145 / 182
1歳!行動範囲が拡がります!
白いもふぁもふぁ。3
しおりを挟む
[あら、また増えたの?]
「しょーなの!
[はい、何故だか増えました。
お願いしまーす!]」
「キュゥウ!
[よろしく、おねがいしましゅ!]」
呆れた目でこっちを見ないでー!
増やしてるのは周りの人達だもん!
しかも、今回はレイ兄様だもん!
断じて私じゃないもん!
それに、フェンちゃんは自分から来たんだもん!
「にゃぉん!
[また弟出来た!]」
「シャ!にゃぁごぉーぅ。
[図体ばかりデカくなって!
あんたの身体で潰す気かい。]」
「ミギャッ!
[ごめんなさぁーい!]」
シーちゃんに飛び付こうとしたミーちゃんに、ヴィオラによる教育的指導が...!
尻尾を噛んで止められたのです。
あれはきっと痛いよね......ミーちゃん涙目だもん。
まぁ、私でも抱けるくらいに小さいシーちゃんに飛び付こうとしたミーちゃんが悪いんだけどね?
あ、ミーちゃんが捕らえた獲物は、トカゲ3匹と黒光りする害虫4匹でした。
やっぱり、猫科の習性なのか......庭に出入りする用の窓の外に、破片まで綺麗に並べて置いてありました。
リアンナさんが、悲鳴をあげてからさっさと片付けてくれました。
いつも、獲物の自慢とかしなくて良いし、不気味だから並べないようにと言い聞かせてるんだけど必ずやるの。
どうしたらやらなくなるのかな?
やっぱり、教育的指導?
「ミタラシ?何度も何度も、獲物は並べないようにと言ったよね?ね?
なんで並べるのかな?ん?
身体に分からせた方が良いのかな?ん?どうする?」
「にゃぉ...。
[身体が勝手に...。]」
「ん?一度、怖い思いをさせた方が良いのかもねぇ?
よし、明日から、僕らの目につく場所に獲物を置いたら...庭の木に縛り付けようか。」
「にゃ!!
[ヤダ!!]」
「うーん、見るからに嫌がってるし...罰はこれにしようか。
もう置いたら駄目だからね?」
あ、マグ兄様が脅してる...。
罰を聞いた途端に、嫌がって逃げようと暴れてるんだけど、首の裏側を摘まんで持たれてしまうと逆らえないよね...ミーちゃん一応猫科だもんね。
こっちから見ると、観念して項垂れてるようにしか見えない。
[ちょいと!聞いてるのかい?]
「あ、ごめんしゃぃ!
[あ、聞いてませんでした。
ごめんなさい!]」
マグ兄様とミーちゃんをポーッと見てたら、お尻をヴィオラに猫パンチされました。
これが、意外と痛いのよー。
爪はちゃんと直してあるから怪我はしないんだけど、スナップ効いてて結構痛いのよー。
[まったく...。
この子の親はどうしたのかって聞いたのよ。]
「あにょね?
[多分だけど亡くなったみたいなの。
シーちゃん、動かなくなったって...。]」
「にゃぉ...。
[あらまぁ、密猟者の罠にでもかかったのかねぇ...。]」
「キュゥ?
[どしたの?]」
「にゃぁん!
[何も心配いらないよ。
冷えるだろう?こっちにおいで!]」
「キュァ!
[はーい!おじゃましましゅー!]」
呆れられてるっぽいけど、仕方ありません。
それに、こんなに小さいんだもん。
当然の質問だよね...って、私はファビッツの大人とか見たことないけどね?
ほら、皆が小さいって言ってたからさ?
あ、シーちゃんがヴィオラのお腹の中にスッポリと収まってる。
お邪魔しますって言いながら、何故か頭から突っ込んでいったんだけど!
暫くグリグリして、いい感じに体勢を変えられなかったのか諦めたようにぐったりして、少ししてからまたグリグリしてを繰り返してたので、ヴィオラがコロンと転がしていい感じの位置に収めてました。
シーちゃんはお風呂に入ったばかりだから、舐め回されたりしないね。
代わりにめっちゃ嗅がれてる!
ヴィオラのお腹に、スリスリしながらほっこりしてるシーちゃんが可愛い!
*
「しょーなの!
[はい、何故だか増えました。
お願いしまーす!]」
「キュゥウ!
[よろしく、おねがいしましゅ!]」
呆れた目でこっちを見ないでー!
増やしてるのは周りの人達だもん!
しかも、今回はレイ兄様だもん!
断じて私じゃないもん!
それに、フェンちゃんは自分から来たんだもん!
「にゃぉん!
[また弟出来た!]」
「シャ!にゃぁごぉーぅ。
[図体ばかりデカくなって!
あんたの身体で潰す気かい。]」
「ミギャッ!
[ごめんなさぁーい!]」
シーちゃんに飛び付こうとしたミーちゃんに、ヴィオラによる教育的指導が...!
