8 / 9
その8
しおりを挟む リーンが目覚めると、暖かいルークの腕の中にいた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です

悪役令嬢カテリーナでございます。
くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ……
気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。
どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。
40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。
ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。
40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。


若社長な旦那様は欲望に正直~新妻が可愛すぎて仕事が手につかない~
雪宮凛
恋愛
「来週からしばらく、在宅ワークをすることになった」
夕食時、突如告げられた夫の言葉に驚く静香。だけど、大好きな旦那様のために、少しでも良い仕事環境を整えようと奮闘する。
そんな健気な妻の姿を目の当たりにした夫の至は、仕事中にも関わらずムラムラしてしまい――。
全3話 ※タグにご注意ください/ムーンライトノベルズより転載

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。

攻略対象の影薄い姉になったけど、モブってなにしたらいいの?
スズキアカネ
恋愛
転入生を見て思い出した。大好きだった乙女ゲームのモブ姉として私は転生してしまったのだと。だけどモブって何すりゃいいの?
特等席でイベント見れるチャンスだからまぁいいか!2度目のJKライフ、楽しまなきゃ損でしょ!
(本編は全81話)
◇◆◇
小説家になろう・カクヨム・個人サイトにも掲載しております。
文章の転載・転用などは禁止致しております。Do not repost.
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる