リトルクイーンのいけない魔法(Ｒ18＋)

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　姫の頭の中で数時間前の侍女のセリフが蘇りました。
「男はですねぇ、いくつになっても女の乳房に弱いんですよ。たとえ70歳になっても、80歳になっても、100歳になっても。乳房は女の武器なんです」
　姫は自分の左乳房を右手で掴みました。
「私のおっぱいでも武器になるかなあ？･･･」
　姫の身体はもう完全に火照ほてってます。
　一方準一は、サイドボードの下の方をのぞき込んです。
「あった！」
　準一はサイドボードから何かを取り出しました。ＤＶＤＢＯＸです。準一はそれを姫に見せ、
「姫、パトロール魔女ジェニーのＤＶＤＢＯＸ、見つかったよ！」
　けど、姫はまったく興味を示してません。
　準一はそのＤＶＤＢＯＸを肩から下げたカバンに収納すると、今度は別の棚の中を見ました。
「え～と、ＤＶＤプレイヤーは、と･･･ あった！」
　準一はＤＶＤプレイヤーを持って振り返りました。が、次の瞬間、腰を抜かすほど驚きました。
「ええーっ!?」
　なんと姫は紺色のローブを脱ごうとしてるのです。すでに半分以上捲り上げてます。が、左手がないせいか、うまく脱げないようです。それでも片方の乳房は完全に見えてました。
　なまめかしいピンク色の乳首。12歳とは思えないほど乳房は膨らんでました。なお、ブラジャーはありません。面積が狭いレモンイエローのパンツは丸見えです。
　準一はそれを見て思わず唾をゴクリと呑みました。が、すぐに我に返り、両手で姫の動作を無理やり押さえました。
「バカ！　何やっんだよ!?」
「あは、性交セックスしたくなっちゃった。排卵日なのかなあ･･･」
　排卵日。その単語は準一にはかなり刺激的でした。
「ああ･･･」
　が、すぐに正気に戻り、
「ともかく、すぐに服を着ろって！　こんなところで裸になるなよ！」
　姫は残念そうな顔。
「うん･･･」
　姫はローブを降ろし始めました。けど、やはり左腕がないせいか、うまくいきません。準一は慌ててその動作を手伝います。
「ほら、早く･･･」
　ローブは完全に元通りになりました。準一は強い口調で訊きました。
「いったいどうしたっていうんだよ？」
「私、準一の赤ちゃんを産みたい」
「さっき侍従長から聞いたよ。姫の世界では12歳で性交セックスしたら、たとえ王であっても逮捕されるって」
　いや、侍従長は13歳にならないと結婚できないと説明したのですが、実は姫が統治する国では、13歳未満は性交セックスしてはならないという法律がありました。準一の出まかせは真実だったのです。
「あは、曽祖母ひいおばあちゃん、嫌な法律を作ったなあ、ほんと･･･」
　けど、姫はまだ諦めてません。準一の左手首に狙いを定めると、その手首を掴み、その手を引き上げました。そしてその手を自分の乳房へ。
　ローブの上からですが、とりあえず準一に自分の乳房を揉ませ、その気にさせる気のようです。
　案の定、準一は反射的にその乳房を掴んで、ムニュムニュと無意識に揉み始めました。姫はそれを認識すると、
「あはっ」
　と笑みを浮かべました。そしてさらなる実力行使に出ます。上気した声で、
「私、本当に準一と性交セックスしたいんだ。いいじゃん、ここで性交セックスしたって、誰も見てなければ、なんの問題もないって」
　準一は姫の乳房を無意識に揉み続けてます。はぁはぁと荒い息。今準一を支配してるのは、本能だけ。
　いよいよ準一のタガがはずれる。その瞬間、１階から玄関の扉が開く音が。続けて猛スピードで階段を駆けあがる音が。きっと警官です。