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Savage襲来編
26.再構築者
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朝方になり、高木はファイルの束を眺めていた。
この書類は、世間を騒がせている 再構築者と思わしきリストだ。
計793名という人数だが、しかしまだ全てを調べきれていない可能性もある。
一説によるとゲームサービス「拡張世界」の終了する時刻に、デバイスと呼ばれる機器をつけていた者が今回の再構築者になったらしい。
信じがたい状況ではあるが、デボネアという今の人類には到達できない存在を知っているため「さほど驚かない」というのが正直なところだ。
警察関係者である彼は、ただ現場の状況というものをまとめ、専門家の分析に任せる。しかし己の目で見なければ分からない事もあるため、こうして一人一人を確認していた。
日本全国で、いま大きな事件が起きている。
例の魔物と呼ばれる存在は、最初のうちは「道を変なのが歩いてる」という程度の認識だったが、今ではもう人類の脅威になりつつあった。
主要な都市に現れ、それぞれが拠点作りをしている。
彼らの目的も分からないまま鎮圧に向かわせ、そして好戦的な相手だと認識してからは火気の使用を了承したらしい。
もはや高木の職務領域では無いので詳しい事を知らされていない。しかし再構築者と呼ばれる者たちが撃破しつつあると聞く。
「剣と魔法、それに回復ね……。私みたいなおじさんには辛い事件だよ、意味が分からなくて」
彼の見ている履歴書のような紙には、一人の女性が写っていた。
神桜 翠という名前であり眼鏡をかけた学生服姿と、可愛らしい容姿だ。
しかしそこには赤い判子が押されていたので、高木は別の収納箱へその紙をしまう。
「うん、もう朝か。前にいつ寝たのか思い出せんな」
眼鏡を上にずらし、目頭を揉む。
それから立ち上がって伸びをひとつ。寄る年波には逆らえず、ぱきっと腰が鳴る。
そのとき、扉を勢いよく開け、飛び込んでくる者がいた。彼の部下であり、異なる調査を任せていた者だ。
「おっ、どうした。そんなに慌てて」
「大変ですよ、高木さん! 人工衛星のプロジェクトチームから連絡が入りました!」
最初、言われている意味が分からなかった。
そういえばずっと前、そのような人工衛星が軌道を外れて落下という事件を耳にした気がする。
「ああ、あったねえ。今回の事件で、すっかり忘れていたよ。確かテレビで見たかな」
「そこの研究チームから届いたのが、この解析データです。見てください、この記号の形を。意味はまったく分かりませんが、どこかで見たことはありませんか?」
どれどれと覗き込み、同時に高木は目を見開く。
ばんと机を叩いて立ち上がり、そのまま無言で部屋を後にする。待ってくださいと追いすがる部下の手には、先ほどの記号とやらが映っている。
その記号は、現在フル稼働をしている専門家チーム、未知の存在であるデボネアが発していた記号と酷似していた。
現在のプログラムとはまったくの別規格、目もくらむような情報量を処理できる極めて効率的なあの言語が。
この情報へ、すぐに専門家たちは飛びついた。
そしてすぐに、あれやこれやと仮説を交わしあう。
「時間軸から見て、デボネアはまず近くにある衛星へ飛びついた、その認識で良いか?」
「その仮説でまず進めよう。どこから飛来したかはさて置き、その後に衛星を通じてこの日本へ来た。恐らく電子機器の性能や日本という国へのこだわりも無い」
「彼女から見れば、どの国の技術もさほど変わらんだろうからな。ん、まあ多少の優劣はあるか。かの国を選んでいたらきっと大変だ」
彼なりのブラックユーモアだが、皆が反応を示したのは「彼女」という呼び方だった。サーバールームの中央に光るクリスタルに、性別など無いように見えるのだが、という疑問だ。
「ふむ、本題から逸れるが、前にも言ったとおりデボネアからは意思を感じる。まだ言語を調べきれておらんが、それを感じるのは確かだ。その結果、わしは女性だと直感しているが、皆は気にしなくて良いぞ」
「いや、そのほうが良い。むさい男より、女性を調べたい」
「賛成だ。いや、私たちのチームに女性が混じっていなくて良かった。まるで大学生のような会話だからな」
