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侍従長は地図のノルン連合王国の一番左端を指さし、
「しかし、今年に入ってヴェルザンディ公国は、遠くの国から大型船舶を何隻か仕入れてるという情報があります。もしかしたらその船舶は、ウルズ王国とスクルド王国が購入した軍艦かもしれません」
「ええ~? 前門の虎後門の狼かよ・・・」
「ノルン王国の存亡を考えて、姫は命がけであなたをこの世界に連れてきたのですぞ。わかってますか?」
準一は堅苦しい笑顔を見せ、
「あは、わかってますよ!」
「あなたの活躍に期待してますぞ!」
ここで準一は頭の中にずっと浮かんでた疑問を侍従長にぶつけてみることにしました。
「あの~ お姫様は今12歳なんですか?」
「左様」
「12歳にしてはずいぶんおませなような気がするんですが? この世界の女の子て、たいてい12歳までに性的な経験を済ませておくんですか?」
「ふふ、まさか。あなたの世界の女子は、12歳になるまでたいていのことを済ませておくんですかな?」
「あはは、まさかあ。
え~と、じぃでしたっけ?」
「はい。ま、正確な役職名は侍従長ですが」
「じゃ、侍従長様。さっきオレを指差して、この男はベッドの中で本性を剥き出しにしますぞ! と大きな声で言いましたよね?」
「お気を損ねましたか? 申し訳ございません」
「いや、逆ですよ。もし隣りにあんなにかわいい娘が寝ていたら、オレ、絶対手をだしてたと思います。止めてくれてありがとうございます!」
「いえいえ、これが侍従長の務め。
今日はもう遅くなりました。そろそろご就寝ください」
「わかりました」
準一は立ち上がりました。
ここは浴室。前回と同じ宮殿内の浴室です。
何1つまとってないお側ご用人の2人が抱き合ってます。2人はねちっこいキスの最中。
2人は身長差があるせいか、侍女は木箱に載ってます。それでも身長差は埋まらず、侍従が侍女を上からキスしてる感じになってます。
侍従は多少鍛えてるのか、ちょっと立派な身体。侍女の背中には巨大な魔法円の刺青がありますが、侍従の左二の腕にも同じ魔法円の刺青があります。
ねっちょりと絡み合う2人の舌。2人の身体は若干開いてます。どうやらこのキスをあえて誰かに見せているようです。このキスを見ている人物は・・・ 姫でした。
姫は2人から少し離れた場所にイスに座ってこれを見てました。姫も素っ裸。自慢の長髪はシニヨンにまとめてます。
脚は大きく開いてます。右手は中指だけを立て、股間をまさぐってました。クリトリスを刺激してるのです。そう、自慰行為の真っ最中なのです。顔は真っ赤。ハァハァと荒い息。
侍従はキスをやめ、姫を見ました。
「姫、今日は何をご覧になりますか?」
「そ、それじゃ、立ちバック・・・」
侍女は途端に嫌な顔を見せました。
「ええ?・・・」
侍従は微笑んで、
「御意!」
侍従は今度は侍女を見て、
「さあ」
侍女は不機嫌そう。
「やんの、立ちバック?」
「姫のお望みですよ」
「もう・・・ あなた、女の一番弱いところ、ガンガン突いてくるじゃん・・・」
侍女は姫を一べつすると、あきらめ顔を見せました。
侍女はくるっと振り向くと、一番近い壁まで歩き、深くおじぎするように上半身を折り、壁に両手を付けました。その状態で背後の侍従を横目で見て、
「いいわよ。さあ、来て!」
侍従は足下に落ちてた箱を持ち、それを侍女の足下に置きました。
「あなたと私の体格差を考えたら、これがないと1つになれませんよ」
「そんなのに載って私が失神したらどうすんの?」
「自分が抱きかかえるから、安心してください」
「ほんと?」
「ほんとうですよ」
「もう!・・・」
「しかし、今年に入ってヴェルザンディ公国は、遠くの国から大型船舶を何隻か仕入れてるという情報があります。もしかしたらその船舶は、ウルズ王国とスクルド王国が購入した軍艦かもしれません」
「ええ~? 前門の虎後門の狼かよ・・・」
「ノルン王国の存亡を考えて、姫は命がけであなたをこの世界に連れてきたのですぞ。わかってますか?」
準一は堅苦しい笑顔を見せ、
「あは、わかってますよ!」
「あなたの活躍に期待してますぞ!」
ここで準一は頭の中にずっと浮かんでた疑問を侍従長にぶつけてみることにしました。
「あの~ お姫様は今12歳なんですか?」
「左様」
「12歳にしてはずいぶんおませなような気がするんですが? この世界の女の子て、たいてい12歳までに性的な経験を済ませておくんですか?」
「ふふ、まさか。あなたの世界の女子は、12歳になるまでたいていのことを済ませておくんですかな?」
「あはは、まさかあ。
え~と、じぃでしたっけ?」
「はい。ま、正確な役職名は侍従長ですが」
「じゃ、侍従長様。さっきオレを指差して、この男はベッドの中で本性を剥き出しにしますぞ! と大きな声で言いましたよね?」
「お気を損ねましたか? 申し訳ございません」
「いや、逆ですよ。もし隣りにあんなにかわいい娘が寝ていたら、オレ、絶対手をだしてたと思います。止めてくれてありがとうございます!」
「いえいえ、これが侍従長の務め。
今日はもう遅くなりました。そろそろご就寝ください」
「わかりました」
準一は立ち上がりました。
ここは浴室。前回と同じ宮殿内の浴室です。
何1つまとってないお側ご用人の2人が抱き合ってます。2人はねちっこいキスの最中。
2人は身長差があるせいか、侍女は木箱に載ってます。それでも身長差は埋まらず、侍従が侍女を上からキスしてる感じになってます。
侍従は多少鍛えてるのか、ちょっと立派な身体。侍女の背中には巨大な魔法円の刺青がありますが、侍従の左二の腕にも同じ魔法円の刺青があります。
ねっちょりと絡み合う2人の舌。2人の身体は若干開いてます。どうやらこのキスをあえて誰かに見せているようです。このキスを見ている人物は・・・ 姫でした。
姫は2人から少し離れた場所にイスに座ってこれを見てました。姫も素っ裸。自慢の長髪はシニヨンにまとめてます。
脚は大きく開いてます。右手は中指だけを立て、股間をまさぐってました。クリトリスを刺激してるのです。そう、自慰行為の真っ最中なのです。顔は真っ赤。ハァハァと荒い息。
侍従はキスをやめ、姫を見ました。
「姫、今日は何をご覧になりますか?」
「そ、それじゃ、立ちバック・・・」
侍女は途端に嫌な顔を見せました。
「ええ?・・・」
侍従は微笑んで、
「御意!」
侍従は今度は侍女を見て、
「さあ」
侍女は不機嫌そう。
「やんの、立ちバック?」
「姫のお望みですよ」
「もう・・・ あなた、女の一番弱いところ、ガンガン突いてくるじゃん・・・」
侍女は姫を一べつすると、あきらめ顔を見せました。
侍女はくるっと振り向くと、一番近い壁まで歩き、深くおじぎするように上半身を折り、壁に両手を付けました。その状態で背後の侍従を横目で見て、
「いいわよ。さあ、来て!」
侍従は足下に落ちてた箱を持ち、それを侍女の足下に置きました。
「あなたと私の体格差を考えたら、これがないと1つになれませんよ」
「そんなのに載って私が失神したらどうすんの?」
「自分が抱きかかえるから、安心してください」
「ほんと?」
「ほんとうですよ」
「もう!・・・」
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