尻尾を噛んで止められたのです。
あれはきっと痛いよね......ミーちゃん涙目だもん。
まぁ、私でも抱けるくらいに小さいシーちゃんに飛び付こうとしたミーちゃんが悪いんだけどね?
あ、ミーちゃんが捕らえた獲物は、トカゲ3匹と黒光りする害虫4匹でした。
やっぱり、猫科の習性なのか......庭に出入りする用の窓の外に、破片まで綺麗に並べて置いてありました。
リアンナさんが、悲鳴をあげてからさっさと片付けてくれました。
いつも、獲物の自慢とかしなくて良いし、不気味だから並べないようにと言い聞かせてるんだけど必ずやるの。
どうしたらやらなくなるのかな?
やっぱり、教育的指導?
「ミタラシ?何度も何度も、獲物は並べないようにと言ったよね?ね?
なんで並べるのかな?ん?
身体に分からせた方が良いのかな?ん?どうする?」
「にゃぉ...。
[身体が勝手に...。]」
「ん?一度、怖い思いをさせた方が良いのかもねぇ?
よし、明日から、僕らの目につく場所に獲物を置いたら...庭の木に縛り付けようか。」
「にゃ!!
[ヤダ!!]」
「うーん、見るからに嫌がってるし...罰はこれにしようか。
もう置いたら駄目だからね?」
あ、マグ兄様が脅してる...。
罰を聞いた途端に、嫌がって逃げようと暴れてるんだけど、首の裏側を摘まんで持たれてしまうと逆らえないよね...ミーちゃん一応猫科だもんね。
こっちから見ると、観念して項垂れてるようにしか見えない。
[ちょいと!聞いてるのかい?]
「あ、ごめんしゃぃ!
[あ、聞いてませんでした。
ごめんなさい!]」
マグ兄様とミーちゃんをポーッと見てたら、お尻をヴィオラに猫パンチされました。
これが、意外と痛いのよー。
爪はちゃんと直してあるから怪我はしないんだけど、スナップ効いてて結構痛いのよー。
[まったく...。
この子の親はどうしたのかって聞いたのよ。]
「あにょね?
[多分だけど亡くなったみたいなの。
シーちゃん、動かなくなったって...。]」
「にゃぉ...。
[あらまぁ、密猟者の罠にでもかかったのかねぇ...。]」
「キュゥ?
[どしたの?]」
「にゃぁん!
[何も心配いらないよ。
冷えるだろう?こっちにおいで!]」
「キュァ!
[はーい!おじゃましましゅー!]」
呆れられてるっぽいけど、仕方ありません。
それに、こんなに小さいんだもん。
当然の質問だよね...って、私はファビッツの大人とか見たことないけどね?
ほら、皆が小さいって言ってたからさ?
あ、シーちゃんがヴィオラのお腹の中にスッポリと収まってる。
お邪魔しますって言いながら、何故か頭から突っ込んでいったんだけど!
暫くグリグリして、いい感じに体勢を変えられなかったのか諦めたようにぐったりして、少ししてからまたグリグリしてを繰り返してたので、ヴィオラがコロンと転がしていい感じの位置に収めてました。
シーちゃんはお風呂に入ったばかりだから、舐め回されたりしないね。
代わりにめっちゃ嗅がれてる!
ヴィオラのお腹に、スリスリしながらほっこりしてるシーちゃんが可愛い!
*
0
お気に入りに追加
861
あなたにおすすめの小説
知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
努力しても平均的だった俺が異世界召喚された結果
ひむよ
ファンタジー
全てが平均的な少年、山田 涼太。
その少年は努力してもしなくても、何をしても平均的だった。そして少年は中学2年生の時に努力することをやめた。
そのまま成長していき、高校2年生になったとき、あることが起こり少年は全てが異常へと変わった。
それは───異世界召喚だ。
異世界に召喚されたことによって少年は、自分のステータスを確認できるようになった。すぐに確認してみるとその他の欄に平均的1と平均的2というものがあり、それは0歳の時に入手していた!
少年は名前からして自分が平均的なのはこれのせいだと確信した。
だが全てが平均的と言うのは、異世界ではチートだったのだ。
これは平均的で異常な少年が自由に異世界を楽しみ、無双する話である。
hotランキング1位にのりました!
ファンタジーランキングの24hポイントで1位にのりました!
人気ランキングの24hポイントで 3位にのりました!
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
辺境伯令嬢に転生しました。
織田智子
ファンタジー
ある世界の管理者(神)を名乗る人(?)の願いを叶えるために転生しました。
アラフィフ?日本人女性が赤ちゃんからやり直し。
書き直したものですが、中身がどんどん変わっていってる状態です。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
次は幸せな結婚が出来るかな?
キルア犬
ファンタジー
バレンド王国の第2王女に転生していた相川絵美は5歳の時に毒を盛られ、死にかけたことで前世を思い出した。
だが、、今度は良い男をついでに魔法の世界だから魔法もと考えたのだが、、、解放の日に鑑定した結果は使い勝手が良くない威力だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる