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第49話
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「万物の根源、森羅万象の理を司る者よ、深淵に揺蕩う神秘のヴェールに穿たれし闇、原罪の源と成りしその穢れに満ちた亀裂を、汝の御力により浄化し封印したまえ! リヴァージン!」
泣き喚くアナスタシアを宥めるために、俺はリヴァージンをかけてやった。
こいつにこうして魔法をかけてやるのは何度目だろうか……。
「ぐしゅん……。ありがとう、すぐりゅ」
まだ半泣き状態のアナスタシアについドキッとしてしまう。
くそ~、相変わらずこういうところは可愛いんだよな、こいつ。
ぐううううううううううううう。
「……腹が減ってしまった」
盛大にお腹を鳴らしたアナスタシアが恥ずかしそうにてへっと舌を出した。
あ~もう、それは反則だっての!
「お前って本当に現金な奴だよな」
俺は心の動揺を隠すためぞんざいに言い捨てた。
※ ※ ※
「それじゃあ、ここで野営するとしよう」
鬱蒼とした森の中、今いる場所はちょっと開けていて野営するには丁度いい。
俺は荷物を降ろすと手際よくワンポール式テントを組み立てた。
「なぁスグル。今度は何を作ってくれるのだ? 私はまたあのカレーヌードルっていうやつを食べたいのだが」
「作ってやりたいのは山々だけど、今日はカレーヌードルの材料を持ってきていない」
「むぅ~」
いつの間にか鎧を脱ぎ捨てて、キャミワンピ姿になっているアナスタシアが不満げに頬を膨らませた。
……ったく。もうすっかりリラックスした格好になりやがって。
でもそれがすっごくエロ可愛いわけなのだが。
それはともかく――。
「おい、エスタ。食材は心配するなと言っていたが、食事は一体何を作るつもりなんだ?」
エスタに言われた通り、調味料やバターにチーズ、それとカットしておいた野菜などは持ってきた。だがメインとなるような食材は何もない。
「ん? 食材ならばほれ、旦那様の足元に転がっておるじゃろう」
エスタは地面に転がるオトナガングダケを指差した。
えっ!?
「ちょ、食えるかこんなもん!」
「何じゃと? さっきも言ったように、こいつはなかなかに美味なのじゃぞ。それに最下級とはいえれっきとした魔物ゆえ、こいつを倒せばわずかじゃが経験値も入る。レベルが残念な旦那様としては一石二鳥じゃろう」
「確かに一石二鳥だな……って、誰がレベルが残念だ!」
ていうか、これってさっきアナスタシアに……。
……ゴクリ。
「いやいやいや、やっぱりそれはないわ! うん、ないない!」
「何がないんじゃ? ほれ、これも食材にするぞ」
エスタは地面に転がるオトナノガングダケをひょいと拾い上げると、俺の手のひらに乗せた。
ぬめっとして妙に生温かい感覚が伝わってくる。
あぁ、後でしっかりと手を洗おう……。
俺は天を仰ぎ心の中でそう呟いた。
そんなこんなで、俺たちは小一時間ほどで山盛りのオトナノガングダケを捕獲した。
それらはまだブィ~ンという音を立てながら振動していて、茎の部分にあるキモい顔と相まって阿鼻叫喚の様相を呈している。
いやこれ、どう見ても食欲が湧かないんだが……。
そして、俺はボンクエカードを取り出してウインドウを確認してみる。
けっこう倒した(捕獲した)はずなのだが、結局のところ大した経験値にはなっていなかった。
何はともあれ、メシを作るためにまずは焚き火だ。
前に野営した時のようにアナスタシアの魔法でと言いたいところだが、ワース湖でのこともあり今はあの魔法を封印させている。
そもそも、この世界にはライターやマッチの類はないので、火起こしは火打石を用いるか火炎系の魔法を使うしかない。
そしてそれは専ら魔法の方が一般的なのだという。この世界の住人ならばそれくらいの魔法は普通に使えるというわけだ。
とすればアナスタシアはともかく、エスタなら当然これくらいの魔法はできるはずだよな。
「おい、エスタ。焚き火をするのに火を起こしたいのだが、お前って火炎系の魔法は使えるのか?」
「はぁ? 誰にものを聞いておる。我はこれでも家庭の守り神じゃぞ。そして、その家庭における営みの象徴である火を司る神とも言われておるのじゃ。じゃから火を起こすことなど造作もないわ」
そう言ってエスタが人差し指を立てると、その先に小さな炎がぽっと現れた。
えっ、無詠唱で魔法を使えるのか!?
