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神様との遭遇
神様の気紛れ?!4
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「で、次は女達についてね?そうね、こっちからにしましょ。
八百屋の娘は、貴女の前に虐められていた喫茶店の娘さんの自殺に深く関与していたとかで実刑だそうよ。
量刑?とか、詳しくは聞いていないわ。
娘の不祥事を薄々知っていたのに止められなかった両親は、捕まってはいないけど大打撃ね。
リーダー格の女の親に繋ぎをつけて手広くやり始めていたのに、今回のことでお客さんがいなくなって、12店舗もあったのに全店閉店したそうよ?
ざまぁないわよね。」
そうですねぇ...。
「サラリーマンの娘3人組は、リーダー格の女に脅されていたことが分かったんだけど、無罪に出来ない程には色々とやらかしていたからってことでこっちも実刑ね。
一審?で執行猶予?とかいうのがついたときに、世論の反発が凄かったらしいわ。
多かれ少なかれ、複数の死に根深く関わっているんだから当然よね。
階段から突き飛ばしたりもしていたんでしょ?...怖いわぁ。
両親に関しては、最初は止めようとしていたのに夫と娘による暴力によって静観するようになってしまった母親が1人だけいてね?
その人は離婚が認められて直ぐに実家に戻って、穏やかに...とはまだ言えないけど、ビクビクすることなく過ごしているそうよ。
他も、そのまま住んでいられなくなって実家に出戻ったりしてるけど、そっちでも白い目で見られているわね。」
へぇーー。よく骨折してたみたいだけど...DVだったんだ。
「リーダー格の女は、多額の保釈金?によって一度は家に帰されたんだけど、政治家をしている祖父に容赦なく叩かれてから拘置所?に即戻されていたわ。
1発叩きたかったから多額の保釈金を支払ったみたい。
その後、貴女が調べていた情報を元に...違法な薬物を取引していたこととか虐めていた女性達に売春させていたこととかが明らかになって、政治家をしていた祖父も父も親戚も、殆どが失脚したわ。
娘の悪行を、権力や金の力でもみ消していたようね。」
「へぇ...そっか、調べたことが役に立ったんなら良かったかな?」
量刑とか言われても、私はもう死んでるから興味ないんで...。
実刑になったのならそれで良いと思う。
あ、そっか、もう20過ぎてるから...実名が公表されるんだったね。
20過ぎても私に嫌がらせを続けててくれたことには感謝しないとね。
「あの男についてなんだけど、まぁ、法に触れることはなにもしていないのよねぇ...って感じらしいわ。
虐められている立場の幼なじみでもある貴女ではなく、虐める方の意見を信じるなんて、馬鹿よね...ま、分かっていて止めなかったこともあるみたいなんだけどね?
罪にはならない程度と判断されたみたい。
ワタシなら、同罪として裁くんだけど...。
あ、それでね?女達が逮捕されたときは
『彼女達は悪くない!何か行き違いがあったんだ!』
とか言って必死に庇っていたのに、女達の裁判が始まったら急に糾弾しだしたらしいの!
『悪いことをしたのなら、きちんと罪を償うべきだ!
素直にごめんなさいって謝らないと!
謝れば、きっと許して貰えるよ?』
なんて言っていたそうよ?
人殺しておいて、謝っただけで許されるなんてよく思えたわよねー。
鬼子母神様も、
『あれには呆れたわ......。』
って言っていたわ。
勿論、ワタシも呆れたわよ。
なんで、あんなにアホなのかしらね?
あぁ、
『鈴は、俺の大切な人なんだ!
だから、会わせてください!』
って頼まれたから、腹が立って...宇宙人に浚われて改造されるっていうアレにとって一番効果の高い悪夢を、眠るたびにずーっと見せているそうよ?
鬼子母神様に許される時が来ればいいんだけど...無理そうね。ウフフ!」
何を想像したのかな?
