こいつ弟の彼女だから【R18】

まきします

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それぞれの過ごす冬

うさぎちゃんに尽くす夜 後編

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 ざばあ、と湯に浸かると温かさが心地良かった。
 鵜鷺さんもどうぞと手を伸ばすと、躊躇しながらも俺にお尻を向けて、とろっとした秘部をわずかに見せてから湯に浸かってゆく。

「……狭いわね。肩まで浸かれないわ」
「もっと寝そべっていいですよ。ほら」

 後ろから肩を引くと、ざばっと湯を分けて彼女の頭が乗ってくる。肩を枕にして、ちらりと強気そうな瞳が俺を見た。

「やっぱり呆れるわね。お風呂に一緒に入りたいなんて。それと背中に硬いアレが当たっているわ。どかしてくれる?」
「無理ですよ、生理現象なんですから。それに……」

 視界の先には、ぷかっと湯に浮いた胸がある。谷間には湯が入り込み、沈んだ先端がゆらゆらと揺れて見えているのだから、これで勃たない人はいない。
 そんな視線に気づいたのだろう。彼女は唇を開くと、かぷっと顎に噛みついてきた。甘噛みだし痛くはない。じゃれただけだ。

 今度はいけそうだなと思い、そっと唇を近づけてみると紺色混じりの瞳が俺を見る。
 ざぱっと湯から上がった彼女の腕は、俺の後ろ首を掴む。そして引き寄せられるまま、わずかに開いた唇同士が重なった。

 熱さを感じる唇であり、歳に合わない弾みがある。すべすべな唇をなぞるように舐めると、ピンク色の舌が覗いて舐め返してきた。

 るろるろとしつこいくらい舐め合って、息継ぎのように唇が離れると、はあーーっと彼女は熱い息を吐く。
 はあー、はあー、という呼吸はしばらく続いて、ごくっと彼女は喉を鳴らした。

 もしかしたらスイッチが入ったのかもしれない。あるいは体勢不十分なのが不満だった?
 分からないが鵜鷺さんは湯船の縁に手を置くと、ざぼっと裸体を湯から上げる。そして正面から四つん這いの格好になって、今度は隙間なく唇が触れ合うことになった。

 体勢が変わると谷間はさらにはっきりとした線を生み、のしんと心地良い重さを胸に与えてくる。こればかりは触らずにはいられない。

 乳房の下、指を包み込む場所を撫でると、はっ、はっ、と唇がわずかに離れて息を漏らす。こぼれそうな唇の唾液をぺろりと舐めて、それからさらに深くまで鵜鷺さんは舌を入れてきた。

 ぬるぬるの舌に舐められて、熱い吐息をずっと吹きかけられている。当然のこと互いにのぼせてゆくことになり、はあっ、と熱い息を吐いて彼女は離れた。

 はー、はー、という呼吸がしばらく浴室に流れ続けて、再び彼女はごくんと喉を鳴らした。

「きゅ、急にムラムラしたわ。いまのは間違いだから、調子に乗らないで」

 頬を赤くさせながら、ほつれた髪を彼女は耳にかける。
 そして身体を起こすと、輪郭をはっきりさせた迫力ある乳房が視界に現れる。彼女が呼吸を整えるあいだ、たぷたぷと揺れ続けた。

 じっと胸を見られているのにも気づいているだろう。先端をかすかに震わせており、陰毛からたくさんの湯をこぼしながら近づいてくる。そして俺の肩にぺたんと触れた。

「お風呂でするの、あまり好きじゃないのよね」
「狭いですしね。脚もつりそうですし」

 ええ、そうね、嫌いなのよね、とうわごとのように返事をしながら、彼女はゆっくりと湯のなかで肉棒を飲みこみ始めた。
 ずぶずぶという感触に包まれてゆき、こちらも迎えるように位置を変える。狭い湯船だ。自然と彼女の長い脚はこちらの両肩に乗って、決して転ばないように腰をしっかりと支える。
 くうっ、とこらえる表情と共にさらに奥まで挿入した。

