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1歳!行動範囲が拡がります!
阿呆な弟の襲来!13
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ヒルダさんは、ヒリア先生と少しブラブラしてから夕飯を食べに行くというので、皆でバイバイと手を振ってお別れしました。
ヒルダさんに腕を絡められたヒリア先生のお顔が、少し青くなっていたみたいだけど...御愁傷様ですとしか言えません。
彼氏さんのこととか、仕事の愚痴とか、隠してたことをちゃんと話して許してもらってね?
「さて、フローラはお仕事がもう少しあるんでしょ?
家の方も気になるし、僕らは先に帰ってるね?」
「えぇ、お仕事が終わったら直ぐに帰るわ。
詳しい話しは夕飯の時に聞くわね?」
「うん、その方が何度も説明する必要がないから良いと思う。」
フローラ姉様にもバイバイと手を振って、レイ兄様とマグ兄様に挟まれてそれぞれと手を繋いで帰ります。
うん、多分囚われた宇宙人みたいに見えると思うよ?身長差が半端ないよね。
あ、マグ兄様が馬車道側の...左にいるので、マグ兄様の右手とレイ兄様の左手を握ってますよ。
怪我してるのは右肩ですから、ちゃんと配慮してんです。
まぁ、マグ兄様は馬車道側以外を歩いたことないけど...紳士なのです。
「ただいまー!おや?」
「にゅあん!
[おかえりー!]」
「ぐぉ!ぐぉん!
[あぁ!おかえりー!]」
「マッチャーん!ミーちゃん!たらいまー!」
玄関を開けると、ミーちゃんとマッチャが揃ってお出迎えです。
うん、やっぱり可愛い。
ミーちゃんは興奮して尻尾をピンッと立ててマッチャの周りをクルクルと回ってるし、マッチャは万歳して両手を振ってるの。
これは、飛び付くしかないでしょう!!
「こらこら、お靴脱がないと駄目でしょ?
はい、ここにお座りしてください。」
「あ、わしゅれてました!」
「にゅあぁん!
[レイ、怪我してるー!]」
「ぐぅ、ぐぅ、ぐぅん。
[痛そう、痛そう、痛いよね...。]」
「...心配しなくても大丈夫。
薬塗ってるから痛みはない。」
「にゅぉん!にゅあん?
[本当!嘘ついてない?]」
「ぐわぉ!
[もしも嘘吐いてたら、僕のお腹にレイの顔を埋めてやる!]」
それ、ご褒美!!モッフモフのマッチャのお腹に顔を埋めるなんて...ご褒美過ぎるわぁー!
家の子達は、ちゃんと毎日お風呂に入ってますから!臭くなんてないのですよ!
まぁ、お風呂嫌いな子も若干2匹程いるけどね?
2匹に関しては、お父さんやマッチャが問答無用でお風呂にぶっ込んでます。
1匹はフェンちゃんですけどナニか?
「...ん、動かすと痛いらしいから、固定してる。」
「にゃぁおぅん!
[うわぁ、痛そう!]」
「ぐふっ、ぐるる!
[ホントだ、ならば良し!]」
あ、ミーちゃんが尻尾を膨らませてレイ兄様の足に前足2本を器用に絡めてくっついてる!
レインさん達先生方がきっちりと処置してくれてるけど、少しはみ出してる肩の痣の部分を見ちゃったのかな?
あれ、ヤバい色してるもんね...だって、どす黒い赤味の強い紫色なのです。
最初見ちゃったときに、青味の強い紫色の斑点もあるから、キモッ!て思ってしまいました、はい。
マッチャは、レイ兄様の肩を見ると納得したのかウンウンと頷きながら、ミーちゃんの頭を撫でて宥め始めました。
マッチャは優しいよね...。
私が2歳になったら、ハニーベアの本領である養蜂が出来るようにしてあげるからね?
もうちょっと待っててね?
だから、大量の蜂さんをシレッと捕まえてくるのは止めてね?
ハニーベアの本能なのかもしれないけど、怖いから!
