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天童寺 茜の章
あなたに聞こえるといいな
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バスタオルからこぼれ落ちた胸は、ベッドに触れてなだらかに歪む。お風呂上がりの汗を浮かせた皮膚は、彼女特有の甘い香りを漂わせていた。
ぷっくりとふくれた乳頭は薄暗い間接照明によって陰影をつけており、普段よりもずっと女としての気配が色濃かい。漂う香りはミルク混じりで、それが鼻腔をくすぐって俺の理性を溶かしにかかってきた。
すぐ目の前に、彼女がいる。
薄暗いけど息づかいが聞こえてくる。
茜という名の女学生で、一緒に遊んだこともあるし、この子の妹と昼間は映画に行った。しかしいつも目にする清純な姿はここに無い。ぽやっとした目つきで見下ろしているのは、俺が舌で舐める瞬間をじっと待っている風だった。
どきっどきっという彼女の鼓動が乳房から伝わってきそうだ。触れるか触れないかというところで動きを止めると、上から響く呼吸音が先ほどより大きくなる。興奮したのだ。刺激を待ちきれずに、ぷくっとした乳頭がさらに硬さを帯びてゆくのが見て取れた。
半開きになってゆく彼女の唇。それは清純さを残している美しい形をしており、つい先ほど暗闇のおかげで重ね合うことができた。ものすごく柔らかくて、鼻息が触れてきて俺は絶頂しそうだった。
もっと彼女の声が聴きたい。
唐突にそんな欲望が働いて、ぐっと背中を抱き寄せると口いっぱいに乳頭へ吸いついた。
うふぅーっ、という吐息が上から響く。そっと俺の肩を抱き返してきて、その乳房に埋めようとしてくる。柔らかくて弾力があり、いつまでも舐めていられそうだ。ぷくっとした感触を舌で触れ、そして俺はぬるるぅーっと上下にたっぷりと刺激する。
「あーーッ、んッ、んんッ、んッ!」
不意打ちだったのか彼女はより俺の頭を強く抱いて、乳房に固定しようとする。もっと舐めてと言っているように感じたし、実際にそうだったろう。だから遠慮せず、舌の動きをより早くする。るるると小刻みに、円を描き、そしてまた小刻みに。
とがった顎先を彼女は仰け反らせて、びぐんっという痙攣が腰を支える手まで伝わってきた。
不思議なことに、いつまでも舐めていられるんだ。彼女の味が口いっぱいに広がって、頭をジンとしびれさせてくるからだと思う。もっと舐めたくなり、また魅惑的な痙攣を増やしたくなる。好きで好きでたまらなくて、もっと俺を感じて欲しくなる。
反対側を舐めようと、ちゅぽんと乳首から口を離す。はっ、はっ、という呼吸が聞こえてきた。彼女が息を整えているんだ。でも性欲には決して逆らえず、身をわずかに傾けて反対側の乳頭を俺に差し出してくる。
もうこのときは玉のような汗が流れていて、また舐める前から既に先端を硬くさせている。色素が薄くて子供のようで、そして光沢を帯びているものに吸いつくと、先ほどよりも強い「アンッ!」という声を響かせて、彼女は背を弓なりにさせた。
ンッンッンッ、と舐めるのに合わせて彼女は鼻を鳴らす。布団のなかは見えないけれど彼女の太ももから絡みつかれて、そこがぬるっとしていた。
ぬるっ、ぬるっ、と小刻みに腰をクネらせて、そして彼女自身が当たっている。それは熱くって女性的で、バスタオルに潜り込んだ俺自身のものがはちきれそうだった。きっとすべすべのお腹には、俺の先ばしった液体が塗りたくられているだろう。
ふと気になって布団を開く。
そこから漂うのは、むあっという動物的な香りであり、それを嗅いだ彼女もぞくんっと裸体を震わせた。ただただ性欲に飲みこまれて、我を忘れてしまう女。そう自覚したのだろう。
不意に感じたのは彼女の指だった。布団のなかでもぞもぞと動いて、アレに指をかけてくる。ちゃんと握って形を感じて、そしてゆっくり前後させてくる。
たまらなかった。見上げる形で彼女から唇を落とされて、密着したまま舐められるんだ。布団のなかでシゴかれながら。
