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5.魔物の森
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数ある童話、寓話の中には、舞台となった場所が明確にあることもある。
元々は違う名前だったが、それが有名になったことで、この森はこう呼ばれるようになった。
『魔物の森』と。
ーー
「ギアお前、エルシャはどうした」
この男は、私の計画を無視して【天蓋の街】まで私達を迎えに来ていた。ならば国境沿いの街【蒼穹の街】には、エルシャを置いてきたということだ。
森を行きながら、ギアに訊ねる。エルシャ・オーシャン。『眼鏡小町』と呼ばれた、同期一番の優等生だ。
「あー……知らねえ」
ギアは濁すように答えた。確か彼等は恋仲……では無かったようだが、一緒に【蒼穹の街】へ出た筈だ。
「どういうことだ?彼女も【蒼穹の街】に居るのだろう」
「……さあな」
「?歯切れが悪いな。お前達、何かあったのか」
ギアは頭を掻きながら、私の眼を見ない。喧嘩でもしたのだろうか。
「エルシャって?」
そこへ、エヴァルタからの質問が入る。
「私達の中で、一番の優等生だった者だ。戦闘分野はからっきしだったが、知識、知恵に関しては彼女は一歩抜きん出ていた。聡明な女史だ」
「そうなんですか。兵科は?」
「いや、彼女もギアと同じく、卒業はしていない。ふたりは同時期に辞め、首都を去ったんだ」
「駆け落ちですか!?」
エヴァルタの眼が輝いた。
「そんなところだ。馬鹿で考え足らずなギアを放っておけなかったんだろう。そのまま文官になっていれば良かったものを、最大の愚行と言われている」
「……」
私がエルシャの事を話すと、ギアは何故かそわそわし始める。何かあったのは間違いないが、この様子だとギアは話したがらないな。
どうでも良いと切り伏せても良いが、私達の計画に関わる可能性がある。
ーー
「待て!」
「!」
不意に、ギアが皆を制止した。追っ手か?
「前方から血の臭いだ」
「えっ」
私には分からない。エヴァルタも気付いていない。ギアは頭は弱いが、体は丈夫でスペックが高い。彼の五感も、普通の人間より研ぎ澄まされている。恐らく臭いは本当だろう。
「盗賊か何かか?」
「だろうな。ここは魔物の森だ」
「ああ」
この森は、童話と同じく、村を襲い人を惑わせる邪悪な魔物が実際に住み着いている。
正体は、森を根城にしている盗賊だ。
「道から外れるとローヴィの足に悪い。かと言って引き返せる訳もない。進むしかないぞ」
ギアの意見は尤もだ。
「ローヴィで走り抜けるか?」
「『黒馬』の燃費はとても悪い。次疾走するともうラシャを撒けねえぞ」
「ど、どうしますか?」
エヴァルタが不安そうに私を見る。
「元々、盗賊が居るのを承知の上でこのショートカットを選んだんだ。なあギア。盗賊とラシャ、どちらが怖い?」
「……ははっ。決まってら」
ーー
「おい、止まれ」
ローヴィの手綱を引き、ギアとふたりで進む。開けた場所にボロい建物が見えた。先程襲われた人達は全滅したようだ。そこには死体を漁る男達が数人。
「なんだお前、女と馬1頭連れて、なんだそりゃ」
フードを深く被る。私は、ぱっと見だと女に見えることを知っている。……良い気はしないが、相手の油断を誘える分、今は男よりましか。
「ああ。ここを通してくれ。どうしても先に行かなければならない」
ギアが前へ出て、交渉する。
「通りたいならどうぞ?だが通行料てのがあってな」
それは街の入り口か、国に指定された場所にあるものだ。こんな森に、関所がある筈がない。
だが、そんなことはお互い分かりきっている。
「馬は駄目だ。長旅だからな。だから女を用意した。【天蓋の街】の踊り子だ。これで勘弁してくれ」
ギアが私の背を押して出す。盗賊達はにやりと笑い、私の肩に腕を回した。
「ほう。良いだろう。ちと身体が貧相だが、顔は悪くねえ。だが、それで通行料はお前ひとり分だ」
「は?」
「馬の分は何で払う?」
「……」
盗賊は楽しそうにギアへ詰め寄る。そこへ、他の盗賊も気付いて近付いてきた。死体漁りは終わったようだ。
全部で6人。
「おい、黙ってんなよ、色男」
ギアへ詰め寄る盗賊が、彼の腰へ手を伸ばす。
