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0歳!異世界ライフ始まるよ!
叔母さん、ゲットしました!!6
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「神様って、私達のことを見ているだけで無慈悲で残酷ですけど...救いを残してくださってるんですよね。」
「神様は、この世界に容易に手を出せないからね。」
「...あぅ。」
神様の加護とか...私貰ってますけど?
良いのかな?
「リーン?どうしたんだい?」
「よーぉ、かーぉ?」
「...加護のことかい?」
「よーぉ、よーぅお?」
「まさか、夜の加護?
悪夢を見ないっていう?」
「あぃ!」
「...神様と話したのかい?!」
「あぃ!しゃーう?ぅー。」
「あらまぁ、凄いわ!たしか、夜目も利くのよね。
突然襲われる心配が、少しだけ減るわね。」
「ティア達に話しておかないとねぇ。
リーン?良かったねぇ。」
「んふー!」
リーノお婆さんとアナ叔母さんに撫で撫でしてもらってご満悦です。
フフフ。神様が夢に現れて、教えてくれたんですよー。
他にも加護があるらしいけど、2歳までのお楽しみらしいです。
思い出したらめっちゃ気になってきたーー!!
そういえば静かだけど...と探してみたら、退屈になったらしい3匹が身を寄せあって仲良く寝てます。
最初は、遊んでてボサボサのミーちゃんを捕まえて、まるで自分の子猫のように優しく舐め回してたんだけど...ミーちゃんが寝落ちると、ついでなのか、フェンちゃんまで捕獲されて舐め回されてたんだよね。
身体はフェンちゃんの方が大きいんだけど、身体を捩って抵抗するフェンちゃんを意外と筋肉質な前足でがっしりと捕まえて...ヴィオラの母性が半端ないですよ。
「ヴィオラは、子供を亡くしたことがあってね...ああいう子供を見ると、世話を焼くんだよ。
リーン、あの子は母親がいないのかい?」
「あぃ。」
「そうかい。
銀虎にも薄情なのがいるんだねぇ。」
「あんなに無邪気で可愛いのに...。」
そうでしょう?
うちの虎ちゃん、無邪気で可愛いんですよ。
ヴィオラの子供かぁ...茶色のキジトラ柄だったら、ベンガルとか付けたいなぁ。
「家には、もう1匹でかくて白いのがいるから、ヴィオラをここに置いていこうかねぇ。
子育て経験豊富だから、あの子の躾をしてくれるよ?」
「おぉー。」
それは大事です。
猫科の躾を知らないから、経験者にお願い出来ると嬉しいです。
フェンちゃんは狼ですからね!
「大きい動物がいるんですか?」
「あぁ、昔薬草採集で拾ったんだけどね?
ホワイトウルフとシルヴォスという種類の犬との子供なんだよ。
両親が猟師によって撃ち取られてね...。
子育て中だと気付いて母親は撃たないつもりだったらしいんだが、メスでもホワイトウルフだからね...この子を隠してから襲いかかったみたいなんだよ。」
「そうだったんですか...それじゃあ、その子は1人になっちゃったんですね。」
「そう。今は、家でのほほんとしとるよ。」
フェンちゃんの先輩もいるんですね。
白いでっかいの...どんなタイプのモフモフでしょうか?
会うのが今から楽しみです。
「明日も来るから、その時にでも会わせるよ。」
「あーい!」
はい、お願いしまーす。
「さてさて...アナ?
疲れてもいるだろうし、少しお眠りなさい。」
「そうします。
リーノお婆さん、ありがとう。」
「あんたらは、私の孫も同然なんだから...。」
「にゃーしゅー!」
「リーンちゃんも、ありがとうね。
おやすみなさい。」
アナ叔母さんの頬に血色が戻って来て、ホッとしました。
会って直ぐは気付かなかったけど、落ち着いた今はお母さんに似てるなと分かるよね。流石は妹。
まずは、ガリガリの身体にお肉を着けないとね。
お母さんが元気な状態で双子ちゃん達を産まないと、お母さんも双子ちゃん達も大変だしね。
*
「神様は、この世界に容易に手を出せないからね。」
「...あぅ。」
神様の加護とか...私貰ってますけど?