愛情と快楽を与えられて至福だったし、ゾクゾクと背筋を駆けあがるものを止められない。
普段なら決してしないことが今なら許される気がした。だから俺も彼女を見習って指を伸ばし、そして暗くて何も見えないというのに一直線に彼女自身に触れる。
ンンッ! と、彼女は口内であえいだ。
舐める舌は動きを止めて、あううと呻きながら俺の背を抱き寄せる。
ぬぶ、ぶ、と指先が中に入っていくが、熱くってどろっとしていて驚いた。女性の内側はこんなことになっているのかと衝撃を受け、そして、ぎゅ、ぎゅ、と絞めつけてくる動きにまた驚く。
あちこちを指で触れ、ただ彼女の身体の反応を調べる。初めてだし、なにもかも分からないからだ。ただひとつ、彼女の反応だけが正解を教えてくれる。
ぴくんと震えて吐息をひとつ。
いまのは「惜しい」という感じだった。がっかりされた気がして少しだけ焦る。ぬるる、と上側に触れてみると、ぎゅうっと強く絞めつけられた。彼女の腕からも内側からも。
ここは突起のすぐ下くらいだろうか。
親指で硬いそれに触れ、ふやけてしまいそうな中指は先ほど探り当てた膣壁に触れる。こうやって挟む感じならどうかなと、ゆっくり円を描きながら指先で問いかける。ビク、と強い痙攣をひとつして彼女はしっかりと俺を掴んできた。
大正解と言われた気がした。
じゅ、じゅ、じゅ、とそこを責める。すると見る間に彼女の顔は変わり始める。髪をぐっしょりと汗に濡らし、んんんーーっと歯を食いしばったんだ。
痛いのか、どうなんだ。それともすごく気持ちが良いのか?
そう混乱していると再び乳房に鼻を埋める形で抱きすくめられ、そして頭の上から喘ぎ声が響き始めた。
「あッ、あぁーー、ダメっ、だめぇ、そこね、触っちゃだめなの。わたしっ、変な声っ、出ちゃうからっ」
ぬ゛るるっ、とそこに強く触れた。途端に彼女は真上を向いて、抱きすくめたまま「アンンッ!」と鳴いた。それは頭が痺れるほど魅惑的な声で、また俺の指に夢中になっている声だった。
ギシギシとベッドが鳴るのは、彼女が腰を動かしているからだ。指先をすごく弱いところに押し当てて、絶えず刺激を与えているからだ。とろとろと粘液が指にまみれて、そして彼女の息は荒げていく。
達したがっている。それが分かった。腰の動きが小刻みになって、とても効率的にオーガズムの階段を駆け上がっているように感じたんだ。ぬるぬるの指を思い浮かべて、きっと頭のなかは女性器のことでいっぱいになったろう。彼女も俺も。
そしてぎゅううっと全身で抱きすくめられた瞬間、「ンンッ、ン゛ッ!」と彼女は鳴いた。
びぐ、びぐ、という痙攣に合わせて鳴き、そして指を引き抜いたときはさらに大きくお尻全体を震わせる。
こおおと耳に響くのは彼女の肺が膨らむ音で、乳房に挟まれているから聞こえた呼吸音だった。大きく息を吸い、それからアクメの余韻を残した痙攣ぎみの呼吸を彼女はする。
「い、イッっちゃった、こんなに早く……。私、すごく変わっちゃった気がする。少し前はごく普通の子で、エッチの話題なんて興味もなかったのに」
うわごとのようにそう彼女は話しかけてきた。相変わらず俺を抱きすくめたまま、そして布団の中では太ももを絡ませたまま。
何も言ってはいけない気がしたし、その理性は正解だろう。この状況は弟と間違われているに過ぎないのだから。だけど先ほどの声には恐れが混じっていて、いまは答えてあげないとダメだと思った。
「茜ちゃんは茜ちゃんで、なにも変わってないよ。気持ち良いことを知っただけで、それは変化とはまた違う」
朦朧とした頭で言葉を吟味しているのか、返事はなかなか返ってこない。そして再び乳房にぎゅうと抱かれて、頭の上からぽそぽそと声が降ってくる。
「ふふ、その言い方、あなたのお兄さんにそっくり」
どきんと胸が跳ねる。彼女の声は綺麗で、耳の奥まで自然に入ってくる。清らかな気配と穏やかな感情が流れ込んできて、俺をうっとりさせる。