 腰を引きつらせるような動きをして「待って」と手を向けてきたので動きを止めて待つ。すると彼女は向こう側に寝そべって、己の太ももを掴むとグイと広げて見せた。
 かなり色気の強い光景だ。あそこをぬっぽりと包み込んでおり、陰毛まで丸見えだ。それでいて大きな乳房は湯に沈みきらずに浮いている。
 休んだおかげで息がだいぶ整った彼女は、くすっと笑った。

「その顔、興奮しているわね」
「あー、もちろんしますよ。でもいいんですかね。もしかしたら将来は叔母さんになるかもしれないのに」
「それ、一気に萎えるわ。本当にいまさらだけど」

 くつくつと笑う振動があそこから伝わってくる。同時にきゅぅっと締まったのは、まんざらでもないのかもしれない。
 こんな場所だ。わずかにしか動けない……いや、動かない。もどかしい気持ち良さしか与えないように俺は努めて、ぬーっぽ、ぬーっぽ、と目の前で挿入されるという淫猥そのものな光景を楽しむ。

 そして腰を引き寄せると、ぐりっと一番奥を刺激した。

「う……、う……!」

 瞳をぎゅっとつぶり、ピクピクと乳房を震わせている。達するには刺激が足りず、さりとて離れるのは惜しいと思える気持ち良さ。いまはそれくらいがちょうどいい。
 肩に乗っているすべすべの脚に口づけしながら彼女を観察すると、やはりまだ余裕がありそうだった。

「こ、このあいだほどじゃ、ないわね……」
「やっぱり黒バニーのほうが燃えるんですかね」
「バカ。あんなの大したことないわ」
「じゃあ、また今度着てくれません? うさぎちゃん」

 そう言って笑いかけると、手でばしゃっとお湯をかけられた。
 ばしゃばしゃと尚も続き、乳房を湯に浮かべた向こうから「本当にあなたってバカね」とまた悪態をついてくる。
 じゃあ自分から着たいって言うまで、今夜はとろとろにさせないとなって思うよね、そりゃあ。

 ぬこっとした感触が内側にある。そこをこすると、ひくっと首筋が震える。ぬこっ、ぬこっ、というゆっくりの刺激は彼女が大好きな場所で、だんだん唇が開いて軽口を叩けなくなってきている。でも達することはできない。

「ウ……ッ、く……ッ!」

 きゅーーっと奥が締まってきて、こちらが動きを緩めると彼女はまた息を整え始めた。そしてほつれた髪をまた耳にかけ直して、キッと俺を睨んでくる。

「なに? 射精しそうなのを我慢してるの?」
「仕事でへとへとだから動けないだけですよ。今夜は鵜鷺さんに尽くしますし、ここでは身体を洗うだけって約束もしてますから」
「……そう、ならのぼせる前に上がるわ」

 ざぼおっと湯から腰を上げて、秘部を見せつけてくる。引き抜かれたペニスが反り返り、そこは大量の粘液でぬるぬるに光っていた。

 たぶん彼女とは私生活を含めて主導権を争い合う関係になると思う。マウントの取り合いというのかな。プライドが高くて上に立っていないと気が済まない性格だから、自然と相手を見下そうとする。
 なにげに優しい人だし頭にきたりなんてしないけど、この場においては逆らったときの反応が見たい。

 だから、ふふんと笑う彼女の腰を支えて、もう少し上げることにした。

「鵜鷺さん、そのまま」
「え?」

 まだ閉じきっていない秘部、そこに顔を近づけると、お風呂の縁に両肘を置いていた彼女は焦る。待ってと言われてもこれは洗うという行為なのだから待ちはしない。
 湯気につつまれるお尻は大きくて、真っ白で、拒むように太ももをぴっちりと閉じた。

「ちょっ、ちょっと、それはさすがに恥ずかし……!」

 いくら太ももを合わせたって、線になったオマンコが丸見えなんだよね。舌全体でぬるーっと舐めると、ばしゃりと湯が波打った。
 縦にじっくり舐めていく。ちょっとだけ中に入れて舌先を震わせると、支えているお尻から痙攣が伝わる。