ははは、と皆が笑ったところで高木は咳払いをした。
彼ら専門家というのはユーモアを楽しむ癖があり、時折こうして戻してやらないといけない。
そして議論の筋道を、一番重要な場所に向かわせた。
「では皆さん、話を飛ばして申し訳ないが、今回の占拠事件。あれとデボネアの関連性について、改めてどう思われますか?」
「もうひとつ、Savageという存在について、デボネアは発しておる。恐らく占拠している奴らの事だ」
うん、と幾人かが頷く。
占拠事件が発生する前に、デボネアは端末を通じて開始を告げるカウントダウンを行った。その事を高木は思い出す。
関連性を考える前に、彼らは現在の事象を通じて筋道を議論し始めた。
「あのカウントダウンの意味は、我らへの挑戦。あるいは避難させる猶予を与えた可能性がある」
「挑発しても意味が無い。降伏を求めていれば別だが、その問いかけさえデボネアは伝えていないからな」
「再構築者と呼ばれる者を生んだのもデボネアじゃろう。先ほどの時間軸、そして人類には出来ない事象という程度の根拠じゃが」
そして状況としては、あの魔物は再構築者にしか倒せない。その理屈さえまだ自分たちは分かっていない。
しばらく空白の時間が生まれ、白髪混じりの男性が口を開く。
「やはり高木さん、再構築者のサンプルがいる。できれば攻略を終えたばかり、それも生きの良い者を連れてきてくれないかね?」
「そうしましょう。それで、議論は停止しましたが、まずは皆さんの意思を聞きたい。直感で構いません。デボネアは敵ですか、味方ですか?」
もしも敵であれば、政府から提案されている本施設の爆破も視野に入る。その事を十分に理解している彼らは、じっとおし黙った。
「……希望か、絶望か、パンドラの箱か」
「ふうむ、人としては希望だと思いたい。わしらの研究が人を救うと思いたい。だが、それはただの願いだ。意思じゃない」
「悲しいが、私は政府からの命令には従う。そのことも、きっとデボネアは分かっているだろうからな」
その言葉はつまり、爆破に効果は無いという意味がある。対策など当たり前のように講じている、と。
しかし日本から敵視されたと彼女は思うだろう。そのとき状況が改善されるとは、高木の目からも見えない。
彼らから答えはひとつも得られなかったが、しかし高木の意思はこの瞬間に固まった。
この書類は、世間を騒がせている 再構築者と思わしきリストだ。
計793名という人数だが、しかしまだ全てを調べきれていない可能性もある。
一説によるとゲームサービス「拡張世界」の終了する時刻に、デバイスと呼ばれる機器をつけていた者が今回の再構築者になったらしい。
信じがたい状況ではあるが、デボネアという今の人類には到達できない存在を知っているため「さほど驚かない」というのが正直なところだ。
警察関係者である彼は、ただ現場の状況というものをまとめ、専門家の分析に任せる。しかし己の目で見なければ分からない事もあるため、こうして一人一人を確認していた。
日本全国で、いま大きな事件が起きている。
例の魔物と呼ばれる存在は、最初のうちは「道を変なのが歩いてる」という程度の認識だったが、今ではもう人類の脅威になりつつあった。
主要な都市に現れ、それぞれが拠点作りをしている。
彼らの目的も分からないまま鎮圧に向かわせ、そして好戦的な相手だと認識してからは火気の使用を了承したらしい。
もはや高木の職務領域では無いので詳しい事を知らされていない。しかし再構築者と呼ばれる者たちが撃破しつつあると聞く。
「剣と魔法、それに回復ね……。私みたいなおじさんには辛い事件だよ、意味が分からなくて」
彼の見ている履歴書のような紙には、一人の女性が写っていた。
神桜 翠という名前であり眼鏡をかけた学生服姿と、可愛らしい容姿だ。
しかしそこには赤い判子が押されていたので、高木は別の収納箱へその紙をしまう。
「うん、もう朝か。前にいつ寝たのか思い出せんな」
眼鏡を上にずらし、目頭を揉む。
それから立ち上がって伸びをひとつ。寄る年波には逆らえず、ぱきっと腰が鳴る。
そのとき、扉を勢いよく開け、飛び込んでくる者がいた。彼の部下であり、異なる調査を任せていた者だ。
「おっ、どうした。そんなに慌てて」
「大変ですよ、高木さん! 人工衛星のプロジェクトチームから連絡が入りました!」
最初、言われている意味が分からなかった。