良いのかな?
「リーン?どうしたんだい?」
「よーぉ、かーぉ?」
「...加護のことかい?」
「よーぉ、よーぅお?」
「まさか、夜の加護?
悪夢を見ないっていう?」
「あぃ!」
「...神様と話したのかい?!」
「あぃ!しゃーう?ぅー。」
「あらまぁ、凄いわ!たしか、夜目も利くのよね。
突然襲われる心配が、少しだけ減るわね。」
「ティア達に話しておかないとねぇ。
リーン?良かったねぇ。」
「んふー!」
リーノお婆さんとアナ叔母さんに撫で撫でしてもらってご満悦です。
フフフ。神様が夢に現れて、教えてくれたんですよー。
他にも加護があるらしいけど、2歳までのお楽しみらしいです。
思い出したらめっちゃ気になってきたーー!!
そういえば静かだけど...と探してみたら、退屈になったらしい3匹が身を寄せあって仲良く寝てます。
最初は、遊んでてボサボサのミーちゃんを捕まえて、まるで自分の子猫のように優しく舐め回してたんだけど...ミーちゃんが寝落ちると、ついでなのか、フェンちゃんまで捕獲されて舐め回されてたんだよね。
身体はフェンちゃんの方が大きいんだけど、身体を捩って抵抗するフェンちゃんを意外と筋肉質な前足でがっしりと捕まえて...ヴィオラの母性が半端ないですよ。
「ヴィオラは、子供を亡くしたことがあってね...ああいう子供を見ると、世話を焼くんだよ。
リーン、あの子は母親がいないのかい?」
「あぃ。」
「そうかい。
銀虎にも薄情なのがいるんだねぇ。」
「あんなに無邪気で可愛いのに...。」
そうでしょう?
うちの虎ちゃん、無邪気で可愛いんですよ。
ヴィオラの子供かぁ...茶色のキジトラ柄だったら、ベンガルとか付けたいなぁ。
「家には、もう1匹でかくて白いのがいるから、ヴィオラをここに置いていこうかねぇ。
子育て経験豊富だから、あの子の躾をしてくれるよ?」
「おぉー。」
それは大事です。
猫科の躾を知らないから、経験者にお願い出来ると嬉しいです。
フェンちゃんは狼ですからね!
「大きい動物がいるんですか?」
「あぁ、昔薬草採集で拾ったんだけどね?
ホワイトウルフとシルヴォスという種類の犬との子供なんだよ。
両親が猟師によって撃ち取られてね...。
子育て中だと気付いて母親は撃たないつもりだったらしいんだが、メスでもホワイトウルフだからね...この子を隠してから襲いかかったみたいなんだよ。」
「そうだったんですか...それじゃあ、その子は1人になっちゃったんですね。」
「そう。今は、家でのほほんとしとるよ。」
フェンちゃんの先輩もいるんですね。
白いでっかいの...どんなタイプのモフモフでしょうか?
会うのが今から楽しみです。
「明日も来るから、その時にでも会わせるよ。」
「あーい!」
はい、お願いしまーす。
「さてさて...アナ?
疲れてもいるだろうし、少しお眠りなさい。」
「そうします。
リーノお婆さん、ありがとう。」
「あんたらは、私の孫も同然なんだから...。」
「にゃーしゅー!」
「リーンちゃんも、ありがとうね。
おやすみなさい。」
アナ叔母さんの頬に血色が戻って来て、ホッとしました。
会って直ぐは気付かなかったけど、落ち着いた今はお母さんに似てるなと分かるよね。流石は妹。
まずは、ガリガリの身体にお肉を着けないとね。
お母さんが元気な状態で双子ちゃん達を産まないと、お母さんも双子ちゃん達も大変だしね。
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