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「おはよう! おにいちゃん!」

「…おはよう」

「ねえねえおにいちゃん!きょうのごはんはなにかな?」

「今作るからそこで待ってて」

「わかった!」

 この会話はこの家では毎日行われている。リュウは兄のことが大好きである。そのためいつも兄の輝にくっついて回っている。

一方兄の輝は…

「はぁ…」

「こんな生活いつまでもつか」

そんなこんなしているうちに2人分の朝食を作った輝であった。

「わー!!!おはんができたー!」

リュウはできたての朝食を見つけると大はしゃぎ。兄は朝食をテーブルの上に置くと

「いつまでそこにいるんだよ、早くここ座れ」

と座る場所を指さしながらリュウに向かって言った。すると

「だって おにいちゃんがそこにいろってー」

といい兄が指さしているところへ座った。

兄は「はぁー」と今日も大きくため息をついてから朝食を食べた。


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