「このあいだ、お兄さんと漫画喫茶に行ったの。妹も一緒よ。あの子ったら私よりも人づきあいが苦手なのに、今日はね、お兄さんと一緒に映画館に行ったんですって。ふふ、すごく年が離れているのに友達ができたみたいに話すのよ。むすっとしてて、それが可愛くて」
たくさん降ってくる声が、またたく星のようだった。言葉のひとつひとつが綺麗で、なぜか夢を見ているみたいだった。
彼女は距離感を間違えて、俺はその近さにめまいを起こしかけている。こんなに綺麗な声を聞けて幸せだった。
そして額に灯された熱は、彼女の唇だと気づいた。
「ありがとう、変わっていないと言ってくれて。私、エッチだったんだなぁって知ったわ。他の子と変わらないかもしれないし、すごく敏感かもしれない。でも今夜は、あなたの好きって感情が流れ込んできてすごく嬉しい。ずっと胸がどきどきしているの。あなたに聞こえるといいな」
ああ、それも感じてくれるのか。決して好きだと言えないのに、触れるだけで伝わってしまう。
感じて欲しくて、気持ち良くなって欲しくて、そして心配はなにもいらないよと伝えたかった。
だから布団のなかで彼女の太ももが動いて、アレ同士が触れあったときなんて互いにびくんと震えてしまう。この先はもっともっと気持ち良くて、たまらなくなることを知っているから。
「は、いっ、ちゃうっ、かも……っ!」
ずりずりと動く太ももは、拒んでいるというよりは招いている風だった。己からじっくりと腰を下ろして、少しずつ、入り口をぐぐっと広げていく。
ゆっくりと布団が持ち上がる。彼女が脚を開いてゆき、そのひざが押しあげていた。太ももを手で支えると、ずぶぶっとより深く埋まる。
「あッ、待っ、てっ……これ、凄い、やつ……っ!」
こらえ性が無いわけじゃない。むしろ我慢強いほうだと思う。でもこのときの俺は正反対で、彼女のくびれた腰を掴み、さらに引き寄せることしか考えられなかった。
あ、う、う、と小刻みな声を響かせながら、彼女の膣に入っていく。ぴくぴくした痙攣が内側から伝わってきて、また溶けるような体温をしている。首にすがりつく腕は汗に濡れており、耳元で彼女の荒い呼吸音が聞こえていた。
「入っちゃ、うぅ……っ!」
びぐんっと布団全体が揺れた。びぐ、びぐ、と射精に似た動きを彼女はして、先端から根元まで愛液をじゅわあっと吹き出させる。暗いせいか伝わる感覚はよりリアルで、そこにある段々が脳裏に浮かび上がるほどだった。
抱きつかれて密着した身体から熱が伝わり、気がついたら俺まで汗で濡れている。そして彼女の唇が耳に触れそうな距離で囁いてきた。
「だめ、動いちゃ、だめぇ……っ!」
そうは言っても、ぬ゛っ、ぬ゛っと動いているのは彼女自身だ。俺は太ももを支えているに過ぎなくて、ただ彼女の膣がなめくじに似た蠕動を起こしているのを感じるだけだが……ぐっ、具合が、良すぎる……っ!
ぞくんぞくんと背筋が震えて、こらえきれず熱い熱い息を俺は吐く。抱きつかれて密着した下腹部からは、ぴく、ぴく、という震えが伝わってきて、俺まで静電気に包まれたように敏感だ。一番奥を貫いた状態で、互いに腰を震わせることしかできない。
ほおお、と湯気だつような吐息をして、彼女は朦朧とした声をあげる。
「ゴム、着けて、ない、の?」
「無い、けど……手元に無くて……」
まずいよぉと呟いてから、ぬるっ、ぬるっ、と彼女の腰が動く。こらえられないのはお互いさまで、俺だって彼女に合わせて動いてしまう。カッと体温が高まって、下半身だけは別の生き物になったみたいにとても気持ち良くなろうとする。
こらえきれずに口を開き「あぁ」と喘いだとき、上からかぽりと唇を密着させられた。フーフーと鼻息を響かせて、とろんとした彼女の瞳と視線を交わし合いながら、るろろーっと円を描いて舌で舐めあう。
なんだこれ、すごく幸せだ。
ぺろぺろ舐めあうだけで嬉しくて、そして下半身だけは動物的に快楽を得ようと動いていて「生きていて良かった」なんて俺は思う。嘘でも大げさでもなくて、ぐちゅぐちゅと布団のなかから音が聞こえてくるだけでたまらない。
我慢しきれなかったのは彼女のほうだった。
