも言ってましたし」
富岳は開いた口が塞がらなかった。
「集中力が無いって、囲碁棋士にとっては致命的な弱点だろ。言っていいのか?自分の弱点を対戦相手に教えるなんて」
「私は弱点だなんて思ってないんで」
即答したところをみると、畠山は本当に意に介していないようだ。
(つまり対局中に勉強してても、相手に弱点を知られても、勝つ自信があると言いたい訳だ。ずいぶん舐められたもんだ)
富岳は歯噛みした。それに気づいた和田が間に入った。
「そういえば京子ちゃん、階段登ってきたよね。体力作り?」
「はい。それもありますし、じっとしてるの嫌いなんで、体動かせる時間に動かしておこうと」
「……じっとしていられないなんて、ますます囲碁棋士に向いてないな」
富岳が眼鏡越しに京子を睨みつける。
「そんな事ないですよ。こうして棋士になれたん……」
「もう黙れよ。うるさい」
不機嫌を隠そうともしない富岳の態度に京子が折れた。
「はーい。静かにします」
対局開始時間を知らせるブザーが鳴った。
日本棋院東京本院は四年前、耐震補強工事だけでは強度が基準に満たなくなり、建物は全て取り壊され全面建て替え工事を行った。そして今年一月五日、竣工式を行ったばかりだ。建物内にはまだ建築剤などの匂いが残っている。
エレベーターも三機、造られた。そのうちの一機に今日、二段に昇段後初の対局を迎える立花富岳は乗っている。
同い年の子と比べても背が低く細身の富岳は、大人に囲まれたエレベーター内でもみくちゃにされていた。
富岳は建て替えられる前の日本棋院には、一度しか入ったことがない。小学二年生の時に出場した『こども囲碁大会』である。
その大会で富岳は小学二年生ながら優勝した。そしてその直後、ある棋士に弟子入りを申し出た。だが断られた。
まさか断られるとは思いもしなかった。上級生も混同する大会で小学二年生ながら優勝したのは、富岳が初めての快挙だったのだ。にもかかわらず断られたのだ。当然納得いかない。
不貞腐れた富岳はもう囲碁などやめてしまおうかと思った時期もあった。
だが、気づけば碁盤に向かう自分がいて、結局やめられなかった。
その後、富岳は小学五年生の春に院生になり、その年の年末に行われた『原石戦』に院生として初の優勝を果たし、史上初『原石戦優勝による入段』を成し遂げたのだった。
今年から中学生。プロ入り二年目。
今日の対戦は因縁の相手だ。
●○●○●○
「おはようございまーす!おはようございまーす!おはようございまーす!」
いつも通りの朝をぶち壊す大声が階段から日本棋院内に轟いた。
ここは五階である。殆どの棋士はこれから最長で十時間続く対局にそなえ、体力を温存するためエレベーターに乗ってくるのに、この大声の持ち主は階段を登ってきたらしい。
若い女の声。いや、女の子の声だ。どうやら一人一人に挨拶しているようだ。
対局室に入ろうとしていた富岳を含む棋士達はあまりの大声に集中力を削がれてしまった。
が、一人だけ騒音女に声をかける奇特な棋士がいた。
「京子ちゃん、おはよう!」
京子という名を聞いて富岳は振り返った。肩までの黒髪を靡かせ目鼻立ちの整った、自分と同い年くらいの女子が階段を登ってきたところだった。
男の方は二十歳前後か。富岳には見覚え無かった。新入段だろうか。
「あー!若様!おはようございます!若様も今日対局ですか」
「ここでは若様やめて、京子ちゃん!恥ずかしいから!それより今日デビューなんだよね。おめでとう!三嶋から聞いたよ」
どうやらこの二人は冗談を言えるほど仲がいいらしい。三嶋という名まで出てきた。富岳はしばらくこの二人の会話を盗み聞きすることにした。
「僕は緑玉戦予選一回戦。京子ちゃんは?」
「私は金剛石戦の予選一回戦です」
「お互い頑張ろうね」
気づけば他の棋士達も二人の会話を聞いていた。
「はい。頑張りましょう!ところで若松さん、お昼はどうしますか?」
「僕は弁当頼んだよ」
「私もです!よければ一緒に食べませんか?」
「もちろん、いいよ」
「よかったー。こんなに沢山人がいるのに、ぼっち飯になるかと思った」
胸を撫で下ろす女子と目が合った。
「あ!立花富岳二段ですよね?おはようございます!今日の対戦相手の畠山京子です!宜しくお願いします!」
勢いよく頭を下げた女子は富岳より身長が十センチは高かった。
(デカイ女だな。声もデカイし、うるさい。体育会系だな。ウザいんだよなぁ体育会系)
ひょろりとした体格でいかにも文系の外見の富岳は、このタイプの人間が苦手だ。
富岳は京子に挨拶を返さず、対局室へ向かおうとした。
「あれ?おはようございます!聞こえませんでしたか?」
「うるせぇよ!聞こえてるよ!これから対局で集中してんだよ!静かにしろよ!」