 じっくり舐めるのが一番いい。同じリズム、同じ刺激をずっと与えて、ふやけるくらい舐める。すると、は、は、は、と息がだんだん早くなって、たまにゴクッと喉を鳴らす音が聞こえる。

 大きくて桃のようなお尻を撫で回したいけど、いまはしっかり支えないといけない。だから単調に舐め続けることに集中する。すると、ぴっちり閉じていた太ももが観念したように開き始めた。

 身体に力が入らなくなり、ようやく開けた視界の向こうには天井に向けて熱い息を吹く鵜鷺さんがいた。フーッ、フーッ、と興奮した息をしており、とろける愛液が彼女の無防備さを伝えている。

「続き、向こうでします」
「…………」

 こちらを向いた彼女の顔はとろんとしており、わずかに涎を垂らしている。それを指で拭いながら、コクンと彼女は大人しく頷いた。



 湯船から出るなり、鵜鷺さんを洗面台に手をつかせる格好でセックスした。
 鏡は湯気であっという間に曇って、ぱこっぱこっとお尻が鳴る。頭を左右に振って声が出ないようにこらえているようだったけど、先ほどまでずっとイきかけの状態で止めていたのだからたまらない。

「ア゛ッ!」

 一番奥まで入れてビタッと動きを止めると、背中を痙攣させながら鵜鷺さんは声を上げた。
 支えの腕はぶるぶる震えており、ここが気持ちいいのかなとコネはじめると汗がぶわりと浮く。鳥肌も立っているし、かなりお気に召したらしい。

「そッ、コッ……!」

 1オクターブ高い声に変わったので曇った鏡をぬぐってみると、そこにはたまらなそうな顔が映っていた。いいトロけ具合だ。
 吐き出される息ですぐに曇り、お望みのまま優しくコネる。すると痙攣がだんだん増してきて、支えの両腕を震わせながら仰け反ってゆく。

 ぶしゅっと温かい液体を撒き散らし「お゛ううッ」と歯を食いしばりながら呻く。びくびくと絶えずお尻を震わせて、ただただ幸福感に包まれるというオーガズムの時間を楽しんでいた。

「鵜鷺さん、弱いトコを教えてくれません? 気持ちいい場所をです」
「そっ、こっ、イイ、から……ぐりぐりって、動かして……」

 たんっとお尻を鳴らしてからまたコネる。ひっいっ、と悲鳴混じりの声を上げる様子に、先ほどまでの気丈さはなかった。
 餅つきと同じように、たぱんっとお尻を鳴らしてからコネコネする。それをずっと繰り返しているうちに、彼女はだらっと唾液をこぼした。

 肩をつかんで引き寄せる。
 背中に密着すると彼女の痙攣が直に伝わってきた。

「うさぎちゃん、今度バニー服を着てくれませんか?」
「ど、うせッ、無理に、着せるでしょうし……うっ! あっ、あっ、あっ……!」

 腰をグリグリさせると慌てて俺の腕をにぎってくる。こてんと肩に頭を乗せてきて、続けてこちらに向けた表情は、とろーっととろけた顔だった。

「いいじゃないですか、二度目なんだしバニー服を着ても」
「だ、からッ、きっ、着ても、別に……」

 あ、そろそろ平気そうだ。
 そっと顔を近づけると、迎えるように彼女は自然と唇をひらく。はあー、はあー、と震える呼吸をしながらそっと舌を差し出してきた。
 舌先でわずかにそれをつつくと、ひくんっと唇がわななく。

 じらす気はないし、今夜は尽くす夜だ。差し出された舌を吸うと、ビクッと肩が震えた。
 ねるんねるんと上も下もコネていくと、素肌が直に痙攣を伝えてきて気持ちいい。射精感も駆けあがってきたし、あそこを指でいじくり、残っていた液体をぶしゅっと吹き出す様子をながめつつ耳元に問いかけた。

「絶対に着ます?」
「絶対に着る」

 ぽたたっと唾液をこぼしながら、彼女はそう言い切った。朦朧としているから言ったわけでなく、ぞくんぞくんと興奮している様子は、たぶんバニー服を着たがっている。
 まあ、分かってはいたかな。あのときは連続アクメをしたんだし、性的興奮を誘うアイテムと化しているだろうしさ。