ブブブブブってこちらを紅い目で見てくる、前世の山吹色と黒色のストライプな柄の蜂さんよりもデカイ、多分平均的な赤ん坊よりもデカイ蜂さんとか怖いだけだから!!
*
ヒルダさんに腕を絡められたヒリア先生のお顔が、少し青くなっていたみたいだけど...御愁傷様ですとしか言えません。
彼氏さんのこととか、仕事の愚痴とか、隠してたことをちゃんと話して許してもらってね?
「さて、フローラはお仕事がもう少しあるんでしょ?
家の方も気になるし、僕らは先に帰ってるね?」
「えぇ、お仕事が終わったら直ぐに帰るわ。
詳しい話しは夕飯の時に聞くわね?」
「うん、その方が何度も説明する必要がないから良いと思う。」
フローラ姉様にもバイバイと手を振って、レイ兄様とマグ兄様に挟まれてそれぞれと手を繋いで帰ります。
うん、多分囚われた宇宙人みたいに見えると思うよ?身長差が半端ないよね。
あ、マグ兄様が馬車道側の...左にいるので、マグ兄様の右手とレイ兄様の左手を握ってますよ。
怪我してるのは右肩ですから、ちゃんと配慮してんです。
まぁ、マグ兄様は馬車道側以外を歩いたことないけど...紳士なのです。
「ただいまー!おや?」
「にゅあん!
[おかえりー!]」
「ぐぉ!ぐぉん!
[あぁ!おかえりー!]」
「マッチャーん!ミーちゃん!たらいまー!」
玄関を開けると、ミーちゃんとマッチャが揃ってお出迎えです。
うん、やっぱり可愛い。
ミーちゃんは興奮して尻尾をピンッと立ててマッチャの周りをクルクルと回ってるし、マッチャは万歳して両手を振ってるの。
これは、飛び付くしかないでしょう!!
「こらこら、お靴脱がないと駄目でしょ?
はい、ここにお座りしてください。」
「あ、わしゅれてました!」
「にゅあぁん!
[レイ、怪我してるー!]」
「ぐぅ、ぐぅ、ぐぅん。
[痛そう、痛そう、痛いよね...。]」
「...心配しなくても大丈夫。
薬塗ってるから痛みはない。」
「にゅぉん!にゅあん?
[本当!嘘ついてない?]」
「ぐわぉ!
[もしも嘘吐いてたら、僕のお腹にレイの顔を埋めてやる!]」
それ、ご褒美!!モッフモフのマッチャのお腹に顔を埋めるなんて...ご褒美過ぎるわぁー!
家の子達は、ちゃんと毎日お風呂に入ってますから!臭くなんてないのですよ!
まぁ、お風呂嫌いな子も若干2匹程いるけどね?
2匹に関しては、お父さんやマッチャが問答無用でお風呂にぶっ込んでます。
1匹はフェンちゃんですけどナニか?
「...ん、動かすと痛いらしいから、固定してる。」
「にゃぁおぅん!
[うわぁ、痛そう!]」
「ぐふっ、ぐるる!
[ホントだ、ならば良し!]」
あ、ミーちゃんが尻尾を膨らませてレイ兄様の足に前足2本を器用に絡めてくっついてる!
レインさん達先生方がきっちりと処置してくれてるけど、少しはみ出してる肩の痣の部分を見ちゃったのかな?
あれ、ヤバい色してるもんね...だって、どす黒い赤味の強い紫色なのです。
最初見ちゃったときに、青味の強い紫色の斑点もあるから、キモッ!て思ってしまいました、はい。
マッチャは、レイ兄様の肩を見ると納得したのかウンウンと頷きながら、ミーちゃんの頭を撫でて宥め始めました。
マッチャは優しいよね...。
私が2歳になったら、ハニーベアの本領である養蜂が出来るようにしてあげるからね?
もうちょっと待っててね?
だから、大量の蜂さんをシレッと捕まえてくるのは止めてね?
ハニーベアの本能なのかもしれないけど、怖いから!
ブブブブブってこちらを紅い目で見てくる、前世の山吹色と黒色のストライプな柄の蜂さんよりもデカイ、多分平均的な赤ん坊よりもデカイ蜂さんとか怖いだけだから!!
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