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登場人物の紹介

登場人物

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【登場人物の紹介(順不同:随時更新、ネタバレあり)】

 現在、登場している登場人物(もしかしたら出てない者も。書き忘れもあるかもしれません)の紹介です。
 内容は作品中に出ている分で、以後、新しいキャラの登場ごとに随時に追加更新していきます。
 設定と共にネタバレ、物語に関係ないことまで書いている場合もありますが、何卒ご容赦をお願いします。


【アン邸の人々】


〈三坂和穂〉
 この物語の主人公。
 リタの夫。異世界人。
 期末テスト後、いつもの公園のベンチで居眠りしていたところ異世界に転移してしまった16才。
 リタと会い、夫婦となる。

〈リタ・アーヴル・スカンディナ〉
 和穂の妻となったエルフの少女。
 この物語のヒロイン。
 B級冒険者。風魔法を得意とする。121歳。
 ツンデレ。

〈アン・モルガン・ルフェ〉
 この物語のトリックスター。
 リタを溺愛する単眼族モノアイの義母。
 王宮の主席宮廷魔法使いを務めたほどの魔法使い。巨乳。

〈ローザ・デルトゼノス〉
 浮遊島の館を管理する長身の鬼人のメイド。
〈風切り〉と呼ぶ槍の使い手。実力はA級冒険者以上S級にも匹敵する。
 リタの義妹いもうとでダークレイとメリューサの養女。

〈フェリア〉
 自分は「剣」だと主張する手の平サイズの人型。実際、剣にもなる。
 ローザとの戦闘の中、和穂と(騙し討ちのように:和穂談)契約する。
 アン曰く〝堕落の門〟

〈カラー〉
 〈黒の森〉のリタの家の近くで弱っていたところを和穂とリタに助けられた長い虹色の尾羽を持つ白い鳥。その後、二人に懐く。
〝クトー〟と聞いたことのない鳴き方をする。

〈ダークレイ・デルトゼノス〉
 アンの執事兼家令。魔人。メリューサの夫。
 リタの剣、戦闘に関する先生。
 幼い頃のリタからはパパと呼ばれていたためか、アン同様にリタを溺愛している。

〈メリューサ・デルトゼノス〉
 アンのメイド、メイド長。魔人。
 ダークレイと共にリタに儀礼、マナー、家政一般を教えた。
 また、アン不在の際は母親役も務めたことから幼い頃はママと呼ばれていた。

〈カレン・デルトゼノス〉
 ダークレイとメリューサの一人娘。
 和穂を「お兄ちゃん」と呼ぶリタの幼い恋敵。
 幼いながら魔法、剣ともにリタより上の実力を持つ、幼き天才、未来の剣聖。

〈カミューラ・スペイトロン〉
 和穂がアンから受け取った水晶片のようなもの〝思念武装サイキック・ギア〟の中にいた神祖カミューラの残留思念。
 アンとは旧知の中である。
 アン邸に落ち着き、大抵はアンと過ごしている。和穂の良きアドバイザー。
 残滓でも神祖の力は絶大。〝天を射落とすものウラヌスフォール〟の異名を持つ。

〈スゥーマ〉
 元は和穂の持っていたスマートフォンだったが、アンが精霊へと昇華させた。
 いまはメリューサ、ローザと共にアン邸でメイドをしている。
 ダークレイの娘カレンの良い遊び相手となっている。


〈ヒュプノス〉
 リタのもう一人の本当の母親リリクスであるがリタ自身は知らない。
 その正体はリタの住む〈マザーツリー〉のある〈黒の森〉の深部に住む神で、姿を見た者は死ぬなどの不吉な根も葉もない噂があるが、実際に見た者は殆ど存在しない。
 リリクスが里を追い払われたのち、彷徨い着いた〈黒の森〉の深部で出会い、リタを託す。

〈リリクス・アーヴル・スカンディナ〉
 リタの亡くなった実母。エルフ。
〈黄金色の竜〉の伴侶。
〈風のリリクス〉と呼ばれ、卓越した魔法操作、技術を持っていた。
〝沙羅双樹〟の正式継承者。オリジナルはそのままリタに継承されたが後にヒュプノスに取り出されアルベロンへと譲渡された。


【〈モルスラ〉砦】


〈リューク・レスタール〉
 レスタール男爵第三夫人の末っ子。
 レネとよく言い争っているが「喧嘩するほど仲が良い」を地で行っているような二人。
 相思相愛だが本人達だけが気付いていない。
 広域索敵魔法を使う。警邏の際はレネ、ティガルとチームを組む。
 魔力量だけならレネより上。通称はリック。

〈レネ・クロック〉
 左目にスカーレット・アイの魔眼を持つ『灼熱』の二つ名の〈モルスラ〉砦の魔法使い。
 のちのリュークの伴侶。
 リタを〝姉様〟と慕う人族で、弟子を取らないことで有名なアンの数少ない弟子扱いの一人。
 リタの妹弟子にあたる。通称レネ。