オネェさん、なんだか楽しそうですね。
「そっかー、もう報告は終わり?」
*
八百屋の娘は、貴女の前に虐められていた喫茶店の娘さんの自殺に深く関与していたとかで実刑だそうよ。
量刑?とか、詳しくは聞いていないわ。
娘の不祥事を薄々知っていたのに止められなかった両親は、捕まってはいないけど大打撃ね。
リーダー格の女の親に繋ぎをつけて手広くやり始めていたのに、今回のことでお客さんがいなくなって、12店舗もあったのに全店閉店したそうよ?
ざまぁないわよね。」
そうですねぇ...。
「サラリーマンの娘3人組は、リーダー格の女に脅されていたことが分かったんだけど、無罪に出来ない程には色々とやらかしていたからってことでこっちも実刑ね。
一審?で執行猶予?とかいうのがついたときに、世論の反発が凄かったらしいわ。
多かれ少なかれ、複数の死に根深く関わっているんだから当然よね。
階段から突き飛ばしたりもしていたんでしょ?...怖いわぁ。
両親に関しては、最初は止めようとしていたのに夫と娘による暴力によって静観するようになってしまった母親が1人だけいてね?
その人は離婚が認められて直ぐに実家に戻って、穏やかに...とはまだ言えないけど、ビクビクすることなく過ごしているそうよ。
他も、そのまま住んでいられなくなって実家に出戻ったりしてるけど、そっちでも白い目で見られているわね。」
へぇーー。よく骨折してたみたいだけど...DVだったんだ。
「リーダー格の女は、多額の保釈金?によって一度は家に帰されたんだけど、政治家をしている祖父に容赦なく叩かれてから拘置所?に即戻されていたわ。
1発叩きたかったから多額の保釈金を支払ったみたい。
その後、貴女が調べていた情報を元に...違法な薬物を取引していたこととか虐めていた女性達に売春させていたこととかが明らかになって、政治家をしていた祖父も父も親戚も、殆どが失脚したわ。
娘の悪行を、権力や金の力でもみ消していたようね。」
「へぇ...そっか、調べたことが役に立ったんなら良かったかな?」
量刑とか言われても、私はもう死んでるから興味ないんで...。
実刑になったのならそれで良いと思う。
あ、そっか、もう20過ぎてるから...実名が公表されるんだったね。
20過ぎても私に嫌がらせを続けててくれたことには感謝しないとね。
「あの男についてなんだけど、まぁ、法に触れることはなにもしていないのよねぇ...って感じらしいわ。
虐められている立場の幼なじみでもある貴女ではなく、虐める方の意見を信じるなんて、馬鹿よね...ま、分かっていて止めなかったこともあるみたいなんだけどね?
罪にはならない程度と判断されたみたい。
ワタシなら、同罪として裁くんだけど...。
あ、それでね?女達が逮捕されたときは
『彼女達は悪くない!何か行き違いがあったんだ!』
とか言って必死に庇っていたのに、女達の裁判が始まったら急に糾弾しだしたらしいの!
『悪いことをしたのなら、きちんと罪を償うべきだ!
素直にごめんなさいって謝らないと!
謝れば、きっと許して貰えるよ?』
なんて言っていたそうよ?
人殺しておいて、謝っただけで許されるなんてよく思えたわよねー。
鬼子母神様も、
『あれには呆れたわ......。』
って言っていたわ。
勿論、ワタシも呆れたわよ。
なんで、あんなにアホなのかしらね?
あぁ、
『鈴は、俺の大切な人なんだ!
だから、会わせてください!』
って頼まれたから、腹が立って...宇宙人に浚われて改造されるっていうアレにとって一番効果の高い悪夢を、眠るたびにずーっと見せているそうよ?
鬼子母神様に許される時が来ればいいんだけど...無理そうね。ウフフ!」
何を想像したのかな?
オネェさん、なんだか楽しそうですね。
「そっかー、もう報告は終わり?」
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