そういえばずっと前、そのような人工衛星が軌道を外れて落下という事件を耳にした気がする。
「ああ、あったねえ。今回の事件で、すっかり忘れていたよ。確かテレビで見たかな」
「そこの研究チームから届いたのが、この解析データです。見てください、この記号の形を。意味はまったく分かりませんが、どこかで見たことはありませんか?」
どれどれと覗き込み、同時に高木は目を見開く。
ばんと机を叩いて立ち上がり、そのまま無言で部屋を後にする。待ってくださいと追いすがる部下の手には、先ほどの記号とやらが映っている。
その記号は、現在フル稼働をしている専門家チーム、未知の存在であるデボネアが発していた記号と酷似していた。
現在のプログラムとはまったくの別規格、目もくらむような情報量を処理できる極めて効率的なあの言語が。
この情報へ、すぐに専門家たちは飛びついた。
そしてすぐに、あれやこれやと仮説を交わしあう。
「時間軸から見て、デボネアはまず近くにある衛星へ飛びついた、その認識で良いか?」
「その仮説でまず進めよう。どこから飛来したかはさて置き、その後に衛星を通じてこの日本へ来た。恐らく電子機器の性能や日本という国へのこだわりも無い」
「彼女から見れば、どの国の技術もさほど変わらんだろうからな。ん、まあ多少の優劣はあるか。かの国を選んでいたらきっと大変だ」
彼なりのブラックユーモアだが、皆が反応を示したのは「彼女」という呼び方だった。サーバールームの中央に光るクリスタルに、性別など無いように見えるのだが、という疑問だ。
「ふむ、本題から逸れるが、前にも言ったとおりデボネアからは意思を感じる。まだ言語を調べきれておらんが、それを感じるのは確かだ。その結果、わしは女性だと直感しているが、皆は気にしなくて良いぞ」
「いや、そのほうが良い。むさい男より、女性を調べたい」
「賛成だ。いや、私たちのチームに女性が混じっていなくて良かった。まるで大学生のような会話だからな」
ははは、と皆が笑ったところで高木は咳払いをした。
彼ら専門家というのはユーモアを楽しむ癖があり、時折こうして戻してやらないといけない。
そして議論の筋道を、一番重要な場所に向かわせた。
「では皆さん、話を飛ばして申し訳ないが、今回の占拠事件。あれとデボネアの関連性について、改めてどう思われますか?」
「もうひとつ、Savageという存在について、デボネアは発しておる。恐らく占拠している奴らの事だ」
うん、と幾人かが頷く。
占拠事件が発生する前に、デボネアは端末を通じて開始を告げるカウントダウンを行った。その事を高木は思い出す。
関連性を考える前に、彼らは現在の事象を通じて筋道を議論し始めた。
「あのカウントダウンの意味は、我らへの挑戦。あるいは避難させる猶予を与えた可能性がある」
「挑発しても意味が無い。降伏を求めていれば別だが、その問いかけさえデボネアは伝えていないからな」
「再構築者と呼ばれる者を生んだのもデボネアじゃろう。先ほどの時間軸、そして人類には出来ない事象という程度の根拠じゃが」
そして状況としては、あの魔物は再構築者にしか倒せない。その理屈さえまだ自分たちは分かっていない。
しばらく空白の時間が生まれ、白髪混じりの男性が口を開く。
「やはり高木さん、再構築者のサンプルがいる。できれば攻略を終えたばかり、それも生きの良い者を連れてきてくれないかね?」
「そうしましょう。それで、議論は停止しましたが、まずは皆さんの意思を聞きたい。直感で構いません。デボネアは敵ですか、味方ですか?」
もしも敵であれば、政府から提案されている本施設の爆破も視野に入る。その事を十分に理解している彼らは、じっとおし黙った。
「……希望か、絶望か、パンドラの箱か」
「ふうむ、人としては希望だと思いたい。わしらの研究が人を救うと思いたい。だが、それはただの願いだ。意思じゃない」
「悲しいが、私は政府からの命令には従う。そのことも、きっとデボネアは分かっているだろうからな」
その言葉はつまり、爆破に効果は無いという意味がある。対策など当たり前のように講じている、と。
しかし日本から敵視されたと彼女は思うだろう。そのとき状況が改善されるとは、高木の目からも見えない。
彼らから答えはひとつも得られなかったが、しかし高木の意思はこの瞬間に固まった。
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