かぽんと唇を離して、そこから桜色でぬるぬるの舌を見せつけて、ぎゅうっと瞳をつぶる。
「アンッ!」
それは大きな声で、彼女はこんな声を出せたのかと驚くほどだった。
「アンッ! アンッ! アンッ!」
腰を打ちつけるたびに同じだけの声を彼女はあげて、目の前で乳房がゆさっと重量感たっぷりに揺れる。
ぐいーっと彼女の太ももがまたがってきて、布団は大きく盛り上がる。より深く、一番気持ちの良い場所に押しあてられて、ビュッと彼女が熱い粘液を広げるのを下腹部に感じた。
いまのはなんだと思う間もない。
ズッ、ズッ、ズッ、という縦の動きが早くなる。首根っこにしがみつかれ、そして俺は彼女の桃尻をしっかと掴み、もっと気持ち良くなろうとする。
ふかふかの太ももに挟まれて、とても効率的に膣の刺激が増していく。早く、小刻みに、そして下品さを気にせずバスバスと尻をぶつける音を立てたら、彼女をほんの少し狂わせる。
「あおお゛ーーっ! あッ、スゴッ、これすごっ、いっ! アンッ! アンッ! アンッ!」
もう尻をつかむ指にまで愛液が広がっていて、ぬるうっとした柔肌の感触がある。ゆさっゆさっと尻が揺れるのは、俺が腰をぶつけるからだ。ゆさっゆさっと乳房も揺れて、密着した胸にはふたつの固い感触があった。
彼女は俺の肩をがっしりと両手で抱き、また俺はぬるぬるの桃尻を支える。ずっ、ずっ、ずっ、と打ちつけ合って、それにあわせて布団が揺れる。下から動物的な匂いが溢れてきて、それだけで酔いそうだった。
「あ、あ、あ、イク、イクのっ! あ、すぐイクッ! いっぐうっ、うっ!」
びっぐん、と裸体が揺れて、ふかふかの太ももから強く挟み込まれる。びぐぐ、と内側が震えて今までにない刺激を与えてくる。そして一呼吸の間を置いて、ぜええーーっとこらえきれない息を吸ったとき、俺はそのまま射精した。
がっしりと尻を固定して、ビューッという音が下腹部から響く。深夜とあって辺りは静かで、外からの音は何も聞こえてこない。だからはっきりと互いの耳にその射精音だけは聞こえた。
「お゛っ! 出てっ、るっ! 出てっ、る゛っ……!」
射精に合わせて彼女は揺れる。びぐ、びぐ、と縦の動きをして、それから円を描くように腰を回して刺激してくる。づぷんっとまた挿入をしてきたのはそういう意味だろうか。もっと出してと言っているのだろうか。
ぎし、ぎし、と再びベッドを揺らしながら彼女は唇を舐めてくる。そして口を開いて舌を差し出すと、じゅっと音を立てて吸い込まれた。
もっと気持ち良くなりたいのか、それとも射精に味をしめたのか。薄暗さのせいで彼女の顔は見れないが、しかしやがて本格的に互いの腰が動き始め、ぬるっぬるっと膣壁から擦られると疑問なんて消えてしまう。
そしてもう一度、びゅうっと吐き出したとき、わななく彼女は仰け反り、とがった顎を見せつけながら何度も痙攣をした。汗に濡れてぱんぱんに張った乳房は、そのときすごく女性的で美しいと感じた。
悲しいのは、すやすやと眠る子をゆっくり眺めていられないことだ。
まつ毛が長くて形の良い唇をしていて、少なくとも今だけは普段の清純さを感じられる。
よく見たら目の下にクマができていて、それはさすがに「ごめんね」と呟いた。
裸体をバスタオルで包み、ゆっくりと戸を開ける。
担いだ彼女はかなり疲れていたらしく、目を開くことは無さそうだ。
いっそのこと気づかれたい。
よくも騙したなと罵倒されたい。
そして二度と会わないと言われて距離を置かれたほうがマシだった。なぜなら俺はもうすっかり彼女に夢中で、骨の髄まで惚れこんでいるのだから。駄目だと言われてもきっとまた手を出してしまうだろう。
すぐ隣の部屋の戸をあける。
そこではいびきをかいて眠る弟がいて、しばし俺はうつむいた。謝らなければいけなくて、でもそれは恐ろしくて、ゆっくりと足を踏み入れると空いている側に彼女を横たわらせる。本来いるべき場所に。
すやすやと眠る二人を見て思う。
いつか好きだと言えないだろうか。