「聞こえてたら、よかったですー!」
嫌味に聞こえなかったらしく、京子はヘラヘラしていた。
(まずい。これは自分のペースを崩されるやつだ。無視だ無視)
富岳は対局室に入っていった。
●○●○●○
改築される前の対局室は全室畳部屋だったらしいが、今は全室机に椅子での対局となった。特別対局室『幽玄の間』も椅子での対局になった。掛け軸はそのままに、なるべく今までの雰囲気を壊さぬよう和洋折衷の部屋にした。しかしベテラン棋士達からは幽玄の間の洋風化にはかなりの反発があった。だが蓋を開けてみれば「腰痛が軽くなった」「膝の具合が良い」など、クレームをつける棋士はいなくなった。
立花富岳の目の前に座った畠山京子は対局室にクーラーボックス、そして大量のノートと鉛筆を持ち込んでいた。髪もいつの間にか後ろに一つに束ねている。
クーラーボックスの中身は想像がつく。しかしなんのために大量のノートを持ち込んだのか気になった。だが無視すると決めた以上、話しかけるのは癪だった。
が、今日は幸か不幸か、女性を見かけたら声をかけずにいられない自称イタリア人の和田龍馬三段が隣の席での対局だ。相手は女性囲碁ファンの多い黛冬馬二段だ。
案の定、自称イタリア人和田が早速京子に話しかけた。
「畠山さん、すごい荷物だね」
「京子でいいですよ。ハタケヤマって長いし、言いづらいし」
囲碁界のイケメンツートップにもう呼び捨てさせてるよ。面食いかよ。
ただでさえ目を引く二人の対局で女性棋士からの視線が飛び交うのに、さらに『原石戦院生優勝者』立花富岳vs『魔術師の弟子』畠山京子の注目カードが隣で対局という事態が重なり、今日の対局室の雰囲気はいつもと違う。
「『通信機器は対局室に持ち込み禁止』だけど、これは大丈夫ですよね。見ますか?あ。よければ立花さんも。不正はしてませんので、確認して下さい」
生まれて初めて「さん」づけで呼ばれて富岳はドキッとした。無視するつもりだったのに、渡されたノートを受け取ってしまった。
京子はクーラーボックスの中を和田に見せながら「おにぎり食べます?」と聞いていたが、和田はやんわり断っていた。それから和田は京子から渡されたノートをパラパラめくった。
「なに。学校の勉強?」
てっきり棋譜や次の手、感想などを書き込むための研究ノートなのかと思ったら違うようだ。
「いいえ。自習です」
「自習?」
富岳も数学の問題がぎっしりと書かれたノートをめくった。だが、到底中学生レベルの問題ではない。自分も同じ中学一年生だからわかる。
「お前の学校、もうこんなに勉強進んでるのか?」
居ても立ってもいられず、富岳は質問してしまった。
「今のうちから大学受験に備えておこうと思いまして」
よく見るとノートの下に赤本もある。
「へぇ。もうどこの大学行くか決めたのか?」
富岳は立て続けに質問していた。
「いいえ、まだです。でも学びたい事は決まってるんで、どこの大学でも受験できるようにしておこうと思いまして」
「どこの大学でもって、東大でもか?」
「はい」
即答だった。
「棋士の仕事しながら東大通うのは大変じゃないか?」
「そうかもしれません」
富岳はこの返答にカチンときた。つまり東大合格の自信はあると言いたいわけだ。
「……へぇ。対局中に勉強とは、随分余裕だな。対戦相手が俺だからか?」
京子は慌てて否定した。
「いいえ!違いますよ!これは苦肉の策です」
「苦肉の策?どういう意味だ?」
「私、どうしても一時間と集中力が続かないんです。だから対局とは関係ない事をして一旦頭をリフレッシュさせようかと。シャーロック・ホームズも言ってましたし」
富岳は開いた口が塞がらなかった。
「集中力が無いって、囲碁棋士にとっては致命的な弱点だろ。言っていいのか?自分の弱点を対戦相手に教えるなんて」
「私は弱点だなんて思ってないんで」
即答したところをみると、畠山は本当に意に介していないようだ。
(つまり対局中に勉強してても、相手に弱点を知られても、勝つ自信があると言いたい訳だ。ずいぶん舐められたもんだ)
富岳は歯噛みした。それに気づいた和田が間に入った。
「そういえば京子ちゃん、階段登ってきたよね。体力作り?」
「はい。それもありますし、じっとしてるの嫌いなんで、体動かせる時間に動かしておこうと」
「……じっとしていられないなんて、ますます囲碁棋士に向いてないな」
富岳が眼鏡越しに京子を睨みつける。
「そんな事ないですよ。こうして棋士になれたん……」
「もう黙れよ。うるさい」
不機嫌を隠そうともしない富岳の態度に京子が折れた。
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