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姫のセリフが続いてます。
「準一がいなかったらこのノルン王国は今頃、グラニ帝国かウルズ王国かスクルド王国に占領されてたわよ。私と結婚したってなーんの問題もないでしょ!?」
ふと気づくとDVDプレイヤーの画面の中では、パトロール魔女ジェニー2話のAパートが終わってました。準一はこれを利用して雰囲気を変えようと考えました。で、映像を止め、
「あは、ごめん。もう1回初めから見よっか?」
すると姫から、期待とは違う応えが返ってきました。
「いや、今日はここまでにしましょ」
その反応に準一はびっくり。
「え?」
「実を言うと、今宮殿の中で大事な王室会議が行われてるんだ」
「ええ、君、女王だろ? 主役がいないのに王室会議やってんのか?」
「ルールでたとえ王であっても、20歳にならないとその会議に出席できないんだ。なんか昔、17歳で会議中に大暴れちゃった王がいて、それ以来ルールが変わったみたい」
準一は侍従長の説明を思い出しました。先代の王は自分が除外された王室会議の判断で、大事な自分の娘を6人処分されてます。今もそのルールは変わってないのか?・・・
姫は言葉を続けます。
「もう会議の結果は出てるはずよ。早くその結果を聞きたいの。ジェニーの続きは会議の結果を聞いてから見ましょ」
準一はパトロール魔女ジェニーが大好き。何度見ても飽きません。それゆえ途中で視聴を打ち切ることにはちょっと納得いかないようです。が、会議の結果を聞いたらまた一緒に見られると聞いて安心したようです。で、
「OK」
と返事。
姫は立ち上がり、右手を前に突き出すと、
「出でよ、箒!」
と宣言。すると箒が出現し、姫の右手にその柄が握られました。姫は笑顔で準一の顔を見て、
「さあ!」
2人はタンデムで箒に跨り、青空に浮かび上がりました。
宮殿の外観。遠くから姫と準一を乗せた箒が飛んできました。2人は宮殿の広大なテラスに着地。そのまま宮殿内に入りました。
ここは大広間。観音開きの扉が開き、姫と準一が入ってきました。侍女の声。
「姫様のお帰りです!」
侍従長が2人を待ち受けてました。
「姫、お帰りなさい!」
さっそく姫が質問しました。
「じぃ、会議、どうなった!?」
「はい、すべて姫の希望通りとなりました!」
「てことは?」
「姫は13歳の誕生日に結婚してもらいます!」
姫は嬉しそう。
「あは、そう!」
準一はびっくり。
「ええ、13歳で結婚?」
侍従長は準一に説明します。
「ノルン王国では13歳から結婚できることになってます。問題ありません!」
準一。
「で、誰と結婚するんですか?」
姫は準一を見て、ニコッと笑い、応えます。
「あなたよ」
「ええ~!?」
この瞬間準一は気づいてしまいました。姫の先ほどの話の意味を。そう、姫と準一の結婚はある程度決まってたのです。だから結婚することを前提に話しをしてたのです。
しかし、姫は本当に初性交のとき、2人の結合した部分を撮影する気なのでしょうか? いや、この世界にビデオカメラはありません。その心配はいらないと思います。
侍従長。
「準一殿の世界では18歳になるまで結婚できないようですが、ここはノルン王国です。ノルン王国にいるからには、ノルン王国のルールに従ってもらいます!」
「ええ~?・・・」
準一はびっくりしてますが、それは表向き。実は内心喜んでました。準一も真性ロ〇○ン。これで幼少の姫と正々堂々性交できるからです。
侍従長。
「伝統を重んじるのなら、姫の婿は本来ウルズ王国かスクルド王国から迎えるべきなのですが、今のこの状況ではムリと判断しました」
「準一がいなかったらこのノルン王国は今頃、グラニ帝国かウルズ王国かスクルド王国に占領されてたわよ。私と結婚したってなーんの問題もないでしょ!?」
ふと気づくとDVDプレイヤーの画面の中では、パトロール魔女ジェニー2話のAパートが終わってました。準一はこれを利用して雰囲気を変えようと考えました。で、映像を止め、
「あは、ごめん。もう1回初めから見よっか?」
すると姫から、期待とは違う応えが返ってきました。
「いや、今日はここまでにしましょ」
その反応に準一はびっくり。
「え?」
「実を言うと、今宮殿の中で大事な王室会議が行われてるんだ」
「ええ、君、女王だろ? 主役がいないのに王室会議やってんのか?」
「ルールでたとえ王であっても、20歳にならないとその会議に出席できないんだ。なんか昔、17歳で会議中に大暴れちゃった王がいて、それ以来ルールが変わったみたい」
準一は侍従長の説明を思い出しました。先代の王は自分が除外された王室会議の判断で、大事な自分の娘を6人処分されてます。今もそのルールは変わってないのか?・・・
姫は言葉を続けます。
「もう会議の結果は出てるはずよ。早くその結果を聞きたいの。ジェニーの続きは会議の結果を聞いてから見ましょ」
準一はパトロール魔女ジェニーが大好き。何度見ても飽きません。それゆえ途中で視聴を打ち切ることにはちょっと納得いかないようです。が、会議の結果を聞いたらまた一緒に見られると聞いて安心したようです。で、
「OK」
と返事。
姫は立ち上がり、右手を前に突き出すと、
「出でよ、箒!」
と宣言。すると箒が出現し、姫の右手にその柄が握られました。姫は笑顔で準一の顔を見て、
「さあ!」
2人はタンデムで箒に跨り、青空に浮かび上がりました。
宮殿の外観。遠くから姫と準一を乗せた箒が飛んできました。2人は宮殿の広大なテラスに着地。そのまま宮殿内に入りました。
ここは大広間。観音開きの扉が開き、姫と準一が入ってきました。侍女の声。
「姫様のお帰りです!」
侍従長が2人を待ち受けてました。
「姫、お帰りなさい!」
さっそく姫が質問しました。
「じぃ、会議、どうなった!?」
「はい、すべて姫の希望通りとなりました!」
「てことは?」
「姫は13歳の誕生日に結婚してもらいます!」
姫は嬉しそう。
「あは、そう!」
準一はびっくり。
「ええ、13歳で結婚?」
侍従長は準一に説明します。
「ノルン王国では13歳から結婚できることになってます。問題ありません!」
準一。
「で、誰と結婚するんですか?」
姫は準一を見て、ニコッと笑い、応えます。
「あなたよ」
「ええ~!?」
この瞬間準一は気づいてしまいました。姫の先ほどの話の意味を。そう、姫と準一の結婚はある程度決まってたのです。だから結婚することを前提に話しをしてたのです。
しかし、姫は本当に初性交のとき、2人の結合した部分を撮影する気なのでしょうか? いや、この世界にビデオカメラはありません。その心配はいらないと思います。
侍従長。
「準一殿の世界では18歳になるまで結婚できないようですが、ここはノルン王国です。ノルン王国にいるからには、ノルン王国のルールに従ってもらいます!」
「ええ~?・・・」
準一はびっくりしてますが、それは表向き。実は内心喜んでました。準一も真性ロ〇○ン。これで幼少の姫と正々堂々性交できるからです。
侍従長。
「伝統を重んじるのなら、姫の婿は本来ウルズ王国かスクルド王国から迎えるべきなのですが、今のこの状況ではムリと判断しました」
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