そのときは困った顔をしながらも「ごめんなさい」と頭を下げてくれるだろうか。
罪滅ぼしに何をすれば良いのかも分からず、この夜、俺は目が冴えてしまい眠れなかった。
ぷっくりとふくれた乳頭は薄暗い間接照明によって陰影をつけており、普段よりもずっと女としての気配が色濃かい。漂う香りはミルク混じりで、それが鼻腔をくすぐって俺の理性を溶かしにかかってきた。
すぐ目の前に、彼女がいる。
薄暗いけど息づかいが聞こえてくる。
茜という名の女学生で、一緒に遊んだこともあるし、この子の妹と昼間は映画に行った。しかしいつも目にする清純な姿はここに無い。ぽやっとした目つきで見下ろしているのは、俺が舌で舐める瞬間をじっと待っている風だった。
どきっどきっという彼女の鼓動が乳房から伝わってきそうだ。触れるか触れないかというところで動きを止めると、上から響く呼吸音が先ほどより大きくなる。興奮したのだ。刺激を待ちきれずに、ぷくっとした乳頭がさらに硬さを帯びてゆくのが見て取れた。
半開きになってゆく彼女の唇。それは清純さを残している美しい形をしており、つい先ほど暗闇のおかげで重ね合うことができた。ものすごく柔らかくて、鼻息が触れてきて俺は絶頂しそうだった。
もっと彼女の声が聴きたい。
唐突にそんな欲望が働いて、ぐっと背中を抱き寄せると口いっぱいに乳頭へ吸いついた。
うふぅーっ、という吐息が上から響く。そっと俺の肩を抱き返してきて、その乳房に埋めようとしてくる。柔らかくて弾力があり、いつまでも舐めていられそうだ。ぷくっとした感触を舌で触れ、そして俺はぬるるぅーっと上下にたっぷりと刺激する。
「あーーッ、んッ、んんッ、んッ!」
不意打ちだったのか彼女はより俺の頭を強く抱いて、乳房に固定しようとする。もっと舐めてと言っているように感じたし、実際にそうだったろう。だから遠慮せず、舌の動きをより早くする。るるると小刻みに、円を描き、そしてまた小刻みに。
とがった顎先を彼女は仰け反らせて、びぐんっという痙攣が腰を支える手まで伝わってきた。
不思議なことに、いつまでも舐めていられるんだ。彼女の味が口いっぱいに広がって、頭をジンとしびれさせてくるからだと思う。もっと舐めたくなり、また魅惑的な痙攣を増やしたくなる。好きで好きでたまらなくて、もっと俺を感じて欲しくなる。
反対側を舐めようと、ちゅぽんと乳首から口を離す。はっ、はっ、という呼吸が聞こえてきた。彼女が息を整えているんだ。でも性欲には決して逆らえず、身をわずかに傾けて反対側の乳頭を俺に差し出してくる。
もうこのときは玉のような汗が流れていて、また舐める前から既に先端を硬くさせている。色素が薄くて子供のようで、そして光沢を帯びているものに吸いつくと、先ほどよりも強い「アンッ!」という声を響かせて、彼女は背を弓なりにさせた。
ンッンッンッ、と舐めるのに合わせて彼女は鼻を鳴らす。布団のなかは見えないけれど彼女の太ももから絡みつかれて、そこがぬるっとしていた。
ぬるっ、ぬるっ、と小刻みに腰をクネらせて、そして彼女自身が当たっている。それは熱くって女性的で、バスタオルに潜り込んだ俺自身のものがはちきれそうだった。きっとすべすべのお腹には、俺の先ばしった液体が塗りたくられているだろう。
ふと気になって布団を開く。
そこから漂うのは、むあっという動物的な香りであり、それを嗅いだ彼女もぞくんっと裸体を震わせた。ただただ性欲に飲みこまれて、我を忘れてしまう女。そう自覚したのだろう。
不意に感じたのは彼女の指だった。布団のなかでもぞもぞと動いて、アレに指をかけてくる。ちゃんと握って形を感じて、そしてゆっくり前後させてくる。
たまらなかった。見上げる形で彼女から唇を落とされて、密着したまま舐められるんだ。布団のなかでシゴかれながら。
愛情と快楽を与えられて至福だったし、ゾクゾクと背筋を駆けあがるものを止められない。
普段なら決してしないことが今なら許される気がした。だから俺も彼女を見習って指を伸ばし、そして暗くて何も見えないというのに一直線に彼女自身に触れる。
