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0歳!異世界ライフ始まるよ!
叔母さん、ゲットしました!!7
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「あの...リーノお婆さん、この子はヴァイス君ですよね?」
「わん!
[遅い!]」
遠慮がちに、部屋に顔だけ見せて話しかけてきたリアンナさんの腰の辺りから、リアンナさんを無理矢理に押し退けて1匹の白い犬?が顔を出しました。
うん、これはでかいわー。
「ヴァイス...大人しく待ってなさいと言っただろう?」
「きゅぅ?
[寂しかったんだよ?]」
「おぉー。えぃ!」
「...わん?
[え...あ、赤ちゃんだよね?]」
「モァモァー!」
「それが、さっき話してた犬だよ。」
「ん。」
「良かった...玄関の前で、お行儀よくお座りしてたんです。
もしかして、リーノお婆さんのワンちゃんかな?と思って、連れて来ました。」
アナ叔母さんの顔色は大分良くなったので、手を離して突撃です。
私自慢の高速ハイハイですよー。
モッフモフの毛並みに体当たりー!ふわふわなので、痛くなーい。
むしろ埋もれるのが気持ち良いです。
フェンちゃんはストレートだけど、ヴァイスさんはクルクル天パーです。
あ、スタンダード・プードルっぽい毛並みです。はい。
赤ちゃんに抱きつかれて戸惑ってるヴァイスさんが可愛いわぁ...。
勿論、リーノお婆さんのワンちゃんだったことに安心したみたいで、ホニャッとはにかむリアンナさんも可愛いよぉ。
「...わん?
[えっと、離れません?]」
「やーょ?
[嫌ですよ?]」
「..........わふ。
[あ、そうですか。]」
そうですよー。
誰しも諦めが肝心なのです。
私、モッフモフするの大好きなんだから、誰にも譲りませんからねー。
「リーン、ヴァイスが気に入ったかい?
あぁ、ヴァイス、そこにお仲間がいるよ?」
「わん、わぅん。
[ああ、ホワイトじゃなくてシルバーウルフだね。
良く寝てる...。]」
「ヴィオラが寝かし付けたからねぇ。」
「...わーぅん。
[あれは、逃れられないな。]」
「んにゅー。
[ヴィオラに育てられたのー?]」
「...わふ?!
[念話出来るのか?!その年で?!]」
「あぃ!
[出来るよー!
まぁ、出来るようになったのは最近だけどね。]」
「わぅん?
[本当に赤ちゃんか?]」
「むぅ?
[失礼な犬さんですね。
見て分からないの?
どこから見ても赤ちゃんでしょ?!]」
「わふ!わぅん。
[すまない!
リーンと言うのか?
君が賢くて驚いたのだ。他意は無い。]」
ヴィオラの側で、ミーちゃんと一緒にすやすやと寝入っているフェンちゃんを見て、なんだか和んでるヴァイス...覚えがあるのね。
念話をしてみたら、驚いたヴァイスが失礼な...私が赤ちゃんじゃないみたいに言うから、赤ちゃんらしからぬジト目で見つめてみると、慌てて弁解しながら取り繕うかのように頬をべろんべろんに舐められました。
大型よりも大きい、ヴァイスのお顔がとても近くて迫力満点でした。
フェンちゃんやミーちゃんと同じく、オスなんですね。
時折遊んでくれると嬉しいなぁ。
種族とか関係無く、男の子って遊びが少し乱暴になるから...。
躾はヴィオラがいるもん大丈夫だよね。
*
「わん!
[遅い!]」
遠慮がちに、部屋に顔だけ見せて話しかけてきたリアンナさんの腰の辺りから、リアンナさんを無理矢理に押し退けて1匹の白い犬?が顔を出しました。
うん、これはでかいわー。
「ヴァイス...大人しく待ってなさいと言っただろう?」
「きゅぅ?
[寂しかったんだよ?]」
「おぉー。えぃ!」
「...わん?
[え...あ、赤ちゃんだよね?]」
「モァモァー!」
「それが、さっき話してた犬だよ。」
「ん。」
「良かった...玄関の前で、お行儀よくお座りしてたんです。
もしかして、リーノお婆さんのワンちゃんかな?と思って、連れて来ました。」
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フェンちゃんはストレートだけど、ヴァイスさんはクルクル天パーです。
あ、スタンダード・プードルっぽい毛並みです。はい。
赤ちゃんに抱きつかれて戸惑ってるヴァイスさんが可愛いわぁ...。
勿論、リーノお婆さんのワンちゃんだったことに安心したみたいで、ホニャッとはにかむリアンナさんも可愛いよぉ。
「...わん?
[えっと、離れません?]」
「やーょ?
[嫌ですよ?]」
「..........わふ。
[あ、そうですか。]」
そうですよー。
誰しも諦めが肝心なのです。
私、モッフモフするの大好きなんだから、誰にも譲りませんからねー。
「リーン、ヴァイスが気に入ったかい?
あぁ、ヴァイス、そこにお仲間がいるよ?」
「わん、わぅん。
[ああ、ホワイトじゃなくてシルバーウルフだね。
良く寝てる...。]」
「ヴィオラが寝かし付けたからねぇ。」
「...わーぅん。
[あれは、逃れられないな。]」
「んにゅー。
[ヴィオラに育てられたのー?]」
「...わふ?!
[念話出来るのか?!その年で?!]」
「あぃ!
[出来るよー!
まぁ、出来るようになったのは最近だけどね。]」
「わぅん?
[本当に赤ちゃんか?]」
「むぅ?
[失礼な犬さんですね。
見て分からないの?
どこから見ても赤ちゃんでしょ?!]」
「わふ!わぅん。
[すまない!
リーンと言うのか?
君が賢くて驚いたのだ。他意は無い。]」
ヴィオラの側で、ミーちゃんと一緒にすやすやと寝入っているフェンちゃんを見て、なんだか和んでるヴァイス...覚えがあるのね。
念話をしてみたら、驚いたヴァイスが失礼な...私が赤ちゃんじゃないみたいに言うから、赤ちゃんらしからぬジト目で見つめてみると、慌てて弁解しながら取り繕うかのように頬をべろんべろんに舐められました。
大型よりも大きい、ヴァイスのお顔がとても近くて迫力満点でした。
フェンちゃんやミーちゃんと同じく、オスなんですね。
時折遊んでくれると嬉しいなぁ。
種族とか関係無く、男の子って遊びが少し乱暴になるから...。
躾はヴィオラがいるもん大丈夫だよね。
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