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0歳!異世界ライフ始まるよ!
叔母さん、ゲットしました!!11
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「さて、部屋の準備が出来たんだけど...動けるかい?」
「えぇ、とても楽になりましたわ。」
「なら、部屋に案内するわ。」
「アナ叔母さん、僕とレイを支えにしてください。」
「あら、ありがとう。
でも、本当に身体が楽なの...きっと、温かいスープとリーンちゃんのお蔭ね。
無邪気な笑顔に、とても癒されたわ。」
「お兄様は、ただアナ叔母様のことが心配なんですの。
お嫌でなければ、エスコートされてあげてくださいませ。」
「まぁ、それでは、お願い致します。」
「喜んで。」
「...ん。」
ヤバい...やっぱり、家の家族は身内に激甘ですわー。
皆の激甘な対応に、元の身内から酷い扱いをされていたアナ叔母さんがめっちゃ戸惑ってる......。
マグ兄様は、全身から喜びを溢れさせていて、ニッコニッコで...うん、マグ兄様が双子ちゃんを抱っこしようとしたら私が止めるわ!
レイ兄様は、エスコートという言葉への羞恥心からかな?
ほんのり頬をピンクに染めて柔らかく微笑んでいて、まだ言葉数は少ないけれど、これはかなり歓迎してるよね。
フローラ姉様は、アナ叔母さんが持ってきただろう荷物をいつの間にか手に持って、足元をチョロチョロするミーちゃんを抱き上げてる...。
気遣いが上手いよねぇ...流石フローラ姉様です!
あ、私?私は、まだ歩けないのでヴァイスに乗っての移動です。
いやー、アナ叔母さんのお部屋は1階だから、ヴァイスに乗ってても移動出来て良かったよね。
ほら、私の...加護?を使って?......少しは癒せたみたいだし、私も貢献出来てるよね?ね?
「ここよ。
玄関からは少し遠いけど、皆が集まる食堂の側だから何かあっても安心よ。
ここから庭に出られるから、お散歩しても楽しいわよ?
まぁ、こじんまりとした家庭菜園みたいになってるけど...。
本当はもう少しちゃんとした薬草園にしたいんだけどね。
まだ植木鉢から植え替えられてないのよねー。
リーン達も良くここで遊んでるわ。
これからは、ルーフェン君とミタラシ君と一緒に遊ぶんでしょうね。」
「お姉ちゃん...広くない?」
「あら?産まれるのは双子よ?
大工さんをお願いして、寝室を作らないとね。」
「...そう..なのね。」
「大工さんかぁ...お父さんが帰ってきてて良かったよね。」
「そうね。
お父さんが帰ってくる前だったら、大工さんは呼べなかったものね。」
「...リーン?」
バレた!!
ソローッと動いてたのに...なんでバレたのかな?
「...ヴァイス?」
「わん。
[バレてしまったな。]」
「でーにぃ、あっこー!」
背後からレイ兄様によじ登ろうと思ってたのに、気配に敏いのかな?バレました。
さて、バレたのなら仕方ありません。
さぁ、抱っこしてくださーい!!
フローラ姉様は、アナ叔母さんの荷物を片してますので抱っこをお強請り出来ません。
マグ兄様は怖いので選択外なのです。
そこ、落ち込まないで。
体育座りでのの字(あ、ただの渦巻きです。)とか可愛いから...!
はいはい、よしよししてあげるからね。
「まぁーにぃ、いーぉ!いーこ!」
「リーン!可愛いなぁ。」
ウフフ。即復活!