ンンッ! と、彼女は口内であえいだ。
舐める舌は動きを止めて、あううと呻きながら俺の背を抱き寄せる。
ぬぶ、ぶ、と指先が中に入っていくが、熱くってどろっとしていて驚いた。女性の内側はこんなことになっているのかと衝撃を受け、そして、ぎゅ、ぎゅ、と絞めつけてくる動きにまた驚く。
あちこちを指で触れ、ただ彼女の身体の反応を調べる。初めてだし、なにもかも分からないからだ。ただひとつ、彼女の反応だけが正解を教えてくれる。
ぴくんと震えて吐息をひとつ。
いまのは「惜しい」という感じだった。がっかりされた気がして少しだけ焦る。ぬるる、と上側に触れてみると、ぎゅうっと強く絞めつけられた。彼女の腕からも内側からも。
ここは突起のすぐ下くらいだろうか。
親指で硬いそれに触れ、ふやけてしまいそうな中指は先ほど探り当てた膣壁に触れる。こうやって挟む感じならどうかなと、ゆっくり円を描きながら指先で問いかける。ビク、と強い痙攣をひとつして彼女はしっかりと俺を掴んできた。
大正解と言われた気がした。
じゅ、じゅ、じゅ、とそこを責める。すると見る間に彼女の顔は変わり始める。髪をぐっしょりと汗に濡らし、んんんーーっと歯を食いしばったんだ。
痛いのか、どうなんだ。それともすごく気持ちが良いのか?
そう混乱していると再び乳房に鼻を埋める形で抱きすくめられ、そして頭の上から喘ぎ声が響き始めた。
「あッ、あぁーー、ダメっ、だめぇ、そこね、触っちゃだめなの。わたしっ、変な声っ、出ちゃうからっ」
ぬ゛るるっ、とそこに強く触れた。途端に彼女は真上を向いて、抱きすくめたまま「アンンッ!」と鳴いた。それは頭が痺れるほど魅惑的な声で、また俺の指に夢中になっている声だった。
ギシギシとベッドが鳴るのは、彼女が腰を動かしているからだ。指先をすごく弱いところに押し当てて、絶えず刺激を与えているからだ。とろとろと粘液が指にまみれて、そして彼女の息は荒げていく。
達したがっている。それが分かった。腰の動きが小刻みになって、とても効率的にオーガズムの階段を駆け上がっているように感じたんだ。ぬるぬるの指を思い浮かべて、きっと頭のなかは女性器のことでいっぱいになったろう。彼女も俺も。
そしてぎゅううっと全身で抱きすくめられた瞬間、「ンンッ、ン゛ッ!」と彼女は鳴いた。
びぐ、びぐ、という痙攣に合わせて鳴き、そして指を引き抜いたときはさらに大きくお尻全体を震わせる。
こおおと耳に響くのは彼女の肺が膨らむ音で、乳房に挟まれているから聞こえた呼吸音だった。大きく息を吸い、それからアクメの余韻を残した痙攣ぎみの呼吸を彼女はする。
「い、イッっちゃった、こんなに早く……。私、すごく変わっちゃった気がする。少し前はごく普通の子で、エッチの話題なんて興味もなかったのに」
うわごとのようにそう彼女は話しかけてきた。相変わらず俺を抱きすくめたまま、そして布団の中では太ももを絡ませたまま。
何も言ってはいけない気がしたし、その理性は正解だろう。この状況は弟と間違われているに過ぎないのだから。だけど先ほどの声には恐れが混じっていて、いまは答えてあげないとダメだと思った。
「茜ちゃんは茜ちゃんで、なにも変わってないよ。気持ち良いことを知っただけで、それは変化とはまた違う」
朦朧とした頭で言葉を吟味しているのか、返事はなかなか返ってこない。そして再び乳房にぎゅうと抱かれて、頭の上からぽそぽそと声が降ってくる。
「ふふ、その言い方、あなたのお兄さんにそっくり」
どきんと胸が跳ねる。彼女の声は綺麗で、耳の奥まで自然に入ってくる。清らかな気配と穏やかな感情が流れ込んできて、俺をうっとりさせる。
「このあいだ、お兄さんと漫画喫茶に行ったの。妹も一緒よ。あの子ったら私よりも人づきあいが苦手なのに、今日はね、お兄さんと一緒に映画館に行ったんですって。ふふ、すごく年が離れているのに友達ができたみたいに話すのよ。むすっとしてて、それが可愛くて」
たくさん降ってくる声が、またたく星のようだった。言葉のひとつひとつが綺麗で、なぜか夢を見ているみたいだった。
