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敵兵が孤児院の建物にたいまつで火をつけようとします。が、その寸前、バキューン! その敵兵の側頭部に何かが命中。反対側の側頭部から脳みそがドバッと散りました。
「うぐっ!」
側にいた2人の敵兵がそれを見て、
「な、なんだ!?」
その2人の兵はけたたましい銃声とともに、蜂の巣に。
「うぎゃーっ!」
丘の上の人たちもびっくりしてます。
「な、何があった!?」
丘の上にいる人の何人かが、指を差しました。
「おい、みんな、あれを見ろ!」
その先には、数人のノルン王国軍の兵の姿がありました。
「おお、ノルン王国の兵だ。ノルン王国の兵が来たぞ!」
孤児院の児童たちも安心顔になりました。
グラニ帝国軍の兵5人が刀剣を振り上げ、突進してきます。
「うぉーっ!」
それに対し、自衛隊から盗んできた小銃を連射する1人のノルン王国軍兵士。5人のグラニ帝国軍兵士はあっという間に倒されてしまいました。
「うぎゃーっ!」
丘の上にいた男性の1人が不思議顔。
「なんだ、あの武器は!?」
先ほど「王様が小娘だと使えないな」と言った男性が、得意顔になってそれに応えます。
「あの飛び道具は、女王様が自らの左腕を生贄えに未来から調達してきた兵器だぞ!」
それを聞いてマグニはびっくり。
「え?・・・」
先ほどの男性の話が続きます。
「だから女王様は、今片方の腕がないんだ。こんなこと知ってるの、オレくらいだろ! ガハハハ~!」
もちろんこれはウソ。この男。何も真相を知りません。
姫が我々の世界に来て、自衛隊の基地から銃器を盗み出したものの、その帰りに警察のヘリコプターに左腕を撃ち落とされたというのが正解。
マグニは姫の質感のない左袖を思い出しました。
「お姉ちゃん、そこまでしてこの国を守りたいんだ・・・ 王になるって大変なんだ・・・」
どうやらマグニは男性の妄言を信じたようです。
先ほどのノルン王国軍の兵たちが自衛隊の小銃を連射。次々とグラニ帝国軍の兵を倒していきます。それを物陰から見ているグラニ帝国の兵たち。全員弓矢を持ってます。その中のリーダー格の兵。
「けっ、あんな飛び道具、真後ろから襲えばイチコロだろ!」
弓矢を持った敵兵一団は身を低くし、ノルン王国軍の兵たちの背後に回り込みます。
「今だ!」
敵兵たちは一斉に矢を番え、物陰から飛び出しました。
「死ねーっ!」
次の瞬間、敵兵の背後からたくさんの銃弾が飛んできて、敵兵はあっという間に倒されてしまいました。
「うぎゃーっ!」
敵兵を倒したのは別のノルン王国軍の兵数人。たった今駆けつけてきたようです。全員自衛隊の小銃を構えてます。
その中の1人がサムズアップ。助けられた兵たちも全員サムズアップで応えました。
ノルン王国軍の兵たちがさらに駆けつけてきました。全員自衛隊の小銃で武装してます。
グラニ帝国軍の兵はノルン王国軍の兵の10倍以上はいますが、武器が違い過ぎます。グラニ帝国軍の兵たちは、一目散に逃げ始めました。
「に、逃げろーっ!」
「撤収ーっ!」
この逃走するグラニ帝国軍の兵の姿が、空中要塞のモニターに映し出されました。これを見てナルヴィは激怒。
「なんで逃げる!? どう見てもこっちの方が上だろ、兵の数は!」
それにブリュンが苦笑して応えます。
「皇子様、たとえ1対100だったとしても、突撃銃を持ってる兵には勝てませんよ」
「そんなバカなことがあるか!」
こちらに向かって逃げてくるグラニ帝国軍の兵たち。かなりの数です。
「た、助けてくれーっ!」
「うぐっ!」
側にいた2人の敵兵がそれを見て、
「な、なんだ!?」
その2人の兵はけたたましい銃声とともに、蜂の巣に。
「うぎゃーっ!」
丘の上の人たちもびっくりしてます。
「な、何があった!?」
丘の上にいる人の何人かが、指を差しました。
「おい、みんな、あれを見ろ!」
その先には、数人のノルン王国軍の兵の姿がありました。
「おお、ノルン王国の兵だ。ノルン王国の兵が来たぞ!」
孤児院の児童たちも安心顔になりました。
グラニ帝国軍の兵5人が刀剣を振り上げ、突進してきます。
「うぉーっ!」
それに対し、自衛隊から盗んできた小銃を連射する1人のノルン王国軍兵士。5人のグラニ帝国軍兵士はあっという間に倒されてしまいました。
「うぎゃーっ!」
丘の上にいた男性の1人が不思議顔。
「なんだ、あの武器は!?」
先ほど「王様が小娘だと使えないな」と言った男性が、得意顔になってそれに応えます。
「あの飛び道具は、女王様が自らの左腕を生贄えに未来から調達してきた兵器だぞ!」
それを聞いてマグニはびっくり。
「え?・・・」
先ほどの男性の話が続きます。
「だから女王様は、今片方の腕がないんだ。こんなこと知ってるの、オレくらいだろ! ガハハハ~!」
もちろんこれはウソ。この男。何も真相を知りません。
姫が我々の世界に来て、自衛隊の基地から銃器を盗み出したものの、その帰りに警察のヘリコプターに左腕を撃ち落とされたというのが正解。
マグニは姫の質感のない左袖を思い出しました。
「お姉ちゃん、そこまでしてこの国を守りたいんだ・・・ 王になるって大変なんだ・・・」
どうやらマグニは男性の妄言を信じたようです。
先ほどのノルン王国軍の兵たちが自衛隊の小銃を連射。次々とグラニ帝国軍の兵を倒していきます。それを物陰から見ているグラニ帝国の兵たち。全員弓矢を持ってます。その中のリーダー格の兵。
「けっ、あんな飛び道具、真後ろから襲えばイチコロだろ!」
弓矢を持った敵兵一団は身を低くし、ノルン王国軍の兵たちの背後に回り込みます。
「今だ!」
敵兵たちは一斉に矢を番え、物陰から飛び出しました。
「死ねーっ!」
次の瞬間、敵兵の背後からたくさんの銃弾が飛んできて、敵兵はあっという間に倒されてしまいました。
「うぎゃーっ!」
敵兵を倒したのは別のノルン王国軍の兵数人。たった今駆けつけてきたようです。全員自衛隊の小銃を構えてます。
その中の1人がサムズアップ。助けられた兵たちも全員サムズアップで応えました。
ノルン王国軍の兵たちがさらに駆けつけてきました。全員自衛隊の小銃で武装してます。
グラニ帝国軍の兵はノルン王国軍の兵の10倍以上はいますが、武器が違い過ぎます。グラニ帝国軍の兵たちは、一目散に逃げ始めました。
「に、逃げろーっ!」
「撤収ーっ!」
この逃走するグラニ帝国軍の兵の姿が、空中要塞のモニターに映し出されました。これを見てナルヴィは激怒。
「なんで逃げる!? どう見てもこっちの方が上だろ、兵の数は!」
それにブリュンが苦笑して応えます。
「皇子様、たとえ1対100だったとしても、突撃銃を持ってる兵には勝てませんよ」
「そんなバカなことがあるか!」
こちらに向かって逃げてくるグラニ帝国軍の兵たち。かなりの数です。
「た、助けてくれーっ!」
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