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先ほどの侍従長の言葉を信じれば、ここにいる娼婦、すべて18歳以上のはず。その娼婦に「先輩」と言われた。てことは、侍女の本当の年齢は19歳以上?
もう1つの疑問は、侍女の過去。現役娼婦に「先輩」と言われた。てことは、侍女は元娼婦? ええ、元娼婦が姫の・・・ 現役の女王の最側近をやってるってこと? なんで?・・・
侍従長は娼婦たちを見渡して、
「今日の当番は?」
1人の娼婦が1歩前に出ました。
「私です」
その娼婦はかなりの高身長。身長175cmの準一とほぼ同レベル。スレンダーの割には胸はむちゃくちゃ膨れてました。
侍従長がその娼婦に話しかけました。
「今からでも大丈夫ですかな?」
娼婦は微笑み、
「もちろん!」
侍従長は今度は準一を見て、
「では、十分お楽しみください」
姫は微笑んで、
「頑張ってね~ 準一!」
長身の娼婦は準一の左ひじに自分の右腕を入れ、ひじとひじを絡めました。そして笑みを作り、準一の顔を見て、
「さあ、行きましょ!」
女性経験ゼロだった準一は、この高身長の女性に身体を密着され、思いっきり赤面。
オレ、この女性とこれから性交するんだよな・・・ そう思うと準一の心臓の鼓動は、バクバクとマックスになりました。
「あはは・・・」
姫はここで何かを思い出したようです。
「あ、そうだ! ちょっと待って!」
姫は準一と娼婦の前に立ちふさがり、娼婦に、
「お願い、準一にマ〇コの舐め方を教えてあげて欲しいんだ」
その言葉に準一は唖然。姫ってノルン王国を代表する女王だよね? それがマ〇コなんて汚い言葉を使っていいの?
準一は侍従長を見ると、彼も唖然としてました。その背後にいる近衛兵たちも、開いた口がふさがらないて感じ。お側ご用人の2人は視線をはずして苦笑してます。娼婦たちは吹きだすのをなんとか我慢してました。
ただ、準一と手を組んでる娼婦は平然とした顔で、
「わかりました」
と返答。姫はニコッと笑って、
「お願いね。私、準一に舐めてもらいたいんだ、女にとって一番大事なところを」
準一は姫の12歳とは思えない発言の連発に、胸の鼓動がさらにバクバクしてきました。もう心臓がはち切れそう。しかし、姫はいったいどこでこんな知識を身に着けたんでしょうか?・・・
お側ご用人の2人は再び観音開きの扉を開けました。準一は娼婦にエスコートされ、部屋を出ていきました。
2人が出ていくと、姫の顔色が急に変わりました。なんか淋しそう。彼が娼婦と性交する。これはある意味浮気行為。そんな浮気を自分自身で舞台設定したのです。残念と思って当然。
けど、今姫に求められてるものは妊娠、出産。その下準備のためにどうしても必要な行為。ここは我慢しないといけません。
宮殿内の廊下を歩くお側ご用人の2人。その背後には、娼婦にエスコートされた準一が。
準一の頭の中は、わくわくドキドキ。オレ、これからこの女性と性交する。オレ、一生童貞で終わると思ってたけど、まさかこんな日が来るなんて・・・
けど、準一の頭の中にはもう1つの思いがありました。先ほど浮かんだ疑問を解決したくって解決したくって、しょうがないのです。思い切って質問してみることにしました。
「あ、あの~・・・」
お側ご用人の2人は驚いて歩を止め、振り向きました。
「ん、何か?」
「あ、あのですねぇ・・・」
一度は質問してみようと思った準一ですが、いざ質問してみようと思ったら、その瞬間、躊躇してしまいました。
「あなたは昔娼婦だったんですか?」
なんて質問、面と向かってできませんよね。もし娼婦じゃなかったら、大変失礼な質問となります。
もう1つの疑問は、侍女の過去。現役娼婦に「先輩」と言われた。てことは、侍女は元娼婦? ええ、元娼婦が姫の・・・ 現役の女王の最側近をやってるってこと? なんで?・・・
侍従長は娼婦たちを見渡して、
「今日の当番は?」
1人の娼婦が1歩前に出ました。
「私です」
その娼婦はかなりの高身長。身長175cmの準一とほぼ同レベル。スレンダーの割には胸はむちゃくちゃ膨れてました。
侍従長がその娼婦に話しかけました。
「今からでも大丈夫ですかな?」
娼婦は微笑み、
「もちろん!」
侍従長は今度は準一を見て、
「では、十分お楽しみください」
姫は微笑んで、
「頑張ってね~ 準一!」
長身の娼婦は準一の左ひじに自分の右腕を入れ、ひじとひじを絡めました。そして笑みを作り、準一の顔を見て、
「さあ、行きましょ!」
女性経験ゼロだった準一は、この高身長の女性に身体を密着され、思いっきり赤面。
オレ、この女性とこれから性交するんだよな・・・ そう思うと準一の心臓の鼓動は、バクバクとマックスになりました。
「あはは・・・」
姫はここで何かを思い出したようです。
「あ、そうだ! ちょっと待って!」
姫は準一と娼婦の前に立ちふさがり、娼婦に、
「お願い、準一にマ〇コの舐め方を教えてあげて欲しいんだ」
その言葉に準一は唖然。姫ってノルン王国を代表する女王だよね? それがマ〇コなんて汚い言葉を使っていいの?
準一は侍従長を見ると、彼も唖然としてました。その背後にいる近衛兵たちも、開いた口がふさがらないて感じ。お側ご用人の2人は視線をはずして苦笑してます。娼婦たちは吹きだすのをなんとか我慢してました。
ただ、準一と手を組んでる娼婦は平然とした顔で、
「わかりました」
と返答。姫はニコッと笑って、
「お願いね。私、準一に舐めてもらいたいんだ、女にとって一番大事なところを」
準一は姫の12歳とは思えない発言の連発に、胸の鼓動がさらにバクバクしてきました。もう心臓がはち切れそう。しかし、姫はいったいどこでこんな知識を身に着けたんでしょうか?・・・
お側ご用人の2人は再び観音開きの扉を開けました。準一は娼婦にエスコートされ、部屋を出ていきました。
2人が出ていくと、姫の顔色が急に変わりました。なんか淋しそう。彼が娼婦と性交する。これはある意味浮気行為。そんな浮気を自分自身で舞台設定したのです。残念と思って当然。
けど、今姫に求められてるものは妊娠、出産。その下準備のためにどうしても必要な行為。ここは我慢しないといけません。
宮殿内の廊下を歩くお側ご用人の2人。その背後には、娼婦にエスコートされた準一が。
準一の頭の中は、わくわくドキドキ。オレ、これからこの女性と性交する。オレ、一生童貞で終わると思ってたけど、まさかこんな日が来るなんて・・・
けど、準一の頭の中にはもう1つの思いがありました。先ほど浮かんだ疑問を解決したくって解決したくって、しょうがないのです。思い切って質問してみることにしました。
「あ、あの~・・・」
お側ご用人の2人は驚いて歩を止め、振り向きました。
「ん、何か?」
「あ、あのですねぇ・・・」
一度は質問してみようと思った準一ですが、いざ質問してみようと思ったら、その瞬間、躊躇してしまいました。
「あなたは昔娼婦だったんですか?」
なんて質問、面と向かってできませんよね。もし娼婦じゃなかったら、大変失礼な質問となります。
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