彼女は距離感を間違えて、俺はその近さにめまいを起こしかけている。こんなに綺麗な声を聞けて幸せだった。
そして額に灯された熱は、彼女の唇だと気づいた。
「ありがとう、変わっていないと言ってくれて。私、エッチだったんだなぁって知ったわ。他の子と変わらないかもしれないし、すごく敏感かもしれない。でも今夜は、あなたの好きって感情が流れ込んできてすごく嬉しい。ずっと胸がどきどきしているの。あなたに聞こえるといいな」
ああ、それも感じてくれるのか。決して好きだと言えないのに、触れるだけで伝わってしまう。
感じて欲しくて、気持ち良くなって欲しくて、そして心配はなにもいらないよと伝えたかった。
だから布団のなかで彼女の太ももが動いて、アレ同士が触れあったときなんて互いにびくんと震えてしまう。この先はもっともっと気持ち良くて、たまらなくなることを知っているから。
「は、いっ、ちゃうっ、かも……っ!」
ずりずりと動く太ももは、拒んでいるというよりは招いている風だった。己からじっくりと腰を下ろして、少しずつ、入り口をぐぐっと広げていく。
ゆっくりと布団が持ち上がる。彼女が脚を開いてゆき、そのひざが押しあげていた。太ももを手で支えると、ずぶぶっとより深く埋まる。
「あッ、待っ、てっ……これ、凄い、やつ……っ!」
こらえ性が無いわけじゃない。むしろ我慢強いほうだと思う。でもこのときの俺は正反対で、彼女のくびれた腰を掴み、さらに引き寄せることしか考えられなかった。
あ、う、う、と小刻みな声を響かせながら、彼女の膣に入っていく。ぴくぴくした痙攣が内側から伝わってきて、また溶けるような体温をしている。首にすがりつく腕は汗に濡れており、耳元で彼女の荒い呼吸音が聞こえていた。
「入っちゃ、うぅ……っ!」
びぐんっと布団全体が揺れた。びぐ、びぐ、と射精に似た動きを彼女はして、先端から根元まで愛液をじゅわあっと吹き出させる。暗いせいか伝わる感覚はよりリアルで、そこにある段々が脳裏に浮かび上がるほどだった。
抱きつかれて密着した身体から熱が伝わり、気がついたら俺まで汗で濡れている。そして彼女の唇が耳に触れそうな距離で囁いてきた。
「だめ、動いちゃ、だめぇ……っ!」
そうは言っても、ぬ゛っ、ぬ゛っと動いているのは彼女自身だ。俺は太ももを支えているに過ぎなくて、ただ彼女の膣がなめくじに似た蠕動を起こしているのを感じるだけだが……ぐっ、具合が、良すぎる……っ!
ぞくんぞくんと背筋が震えて、こらえきれず熱い熱い息を俺は吐く。抱きつかれて密着した下腹部からは、ぴく、ぴく、という震えが伝わってきて、俺まで静電気に包まれたように敏感だ。一番奥を貫いた状態で、互いに腰を震わせることしかできない。
ほおお、と湯気だつような吐息をして、彼女は朦朧とした声をあげる。
「ゴム、着けて、ない、の?」
「無い、けど……手元に無くて……」
まずいよぉと呟いてから、ぬるっ、ぬるっ、と彼女の腰が動く。こらえられないのはお互いさまで、俺だって彼女に合わせて動いてしまう。カッと体温が高まって、下半身だけは別の生き物になったみたいにとても気持ち良くなろうとする。
こらえきれずに口を開き「あぁ」と喘いだとき、上からかぽりと唇を密着させられた。フーフーと鼻息を響かせて、とろんとした彼女の瞳と視線を交わし合いながら、るろろーっと円を描いて舌で舐めあう。
なんだこれ、すごく幸せだ。
ぺろぺろ舐めあうだけで嬉しくて、そして下半身だけは動物的に快楽を得ようと動いていて「生きていて良かった」なんて俺は思う。嘘でも大げさでもなくて、ぐちゅぐちゅと布団のなかから音が聞こえてくるだけでたまらない。
我慢しきれなかったのは彼女のほうだった。
かぽんと唇を離して、そこから桜色でぬるぬるの舌を見せつけて、ぎゅうっと瞳をつぶる。
「アンッ!」
それは大きな声で、彼女はこんな声を出せたのかと驚くほどだった。
「アンッ! アンッ! アンッ!」