「ここ、直にブッかけます。最初ですからすごい量です」

 とん、とん、と奥を突く。朦朧としながらも彼女はじっと俺を見ており、振動で顎がゆらゆらと揺れていた。
 喉をゴクッと鳴らして、そして返事代わりに大きなお尻が蠢き始めた。薄暗い脱衣所でぐねぐねと腰をクネらせる光景はひどく性的だ。俺の目をじっと見て、ハーハーと興奮しきった息を吐いている様子はこっちまでトロけてしまいそうだった。

 やがて、ビタッと密着しきった状態で、射精を告げる音が響く。
 宣言通りのすごく長い射精だ。そして静けさに満ちていたから俺たちの耳にまで聞こえる。水鉄砲を何度もかけるような音だけど、そんなものよりずっとずっと彼女を性的に興奮させる。

 ア、オオ、と絞り出すようなこらえきれぬ声を上げて、鵜鷺さんの瞳はぐるんと上向いた。


     §


 さて、宣言通り、今夜は尽くす夜だ。
 ゴーッとドライヤーをかけて鵜鷺さんの髪を乾かして、リビングに移ってからは足裏マッサージをする。ぐいぐいと力を込めて。

「こっちのマッサージ、ぜんぜん分からないです」
「あ、そう。せいぜい心を込めて揉むことね」

 などと爪の手入れをしている鵜鷺さんからそう言われた。
 すっかりお風呂に入る前の状態に戻ってしまったが、汗ばむ様子を見るにまんざらでもないらしい。痛いのと気持ちいいのが混ざっているらしく、まあこれはこれでいつか茜ちゃんに使えるか、などと思う。

「今度、うちに修行しに来なさい。プロがいるから本格的に教われるわよ」
「いえ、さすがにそこまでは……。滞在するのも迷惑でしょうし」
「別にいいわ、一人や二人くらい食い扶持が増えたって。あなたってなにかと便利そうだから、そばに置きたくなるのよね」

 う、これは褒め言葉と受け取っていいのかな。彼女の場合、裏がありそうで怖いんだ。前に伊豆に行ったときなんて本当にひどい目にあったし。
 それに「一人か二人」って、つまり事情を知っている志穂さんを誘ってという意味じゃ……いや、深く考えないでおこう。

「肩とかのマッサージなら割と得意なんですけどね。どうします?」
「じゃあやってもらおうかしら。でも、ここだと眠ってしまうかもしれないし、先にベッドに運んでくれる?」

 う、2階まで運べるかな。おんぶなら行けそうだけど、女性を運ぶならやっぱり横抱きだろうし……。

「ええ、善処します。しっかり掴まってくださいね」
「無理そうなら早めに言って。階段を転げ落ちるのはごめんだわ」

 そう言いながら首に抱きついてきた。シャンプーの香りに包まれながら、背中と脚を支えて立ち上がると……ふわっと浮く。あ、割と平気そうだ。茜ちゃんよりちょっと重いくらいか。
 そっか、締まるところは締まっているんだし、警戒する必要はなかったな。

「軽いですね、うさぎちゃん」
「あら、その呼びかたを気に入ったの? いいけど、人前以外で呼びなさい」

 いい? と首を傾げられたのでうなずく。
 そして顔を戻したとき、ちゅっとキスをされて……俺は驚いた。勝手に胸がドキッと鳴ったし、慌てて彼女を見たら、してやったりとにんまり笑っていた。

 あーあ、不意打ちキスって本当にずるい。お風呂でした連続イキなんて帳消しにされるし、俺たちの表情を見れば、どちらがマウントを取っているかは明らかだ。
 どちらにしろ情報を持っているのは彼女なのだし、勝てるはずもなかったか。

「では、うさぎちゃん。お二階へ」
「それってマッサージだけで終わるのよね?」
「ええ、そのつもりですよ。恐らくは」

 ならいいわと了承を受けて、俺は転ばないように気をつけて階段を登ってゆく。やはり彼女は大人しく運ばせてくれた。
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