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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 8
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海老名隊員が金目ひなたに言い放ちます。
「さあ、そろそろ目覚めようか!」
え、何言ってんの? 金目ひなたは頭に?を浮かべました。海老名隊員が発言を続けます。
「あなたが眼を醒まして最初に見る人が香川隊長よ。その人を大事にしてね!」
と、金目ひなたはふいにへんな感覚に襲われました。
「え? ええ? ちょ、ちょっ、待って・・・
うわーっ!」
金目ひなたの身体はものすごい速さで浮かび上がりました。まるでピーンと張ったゴムに引っ張られ、飛んで行ってしまったような。海老名隊員はそれを見送ると、つぶやきました。
「あ~あ、行っちゃったか・・・
ふふ、あの娘、とんでもない秘密の力があるんだよね。自分が乗ってた飛行機を墜落させてしまうほどの恐ろしい力・・・
おまけに、死んで当然のケガを負ったのに、なんとか生きながらえた。その不思議な力に私の秘密の力が合わさったら、いったいどうなるんだろ?・・・
ふ、隊長を守ることを考えたら、まだまだ足りないかな?
じゃ、地獄に逝くかな、私は・・・」
海老名隊員は霧がたち込める水深が浅い川を歩き始めました。あれ、海老名隊員は半年は金目ひなたを監視すると言ったような?
実は海老名隊員はもうこの世に存在する力がないのです。香川隊長を邪魔する勢力がすべて消えてしまったので、この世に対する執着は無くなってしまったのです。けど、金目ひなたが約束を守らないような気がして、念のために脅しをかけたのです。
こうして海老名隊員の魂は、この世から完全に消滅しました。
テレストリアルガードの研究所の研究室。大きくて天井も高い部屋。
中央に床から天井に達する円筒形の水槽があります。水槽の中は水のような液体で満たされていて、サイダーのような気泡が下からポコポコ湧いてます。その中央に切断された頭部があります。
首は根本で切断されてるようです。その切り口には金属かセラミックのプレートが埋め込まれており、そこから数本のホースやコードが飛び出してます。
頭部は12歳くらいの少女。そう、これは金目ひなたの頭部です。ただ、腰まで伸びていた髪の毛は、ショートボブに切り揃えてあります。眼は閉じてます。
これを立って見ている香川隊長。他に研究所の職員の姿もいくつかあります。たくさんの機材がありますが、部屋は大きいせいか、雑然て感じはありません。
テレストリアルガードの隊員服姿の隊長は、浮かない顔をしてます。
「なんだこりゃ? まるでホラーじゃないか?」
隊長は横にいた白衣の男性に質問しました。
「海老名隊員の身体にこの頭をつなぐのか?・・・」
白衣の男性が応えます。
「ええ、今日から施術に入ります」
「何日かかるんだ?」
「まずお互いの神経を顕微鏡で電極につなぐという手術をしないといけません。最短で2ケ月、長くて4ケ月かかると思ってください」
「またずいぶん幅があるんだな」
「何分初めて行う手術なもんで、こっちも手探り状態なんですよ」
隊長の脳裏にふと海老名隊員の姿が思い浮かびました。海老名隊員の腕や脚も同じ手術をしてたはず?
「ん? 腕や脚は同じ手術を経験してるんじゃないのか、海老名隊員の身体で、すでに?」
「あは、今回は脊柱の中の神経ですよ。これまでとは質も量もかなり違いますよ」
ちなみに、この男性は南原さん。テレストリアルガード研究部門ヒューマノイドセクションの新主管です。隊長が前主管の下島さんを暴行したのを機にかなりの研究員がこのセクションを離れてしまい、今は30代の南原さんが主管をやってました。
「さあ、そろそろ目覚めようか!」
え、何言ってんの? 金目ひなたは頭に?を浮かべました。海老名隊員が発言を続けます。
「あなたが眼を醒まして最初に見る人が香川隊長よ。その人を大事にしてね!」
と、金目ひなたはふいにへんな感覚に襲われました。
「え? ええ? ちょ、ちょっ、待って・・・
うわーっ!」
金目ひなたの身体はものすごい速さで浮かび上がりました。まるでピーンと張ったゴムに引っ張られ、飛んで行ってしまったような。海老名隊員はそれを見送ると、つぶやきました。
「あ~あ、行っちゃったか・・・
ふふ、あの娘、とんでもない秘密の力があるんだよね。自分が乗ってた飛行機を墜落させてしまうほどの恐ろしい力・・・
おまけに、死んで当然のケガを負ったのに、なんとか生きながらえた。その不思議な力に私の秘密の力が合わさったら、いったいどうなるんだろ?・・・
ふ、隊長を守ることを考えたら、まだまだ足りないかな?
じゃ、地獄に逝くかな、私は・・・」
海老名隊員は霧がたち込める水深が浅い川を歩き始めました。あれ、海老名隊員は半年は金目ひなたを監視すると言ったような?
実は海老名隊員はもうこの世に存在する力がないのです。香川隊長を邪魔する勢力がすべて消えてしまったので、この世に対する執着は無くなってしまったのです。けど、金目ひなたが約束を守らないような気がして、念のために脅しをかけたのです。
こうして海老名隊員の魂は、この世から完全に消滅しました。
テレストリアルガードの研究所の研究室。大きくて天井も高い部屋。
中央に床から天井に達する円筒形の水槽があります。水槽の中は水のような液体で満たされていて、サイダーのような気泡が下からポコポコ湧いてます。その中央に切断された頭部があります。
首は根本で切断されてるようです。その切り口には金属かセラミックのプレートが埋め込まれており、そこから数本のホースやコードが飛び出してます。
頭部は12歳くらいの少女。そう、これは金目ひなたの頭部です。ただ、腰まで伸びていた髪の毛は、ショートボブに切り揃えてあります。眼は閉じてます。
これを立って見ている香川隊長。他に研究所の職員の姿もいくつかあります。たくさんの機材がありますが、部屋は大きいせいか、雑然て感じはありません。
テレストリアルガードの隊員服姿の隊長は、浮かない顔をしてます。
「なんだこりゃ? まるでホラーじゃないか?」
隊長は横にいた白衣の男性に質問しました。
「海老名隊員の身体にこの頭をつなぐのか?・・・」
白衣の男性が応えます。
「ええ、今日から施術に入ります」
「何日かかるんだ?」
「まずお互いの神経を顕微鏡で電極につなぐという手術をしないといけません。最短で2ケ月、長くて4ケ月かかると思ってください」
「またずいぶん幅があるんだな」
「何分初めて行う手術なもんで、こっちも手探り状態なんですよ」
隊長の脳裏にふと海老名隊員の姿が思い浮かびました。海老名隊員の腕や脚も同じ手術をしてたはず?
「ん? 腕や脚は同じ手術を経験してるんじゃないのか、海老名隊員の身体で、すでに?」
「あは、今回は脊柱の中の神経ですよ。これまでとは質も量もかなり違いますよ」
ちなみに、この男性は南原さん。テレストリアルガード研究部門ヒューマノイドセクションの新主管です。隊長が前主管の下島さんを暴行したのを機にかなりの研究員がこのセクションを離れてしまい、今は30代の南原さんが主管をやってました。
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