腰を打ちつけるたびに同じだけの声を彼女はあげて、目の前で乳房がゆさっと重量感たっぷりに揺れる。
ぐいーっと彼女の太ももがまたがってきて、布団は大きく盛り上がる。より深く、一番気持ちの良い場所に押しあてられて、ビュッと彼女が熱い粘液を広げるのを下腹部に感じた。
いまのはなんだと思う間もない。
ズッ、ズッ、ズッ、という縦の動きが早くなる。首根っこにしがみつかれ、そして俺は彼女の桃尻をしっかと掴み、もっと気持ち良くなろうとする。
ふかふかの太ももに挟まれて、とても効率的に膣の刺激が増していく。早く、小刻みに、そして下品さを気にせずバスバスと尻をぶつける音を立てたら、彼女をほんの少し狂わせる。
「あおお゛ーーっ! あッ、スゴッ、これすごっ、いっ! アンッ! アンッ! アンッ!」
もう尻をつかむ指にまで愛液が広がっていて、ぬるうっとした柔肌の感触がある。ゆさっゆさっと尻が揺れるのは、俺が腰をぶつけるからだ。ゆさっゆさっと乳房も揺れて、密着した胸にはふたつの固い感触があった。
彼女は俺の肩をがっしりと両手で抱き、また俺はぬるぬるの桃尻を支える。ずっ、ずっ、ずっ、と打ちつけ合って、それにあわせて布団が揺れる。下から動物的な匂いが溢れてきて、それだけで酔いそうだった。
「あ、あ、あ、イク、イクのっ! あ、すぐイクッ! いっぐうっ、うっ!」
びっぐん、と裸体が揺れて、ふかふかの太ももから強く挟み込まれる。びぐぐ、と内側が震えて今までにない刺激を与えてくる。そして一呼吸の間を置いて、ぜええーーっとこらえきれない息を吸ったとき、俺はそのまま射精した。
がっしりと尻を固定して、ビューッという音が下腹部から響く。深夜とあって辺りは静かで、外からの音は何も聞こえてこない。だからはっきりと互いの耳にその射精音だけは聞こえた。
「お゛っ! 出てっ、るっ! 出てっ、る゛っ……!」
射精に合わせて彼女は揺れる。びぐ、びぐ、と縦の動きをして、それから円を描くように腰を回して刺激してくる。づぷんっとまた挿入をしてきたのはそういう意味だろうか。もっと出してと言っているのだろうか。
ぎし、ぎし、と再びベッドを揺らしながら彼女は唇を舐めてくる。そして口を開いて舌を差し出すと、じゅっと音を立てて吸い込まれた。
もっと気持ち良くなりたいのか、それとも射精に味をしめたのか。薄暗さのせいで彼女の顔は見れないが、しかしやがて本格的に互いの腰が動き始め、ぬるっぬるっと膣壁から擦られると疑問なんて消えてしまう。
そしてもう一度、びゅうっと吐き出したとき、わななく彼女は仰け反り、とがった顎を見せつけながら何度も痙攣をした。汗に濡れてぱんぱんに張った乳房は、そのときすごく女性的で美しいと感じた。
悲しいのは、すやすやと眠る子をゆっくり眺めていられないことだ。
まつ毛が長くて形の良い唇をしていて、少なくとも今だけは普段の清純さを感じられる。
よく見たら目の下にクマができていて、それはさすがに「ごめんね」と呟いた。
裸体をバスタオルで包み、ゆっくりと戸を開ける。
担いだ彼女はかなり疲れていたらしく、目を開くことは無さそうだ。
いっそのこと気づかれたい。
よくも騙したなと罵倒されたい。
そして二度と会わないと言われて距離を置かれたほうがマシだった。なぜなら俺はもうすっかり彼女に夢中で、骨の髄まで惚れこんでいるのだから。駄目だと言われてもきっとまた手を出してしまうだろう。
すぐ隣の部屋の戸をあける。
そこではいびきをかいて眠る弟がいて、しばし俺はうつむいた。謝らなければいけなくて、でもそれは恐ろしくて、ゆっくりと足を踏み入れると空いている側に彼女を横たわらせる。本来いるべき場所に。
すやすやと眠る二人を見て思う。
いつか好きだと言えないだろうか。
そのときは困った顔をしながらも「ごめんなさい」と頭を下げてくれるだろうか。
罪滅ぼしに何をすれば良いのかも分からず、この夜、俺は目が冴えてしまい眠れなかった。
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