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「姫、オレの世界じゃ、12歳の女の子と性交したら、どんな理由があろうと確実に逮捕されちゃうんだよ」
その準一の発言に姫はびっくり。強めの言葉で質問しました。
「え、どうして? 幼過ぎるから?」
「そういう法律だから」
「え~!?・・・」
「オレは向こうの世界の人間だ。当然オレの世界の法律を守らないと・・・」
「あなたの世界じゃ、いくつになったら性交していいの?」
ここまで緊張状態だった準一の頭の中は、この姫の質問でついにパニック状態に陥りました。
あれ、いくつだっけ? 13歳だっけ? 18歳だっけ?・・・ いや、女の子は16歳から結婚できるから16? で、でも、16歳で援交したら絶対逮捕だよな・・・
あ~ もう!・・・
準一はとりあえず、
「18だよ!」
と説明。すると姫は呆れます。
「ええ~ 18? 6年後? 私、そんなに待てないよ! 今すぐ結婚しようよ。結婚できないのなら、性交だけでもいいから! 私、どうしてもあなたの赤ちゃんを生みたいんだ!」
準一は完全に困ってしまいました。そのときです。姫が、
「何、あの煙!?」
と、大きな声を発しました。準一が前方を見ると、はるか向こうに煙が立ち上ってました。
姫。
「宮殿の方?・・・」
準一は慌ててトランシーバーを握りました。
「侍従長! 侍従長!」
しかし、返事がありません。準一は焦ります。
「ちっ、何か起きてなきゃいいが・・・」
「急ぎましょ!」
「うん!」
2人が乗る箒が急加速しました。
宮殿のテラスは阿鼻叫喚な状態になってました。たくさんの兵が血だらけになって倒れてるのです。今新たに3人の兵隊が駆け付け、弓に矢を番えました。
「射てーっ!」
放たれる矢。その矢が上空に浮かぶ物体に向かって行きます。この時代には似付かない未来的デザインのマシーン。跨ってるのはブリュン。
矢がブリュンに当たる寸前、光の障壁が現れ、すべての矢を弾きました。
マシーンはオーバーテクノロジーですが、光の障壁は姫の防御魔法の光の球体と同じもののようです。つまり、魔法。
「そんなもの、私に効くはずがないじゃん。ほら、お返しだ!」
ブリュンは小銃くらいの大きな銃器を持っていて、それを撃ちました。放たれた銃弾・・・ いや、これは光弾です。この光弾によって3人の兵はあっという間に倒されてしまいました。
別の兵が槍を投げました。
「矢がダメなら、鑓だ! そりゃーっ!」
その鑓の行く先はヒルドが跨った上空に浮いてるマシーン。色違いですが、ブリュンが乗ってるマシーンとまったく同じマシーンです。
こちらのマシーンにも光の球体が出現し、鑓は弾き飛ばされました。ヒルドも光弾銃を発射。
「ムダだと言ってんでしょ!」
光弾は鑓を投げた兵の顔面に命中。兵の頭は木端微塵に吹き飛びました。なお、ヒルドが持ってる光弾銃も、ブリュンと同じものです。
ヒルドが高笑い。
「あはは、あなたたちって突撃銃がなきゃ、こんなものなのね。笑っちゃうわ!」
この光景を建物の陰から見ている男性がいます。侍従長です。侍従長は恐れおののいてます。
「な、なんて威力だ・・・」
「あら、まだ生きてる人間がいたの?」
突然の声。侍従長ははっとして振り返ると、そこには空飛ぶマシーンに乗ったブリュンがいました。
「ふふ、そんなところに隠れてるなんて、あなた、卑怯じゃないの?」
侍従長に光弾銃を向けるブリュン。焦る侍従長。
「ああ・・・」
が、そのとき、
「出でよ、火焔旋風!」
の呪文。
その準一の発言に姫はびっくり。強めの言葉で質問しました。
「え、どうして? 幼過ぎるから?」
「そういう法律だから」
「え~!?・・・」
「オレは向こうの世界の人間だ。当然オレの世界の法律を守らないと・・・」
「あなたの世界じゃ、いくつになったら性交していいの?」
ここまで緊張状態だった準一の頭の中は、この姫の質問でついにパニック状態に陥りました。
あれ、いくつだっけ? 13歳だっけ? 18歳だっけ?・・・ いや、女の子は16歳から結婚できるから16? で、でも、16歳で援交したら絶対逮捕だよな・・・
あ~ もう!・・・
準一はとりあえず、
「18だよ!」
と説明。すると姫は呆れます。
「ええ~ 18? 6年後? 私、そんなに待てないよ! 今すぐ結婚しようよ。結婚できないのなら、性交だけでもいいから! 私、どうしてもあなたの赤ちゃんを生みたいんだ!」
準一は完全に困ってしまいました。そのときです。姫が、
「何、あの煙!?」
と、大きな声を発しました。準一が前方を見ると、はるか向こうに煙が立ち上ってました。
姫。
「宮殿の方?・・・」
準一は慌ててトランシーバーを握りました。
「侍従長! 侍従長!」
しかし、返事がありません。準一は焦ります。
「ちっ、何か起きてなきゃいいが・・・」
「急ぎましょ!」
「うん!」
2人が乗る箒が急加速しました。
宮殿のテラスは阿鼻叫喚な状態になってました。たくさんの兵が血だらけになって倒れてるのです。今新たに3人の兵隊が駆け付け、弓に矢を番えました。
「射てーっ!」
放たれる矢。その矢が上空に浮かぶ物体に向かって行きます。この時代には似付かない未来的デザインのマシーン。跨ってるのはブリュン。
矢がブリュンに当たる寸前、光の障壁が現れ、すべての矢を弾きました。
マシーンはオーバーテクノロジーですが、光の障壁は姫の防御魔法の光の球体と同じもののようです。つまり、魔法。
「そんなもの、私に効くはずがないじゃん。ほら、お返しだ!」
ブリュンは小銃くらいの大きな銃器を持っていて、それを撃ちました。放たれた銃弾・・・ いや、これは光弾です。この光弾によって3人の兵はあっという間に倒されてしまいました。
別の兵が槍を投げました。
「矢がダメなら、鑓だ! そりゃーっ!」
その鑓の行く先はヒルドが跨った上空に浮いてるマシーン。色違いですが、ブリュンが乗ってるマシーンとまったく同じマシーンです。
こちらのマシーンにも光の球体が出現し、鑓は弾き飛ばされました。ヒルドも光弾銃を発射。
「ムダだと言ってんでしょ!」
光弾は鑓を投げた兵の顔面に命中。兵の頭は木端微塵に吹き飛びました。なお、ヒルドが持ってる光弾銃も、ブリュンと同じものです。
ヒルドが高笑い。
「あはは、あなたたちって突撃銃がなきゃ、こんなものなのね。笑っちゃうわ!」
この光景を建物の陰から見ている男性がいます。侍従長です。侍従長は恐れおののいてます。
「な、なんて威力だ・・・」
「あら、まだ生きてる人間がいたの?」
突然の声。侍従長ははっとして振り返ると、そこには空飛ぶマシーンに乗ったブリュンがいました。
「ふふ、そんなところに隠れてるなんて、あなた、卑怯じゃないの?」
侍従長に光弾銃を向けるブリュン。焦る侍従長。
「ああ・・・」
が、そのとき、
「出でよ、火焔旋風!」
の呪文。
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