地球防衛チームテレストリアルガードの都合!? 10章

のどか

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第10章 侵略者を撃つな!

侵略者を撃つな! 58

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「もう、お母さんたらーっ!」
 が、お母さんは見てしまいました。ディスプレイに映る山際怜子の恥ずかしい姿を。お母さんはあっという間に鬼の形相に。
「あ、あなた、なんなの、その映像は?」
 ああ、最悪・・・ もうこうなったらお母さんににすべてを説明しないといけません。
「お母さん、聞いて!」
 真田希望のぞみは事の次第を母親に話し始めました。お母さんはそれを聞いて唖然、そして激怒。
 さらに真田希望のぞみのスマホに録音されていた担任の先生の、
「そういや、お前には小3と小1に弟がいたな。弟たちの未来を少しは考えてやったらどうだ?」
 のセリフには大きく反応しました。真田希望のぞみの口をふさぐため、2人の弟、つまりお母さんの2人の息子を人質にしたのです。激怒して当然です。
 お母さんもこの映像の加工を手伝うことにしました。でも、お母さんもパソコンは苦手。あまり役に立ってないようです。
 そのうちお父さんが仕事から帰ってきました。お母さんはさっそくお父さんに事情を説明。当然お父さんも激怒。お父さんも映像の加工を手伝うことにしました。お母さんとは逆に、お父さんは役に立ったようです。
 こうして日付が変わるころ、問題の映像が動画投稿サイトにアップロードされました。

 次の朝がやってきました。路上では児童生徒たちが続々と登校して行きます。その中には金目ひなたの姿もありました。
 金目ひなたが交通整理している初老の男性にあいさつ。
「おはようございます!」
 おじいさんが笑顔で応えます。
「おはよう、ひなたちゃん」
 金目ひなたはとても明るく、登校中いろんな人に笑顔であいさつをします。あいさつされた人は、全員あいさつを返してくれました。
 ちなみに、金目ひなたは小学生ですが、ランドセルではなく大きなショルダーバッグを肩からかけてます。美しくて艶のある長髪を守るため、ショルダーバッグを選んでるようです。
 金目ひなたの前に小学校が見えてきました。昨日下校のとき、何人かのマスコミの姿がありましたが、今日はいません。代わりに警官の姿が何人か見えます。どうやら警察がマスコミを追っ払ったようです。
 金目ひなたが校門を通過しました。

 金目ひなたたちのクラス。開けっ放しのドアから金目ひなたが入ってきました。
「おはよう!」
 教室の中にいた飯島莉桜りおがそれに反応、すぐにあいさつを返しました。
「おはよう、ひなた!」
 2人はおしゃべりを開始。それは昨晩視聴したテレビのこと。山際怜子のことはいっさい出てきません。
 そのうち片岡愛美が教室に入ってきました。
「おはよう!」
 金目ひなたと飯島莉桜りおは返事をします。
「おはよ、飯島まなちゃん!」
 飯島愛美はあたりを見回します。
「あれ、広川ひろちゃんは?」
 そう、いつもは4人の中で最初に教室に到着する広川雫の姿がないのです。
「う~ん、風邪かなあ?・・・」
 飯島莉桜りおはそう応えました。でも、金目ひなたはなんとなく嫌なものを感じました。何か起きるような?・・・

 朝のホームルームの時間となりました。が、先生がなかなか来ません。昨日と一緒。教室が騒めきます。数人の男子児童の会話。
「おいおい、今日も先生、来ないじゃん?」
「まさか、また誰か自殺した?」
 男子児童の1人がクラスを見渡します。
「う~ん、広川と真田が来てないみたいだけど?・・・」
「真田って一昨日自殺した山際といつも一緒にいたヤツだろ。まさか、後追い自殺?・・・」
 と、突然引き戸がガラッと開き、担任の先生が顔を出しました。
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