詠唱せずに魔法を使えるのなら俺のリヴァージンでもそうしたいのだが……。
「まぁ我ほどになると、こんなのは朝飯前じゃ」
エスタは得意満面に腰に当ててその平らな胸を大きく反り返らせた。
「ところでエスタ。この気持ちの悪いきのこで一体何を作る気なんだ?」
こいつの姿焼きだけは勘弁してもらいたい。
「ふふん、それはできてからのお楽しみというやつじゃ。じゃからほれ、二人とも下拵えを手伝うのじゃ」
自分で家庭の守り神だと言うくらいだし、実際にワース湖の船上でも手際よく料理を作っていたからまともな料理を期待できそうではあるけれど。
「……って、ちょ、おまっ、何やってんの!?」
何故だかエスタがいそいそと服を脱いでいるじゃないか!
「ん? 何って、料理を作るのに裸エプロンになるのじゃが」
「いやいや! そういうのはいいから、早く服を着ろ!」
いくらロリババァとはいえ見た目は完全に幼女だからな。さすがに色々ヤバいんだって、コンプライアンス的なあれとかこれとか。
「スグルの言う通りです。エスタ様にそのようなお姿をさせるわけにはいきません。なのでここは私めが恥を忍んで……」
そう言うと、今度はアナスタシアが服を脱ぎ始めた。
「いやいやいや、お前も脱がなくていいから!」
こいつの裸エプロン姿は童貞の俺には逆に破壊力があり過ぎる。
「ほら二人とも、さっさと服を着て料理に取りかかるぞ!」
俺は前のめり気味に二人を急かしたのだった。
泣き喚くアナスタシアを宥めるために、俺はリヴァージンをかけてやった。
こいつにこうして魔法をかけてやるのは何度目だろうか……。
「ぐしゅん……。ありがとう、すぐりゅ」
まだ半泣き状態のアナスタシアについドキッとしてしまう。
くそ~、相変わらずこういうところは可愛いんだよな、こいつ。
ぐううううううううううううう。
「……腹が減ってしまった」
盛大にお腹を鳴らしたアナスタシアが恥ずかしそうにてへっと舌を出した。
あ~もう、それは反則だっての!
「お前って本当に現金な奴だよな」
俺は心の動揺を隠すためぞんざいに言い捨てた。
※ ※ ※
「それじゃあ、ここで野営するとしよう」
鬱蒼とした森の中、今いる場所はちょっと開けていて野営するには丁度いい。
俺は荷物を降ろすと手際よくワンポール式テントを組み立てた。
「なぁスグル。今度は何を作ってくれるのだ? 私はまたあのカレーヌードルっていうやつを食べたいのだが」
「作ってやりたいのは山々だけど、今日はカレーヌードルの材料を持ってきていない」
「むぅ~」
いつの間にか鎧を脱ぎ捨てて、キャミワンピ姿になっているアナスタシアが不満げに頬を膨らませた。
……ったく。もうすっかりリラックスした格好になりやがって。
でもそれがすっごくエロ可愛いわけなのだが。
それはともかく――。
「おい、エスタ。食材は心配するなと言っていたが、食事は一体何を作るつもりなんだ?」
エスタに言われた通り、調味料やバターにチーズ、それとカットしておいた野菜などは持ってきた。だがメインとなるような食材は何もない。
「ん? 食材ならばほれ、旦那様の足元に転がっておるじゃろう」
エスタは地面に転がるオトナガングダケを指差した。
えっ!?