〈ティガル・レモンド〉
 リュークの幼馴染。通称はティル。
 好青年。モテる。その最大の被害者がリューク。
 冒険者ギルド【北風の歌】メンバー、リリアの婚約者。

〈タウア・ロイマン〉
 リューク、ティガル、レネの所属する第五小隊の小隊長。
 ティガルの遠縁に当たる。妻帯者。双子の娘がいる。

〈マドル・アキュア〉
 クレスの双子の姉。王国最強騎士団〈ナンバーレス〉の筆頭騎士団長。


【ラウンマトル聖堂神殿】


〈クレス・アキュア〉
 ラウンマトル聖堂神殿の聖女。
 マドルの双子の妹。
〝共感〟(エンパシー)能力の持ち主でマドルと互いの身体を入れ替わることが出来る。
 その際に互いの持つ能力の八割以上が使用可能になる。
 治癒魔法、破邪魔法など神聖魔法に精通する。

〈セノルダ・ライツ〉
 クレス付きの女性守護騎士。
 努力家だがその全てを裏目にする暴走体質の残念な騎士。
 クレスの頭痛の種。

〈レデット〉
 ラウンマトル聖堂神殿の若い神官。
 真面目で有能だが、人を見下すところがある。
 大抵の場合、セノルダの暴走の後始末をさせられるため、セノルダとは犬猿の中だか、何故か妙に相性がいい。のちの伴侶。
 クレスに傾倒し、イルテアを尊敬する。
 イルテアがA級冒険者と知っている。
 

北風の歌ノースウインドソング


〈アネッサ・ガーネット〉
〈北風の歌〉リーダー。イルテアの教え子のひとり。エルフの少女。
 リタが王立学舎に在籍していた頃の級友。なにかと張り合うことも多かったが、いまでもリタが心を許せる友人のひとり。
 短い期間だったが、リタとパーティを組んでいたこともある。

〈イルテア・ミヤマ〉
 エルフ。王都学舎魔法科教師。多くの魔法使いを育成している。
 アネッサ、リリア、スピカの3人は元教え子である。
 現在も現役で教壇に立っている。256歳。
 リタの数少ない姉貴分であり、大陸でも二十八人しかいないAランク冒険者のひとり。

〈リリア・スティル〉
 強化魔法と防御、癒しを得意とする大楯の使い手。
 獣人と人族のハーフ。「鋼のリリア」の異名を持つ。2メートル以上の大柄な体躯の冒険者。
 歌唱の精霊ローレライの加護を持つ歌い手でもある。
 ティガルの幼馴染みで恋人、婚約者。
 イルテア曰く「このリア充め!」

〈スピカ・ノア(・エリシューム)〉
 人族(本当はハーフエルフ)の魔法剣士。
 攻守に安定した戦術の要。スピードに卓越し音速を超える。
 精神的に幼いアネッサの姉替わり。
 すれ違う人十人中十人が振り向くほどの美人。そのためトラブル防止に仮面を使用する。魔眼持ち。
 冒険者だったエルフの父親に助けられた母親の王女が、その国に帰るまでの三年の間に出来た娘。
 本来はいないことになっているため父姓のノアを名乗り、母姓であるエリシュームは封印していた。
 旅先の〈モルスラ〉にて魔獣に大怪我をおった父親の逗留を機に学舎に入り、父親の知り合いだったイルテアに師事する。
 現在は〈モルスラ〉で父、母、そして年の離れた二人の弟妹とともに暮らしている。


【冒険者ギルド協会】


〈アリア・ロンバルデ〉
 冒険者ギルド協会の副ギルドマスター。エルフ。千里眼と瞬間移動の能力者。
「空間の支配者」の異名を持つB級冒険者でもある。
 曲者揃いの〈モルスラ〉冒険者ギルドを表と裏で掌握する。
 冒険者からは〝(モルスラの)姉御〟と呼ばれ、恐れられている。

〈エリダヌス・アケルナル〉
 アリアの指導を受ける、一年目の新人受付嬢。日々精進のひと。人族。
 子供の頃に「水の貴婦人」大精霊ウンディーネと出会い契約する。

〈ドリス・エヴァンミラ〉
 元冒険者のエルフ。このギルド協会の最古参の一人。
 経験豊富であり、的を射たアドバイスがもらえる。

〈ノーラ・ミノシス〉
 人族。〈真実と鑑定〉の魔眼、スキルを持つ。
 薬師でもあり、動植物に精通している。
 その知識は森エルフ以上で、協会で販売しているポーション、各種薬品の大半は彼女の調合によるもの。
 時にエリダヌスが嫉妬するほどに、貴婦人ウンディーネと仲が良い。