「...兄さん、そこ座って。」
「ん?うん。座ったよ?」
「...はい、リーン。
座ってれば兄さんも抱っこ出来る。」
「おぉ!そっかそっか!」
「まぁーにぃ、むーに...むーに!」
「フフフ。」
「あら、リーンはお兄様の頬を捏ね繰り回しているのね。
お兄様の頬って、とっても柔らかいわよねぇ。」
「ふぉーぁねぇー!あぃー!」
そうなんです。
マグ兄様が座っていれば、抱っこされても怖くないんです。
本当に不思議です...。
ほら、アクティブに動けますよー。
頬っぺたをむにむにと捏ね繰り回してますが、マグ兄様は嬉しそうにニッコニコしてます。
フローラ姉様も、この頬っぺたが大好きなんですね。
ウフフフフ!お揃いですね。
*
「えぇ、とても楽になりましたわ。」
「なら、部屋に案内するわ。」
「アナ叔母さん、僕とレイを支えにしてください。」
「あら、ありがとう。
でも、本当に身体が楽なの...きっと、温かいスープとリーンちゃんのお蔭ね。
無邪気な笑顔に、とても癒されたわ。」
「お兄様は、ただアナ叔母様のことが心配なんですの。
お嫌でなければ、エスコートされてあげてくださいませ。」
「まぁ、それでは、お願い致します。」
「喜んで。」
「...ん。」
ヤバい...やっぱり、家の家族は身内に激甘ですわー。
皆の激甘な対応に、元の身内から酷い扱いをされていたアナ叔母さんがめっちゃ戸惑ってる......。
マグ兄様は、全身から喜びを溢れさせていて、ニッコニッコで...うん、マグ兄様が双子ちゃんを抱っこしようとしたら私が止めるわ!
レイ兄様は、エスコートという言葉への羞恥心からかな?
ほんのり頬をピンクに染めて柔らかく微笑んでいて、まだ言葉数は少ないけれど、これはかなり歓迎してるよね。
フローラ姉様は、アナ叔母さんが持ってきただろう荷物をいつの間にか手に持って、足元をチョロチョロするミーちゃんを抱き上げてる...。
気遣いが上手いよねぇ...流石フローラ姉様です!
あ、私?私は、まだ歩けないのでヴァイスに乗っての移動です。
いやー、アナ叔母さんのお部屋は1階だから、ヴァイスに乗ってても移動出来て良かったよね。
ほら、私の...加護?を使って?......少しは癒せたみたいだし、私も貢献出来てるよね?ね?
「ここよ。
玄関からは少し遠いけど、皆が集まる食堂の側だから何かあっても安心よ。
ここから庭に出られるから、お散歩しても楽しいわよ?
まぁ、こじんまりとした家庭菜園みたいになってるけど...。
本当はもう少しちゃんとした薬草園にしたいんだけどね。
まだ植木鉢から植え替えられてないのよねー。
リーン達も良くここで遊んでるわ。
これからは、ルーフェン君とミタラシ君と一緒に遊ぶんでしょうね。」
「お姉ちゃん...広くない?」
「あら?産まれるのは双子よ?
大工さんをお願いして、寝室を作らないとね。」
「...そう..なのね。」
「大工さんかぁ...お父さんが帰ってきてて良かったよね。」
「そうね。
お父さんが帰ってくる前だったら、大工さんは呼べなかったものね。」
「...リーン?」
バレた!!
ソローッと動いてたのに...なんでバレたのかな?
「...ヴァイス?」
「わん。
[バレてしまったな。]」
「でーにぃ、あっこー!」
背後からレイ兄様によじ登ろうと思ってたのに、気配に敏いのかな?バレました。
さて、バレたのなら仕方ありません。
さぁ、抱っこしてくださーい!!
フローラ姉様は、アナ叔母さんの荷物を片してますので抱っこをお強請り出来ません。
マグ兄様は怖いので選択外なのです。
そこ、落ち込まないで。
体育座りでのの字(あ、ただの渦巻きです。)とか可愛いから...!
はいはい、よしよししてあげるからね。
「まぁーにぃ、いーぉ!いーこ!」
「リーン!可愛いなぁ。」
ウフフ。即復活!
「...兄さん、そこ座って。」
「ん?うん。座ったよ?」
「...はい、リーン。
座ってれば兄さんも抱っこ出来る。」
「おぉ!そっかそっか!」
「まぁーにぃ、むーに...むーに!」
「フフフ。」
「あら、リーンはお兄様の頬を捏ね繰り回しているのね。
お兄様の頬って、とっても柔らかいわよねぇ。」
「ふぉーぁねぇー!あぃー!」
そうなんです。
マグ兄様が座っていれば、抱っこされても怖くないんです。
本当に不思議です...。
ほら、アクティブに動けますよー。
頬っぺたをむにむにと捏ね繰り回してますが、マグ兄様は嬉しそうにニッコニコしてます。
フローラ姉様も、この頬っぺたが大好きなんですね。
ウフフフフ!お揃いですね。
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