「ちょ、食えるかこんなもん!」
「何じゃと? さっきも言ったように、こいつはなかなかに美味なのじゃぞ。それに最下級とはいえれっきとした魔物ゆえ、こいつを倒せばわずかじゃが経験値も入る。レベルが残念な旦那様としては一石二鳥じゃろう」
「確かに一石二鳥だな……って、誰がレベルが残念だ!」
ていうか、これってさっきアナスタシアに……。
……ゴクリ。
「いやいやいや、やっぱりそれはないわ! うん、ないない!」
「何がないんじゃ? ほれ、これも食材にするぞ」
エスタは地面に転がるオトナノガングダケをひょいと拾い上げると、俺の手のひらに乗せた。
ぬめっとして妙に生温かい感覚が伝わってくる。
あぁ、後でしっかりと手を洗おう……。
俺は天を仰ぎ心の中でそう呟いた。
そんなこんなで、俺たちは小一時間ほどで山盛りのオトナノガングダケを捕獲した。
それらはまだブィ~ンという音を立てながら振動していて、茎の部分にあるキモい顔と相まって阿鼻叫喚の様相を呈している。
いやこれ、どう見ても食欲が湧かないんだが……。
そして、俺はボンクエカードを取り出してウインドウを確認してみる。
けっこう倒した(捕獲した)はずなのだが、結局のところ大した経験値にはなっていなかった。
何はともあれ、メシを作るためにまずは焚き火だ。
前に野営した時のようにアナスタシアの魔法でと言いたいところだが、ワース湖でのこともあり今はあの魔法を封印させている。
そもそも、この世界にはライターやマッチの類はないので、火起こしは火打石を用いるか火炎系の魔法を使うしかない。
そしてそれは専ら魔法の方が一般的なのだという。この世界の住人ならばそれくらいの魔法は普通に使えるというわけだ。
とすればアナスタシアはともかく、エスタなら当然これくらいの魔法はできるはずだよな。
「おい、エスタ。焚き火をするのに火を起こしたいのだが、お前って火炎系の魔法は使えるのか?」
「はぁ? 誰にものを聞いておる。我はこれでも家庭の守り神じゃぞ。そして、その家庭における営みの象徴である火を司る神とも言われておるのじゃ。じゃから火を起こすことなど造作もないわ」
そう言ってエスタが人差し指を立てると、その先に小さな炎がぽっと現れた。
えっ、無詠唱で魔法を使えるのか!?
詠唱せずに魔法を使えるのなら俺のリヴァージンでもそうしたいのだが……。
「まぁ我ほどになると、こんなのは朝飯前じゃ」
エスタは得意満面に腰に当ててその平らな胸を大きく反り返らせた。
「ところでエスタ。この気持ちの悪いきのこで一体何を作る気なんだ?」
こいつの姿焼きだけは勘弁してもらいたい。
「ふふん、それはできてからのお楽しみというやつじゃ。じゃからほれ、二人とも下拵えを手伝うのじゃ」
自分で家庭の守り神だと言うくらいだし、実際にワース湖の船上でも手際よく料理を作っていたからまともな料理を期待できそうではあるけれど。
「……って、ちょ、おまっ、何やってんの!?」
何故だかエスタがいそいそと服を脱いでいるじゃないか!
「ん? 何って、料理を作るのに裸エプロンになるのじゃが」
「いやいや! そういうのはいいから、早く服を着ろ!」
いくらロリババァとはいえ見た目は完全に幼女だからな。さすがに色々ヤバいんだって、コンプライアンス的なあれとかこれとか。
「スグルの言う通りです。エスタ様にそのようなお姿をさせるわけにはいきません。なのでここは私めが恥を忍んで……」
そう言うと、今度はアナスタシアが服を脱ぎ始めた。
「いやいやいや、お前も脱がなくていいから!」
こいつの裸エプロン姿は童貞の俺には逆に破壊力があり過ぎる。
「ほら二人とも、さっさと服を着て料理に取りかかるぞ!」
俺は前のめり気味に二人を急かしたのだった。
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