〈ベティアン・カテス〉
 二年目のエリダヌスの先輩職員。
 ドワーフの父と錬金術師の人族の母を持ち、母親に錬金術を、子供の頃から親しんだ父親の鍛治士の技を持つ。
 武具と道具に精通する優秀な魔巧師でもあり、そのことから和穂のバイクなどにも興味を持ち、友人となる。
 普段の佇まいは清楚で物静かであるが、戦闘では前衛に立ち巨大な戦斧を縦横無尽に振り回す〈清楚なる暴虐〉
 父親のガードンは王国でも五指に入る鍛治士の名工である。

〈ガードン・カテス〉
 ベティアンの父親。ドワーフ。妻シロンの尻に敷かれてやっている(本人談)愛妻家。

〈シロン・カテス〉
 ベティアンの母親。人族。工房の肝っ玉母さん。
 錬金術師。
 なんだかんだ言っても旦那のガードンが一番(惚気のろけ)、どんな時も支え合ってきた夫婦。

〈ウンディーネ〉
 水色の髪と日傘がトレードマークの〝水の貴婦人〟と呼ばれる水属性の大精霊。一夜で大陸を水底に沈めることが出来るだけの力を持つ。
 新人の冒険者ギルド職員エリダヌスと契約している。
 認識阻害と不可視の魔法によってエリダヌスと特定の特殊能力者(魔眼持ちなど)以外には認識されずディスプレイの魔法にも掛からない。
 アリア、また冒険者ギルド協会の相談役。その存在は〝S級〟であっても対峙には二の足を踏ませるほど。

〈ローレライ〉
 かつて〝魅了〟の魔性を持った歌声で何隻もの船を難破、沈没させた水の精霊で、のちにアンに退治された。
 消滅する寸前にウンディーネが介入し封印される。
 リリアの歌声に目覚め、自ら封印を破る。彼女の守護者として契約し、また良き指導者となる。
(本来は「リリア」に含まれるべきかと思いましたが、水の精霊つながりでこちらに入れました)

【レスタール男爵領】


〈レスタール男爵〉
 リュークの父。

第一夫人(正室)

第二夫人(側室)

トモエシズカ・レスタール
第三夫人(側室)
リュークの母。レスタール騎士団最高顧問の〈天位〉騎士。
 東方の辺境に領地を持つ領主の娘で片刃の太刀の使い手。
 現在は政務が忙しいため相談役に退いたが、依然、騎士団を牛耳る女傑。
 第一夫人と第二夫人からは年が離れているためか、未だに末妹ととして猫可愛いがりされている。


【ラジゴルプシュ王国】


〈イリクロヤ〉
 ダンジョン〈黒の塔〉に消えたと言われる伝説の第三王女。戦姫と呼ばれていた。
 最下層で魔王と出会ったとされる。


【竜】


〈黄金色の竜〉
 リリクスの夫。リタの父親。
 七色の一柱。その力はリタの中で眠っている。リタ、不憫な子……
 〈黒の竜〉との戦いの中、リリクスと幼いリタを庇い命を落とす。
 
〈黒の竜〉
 悪名を轟かす凶竜。
 七色の一柱。
 リタを依代に未だに癒えない〈黄金色の竜〉との戦いの傷を治し、更に高みに上ろうとしたが、ヒュプノスの怒りを買い、消滅させられる。


妖精郷アヴァロン


〈オベロン〉
 ハイエルフ。
 アルベロン、リリクスの父親。
 アルベロンの前の里長。

〈アルベロン〉
 ハイエルフ。
 オベロンの息子で現在の里長。
 リリクスの兄。
 里長の証である〝沙羅双樹セフィロス〟を継承出来なかったため、オベロンがコピーした〝沙羅双樹〟を持つ。
 後日〝沙羅双樹〟はアンの手によってリタから分離され、使用する度にその身体が灼かれるように細工された後、アルベロンに正式に譲渡された。

〈ティタニア〉
 ハイエルフ。アルベロンの妻。 和穂とリタの妖精郷脱出を導く。
 
〈スサヤ・ミヤマ〉
 戦士長。五百歳(推定)
〈妖精郷〉とは違う里の出身でイルテアの父親。
 二百歳までは冒険者として世界中を回っていた。その旅先で同郷の今の妻と出会い、結婚、二児(兄妹)の父となる。
〈妖精郷〉を訪れた際にアルベロンにその経歴を買われ、戦士長として雇われる。
 過去にアンの魔法を間近で見たことがあり、その圧倒的な魔力と完成度に同じ魔法を使う者としてショックを受ける。それ以降、アンに対して畏敬の念を持つようになる。
 本人に意識はないがヒュプノスの魅了の影響下にある。


〈フォルカ・アルサ〉
 〈妖精郷〉の若い男性戦士。二百歳。
 ディスプレイ越しにアン=ヒュプノスの魅了をまともに受け支配下に入る。

〈ララン・ジーカ〉
 スサヤの姪。二百二十歳。
 イルテアに憧れ、里を出て冒険者になるが二十年ほど前に何を思ってか、スサヤを頼って〈妖精郷〉にやってきた。
 現在は〈妖精郷〉を戦士として守る傍らティタニアに付き魔法の修行を行っている。




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