「高そうな剣だな?」
「これで許してくれるか?」
「はっ。そうだな……良いだろう。実は人を殺すのも楽じゃなくてな。案外死なねえのよ。これが疲れる」
「そうなのか」
「ああ。あんたみたいに話の分かる奴だけなら良いんだが」
「そうか」
ギアが私に目配せをした。合図だ。私はマントからナイフを取り出し、腕を回す男の首に突き刺した。
ーー
「ぐっ!?ぎゃ、ぁぁあ!!」
即座に身を屈ませて拘束から逃れ、腹にもう一撃。人は案外死なない。だが、こいつはもう動けない。
「はぁ!?」
驚いてこちらに振り向く男に、宣言通りギアが腰の剣を抜いて切りつける。体勢を崩した所に、私のもう一撃。あと4人。
「てめえ!やりやがったな!」
すぐに周りの盗賊が武器を取る。しかしその内のひとりは、背後からの強襲で倒れた。
「!?」
エヴァルタだ。彼女はギアから脇差しを借りて、今まで忍んで貰っていた。
あと3人。
「……!」
私とギア、そしてエヴァルタで残りの3人を挟む。硬直状態になった。
「てめえ!騙しやがったな!」
「お互い様だな」
「殺す!」
ひとりが私に切りかかる。どうせなら3人で来た方が良いのだが、盗賊にそこまでのチームワークは無い。
「『女』に手を上げるのは、盗賊以下だぜ」
間に入ったギアにより、そのひとりは地に伏せた。
「ふう。……あとふたり。いや、ひとりか」
「!?」
仲間が殺されるのをじっと見ているとは。しかし気持ちは分からなくもない。いざというとき、人は案外動けないものだ。
動けるものは、相応の強い気持ち…つまり覚悟を持っている。
「ひとり逃げますっ!」
エヴァルタは既にふたり目を切っていた。碌に教養も無い盗賊と、正規に剣を修めたエリートの彼女。力の差は歴然だ。
「くそっ!なんなんだこいつら!頭に報告を…!」
逃げ出した最後のひとりの頭上に、巨大な黒い影が差した。
ーー
「……頭と言っていたな。まあ6人程度な訳は無いか」
べっとりと血の着いたマントを脱ぎ、辺りを確認する。仲間が来るとしても、まだ時間があるか。
ローヴィの蹄に傷が無いか確かめて、足をどけてもらう。奴等は軽装だが防具を着込んでいた。しかし鉄板程度では、『黒馬』の蹄は負けないらしい。
「……」
「ギア。どうした?」
ギアを見ると、自分の手を見詰めていた。私が声をかけると、それをぎゅっと握りしめた。
「……いや。まあ、こんなもんかとな」
「そうか」
この男は馬鹿だが良い奴だ。人を殺したのは初めてだろう。
……エヴァルタも。
「先輩」
「!」
エヴァルタの方を見ると、彼女は顔が真っ青になっていた。
「だ、大丈夫です。ちゃんと、殺します。先輩のため……」
「お、おい……」
やや虚ろ気味に呟いてから、エヴァルタは自分の頬をばちんと叩いた。
「もう大丈夫です。心配お掛けしました。私の剣は、人の役に立ってこそ。このために今まで鍛練していきたので」
「……」
次の瞬間、エヴァルタの表情はもう元に戻っていた。
因みに、殺さない選択肢は無かった。彼等はよくやってくれた。ギアは私達を守る義勇の正義感から。エヴァルタは私への信頼から。だから人も殺して見せた。
私が……。
「大丈夫です」
「!」
いつの間にか俯いていたようだ。エヴァルタが私の手を握ってくれた。
「先輩は間違っていませんよ」
その言葉に、助けられた気がする。私が、折れてはいけない。
くそっ。私だって殺しは初めてだよ。ああだからどうした。それでも前へ進まねば。
「ありがとう。……行こう。他の盗賊に見つかる前に、森を出る」
私達は迷い無くローヴィに乗った。森は広いが、突っ切るだけなら1日かからない。ここを真っ直ぐだ。
元々は違う名前だったが、それが有名になったことで、この森はこう呼ばれるようになった。
『魔物の森』と。
ーー
「ギアお前、エルシャはどうした」
この男は、私の計画を無視して【天蓋の街】まで私達を迎えに来ていた。ならば国境沿いの街【蒼穹の街】には、エルシャを置いてきたということだ。
森を行きながら、ギアに訊ねる。エルシャ・オーシャン。『眼鏡小町』と呼ばれた、同期一番の優等生だ。
「あー……知らねえ」
ギアは濁すように答えた。確か彼等は恋仲……では無かったようだが、一緒に【蒼穹の街】へ出た筈だ。
「どういうことだ?彼女も【蒼穹の街】に居るのだろう」
「……さあな」
「?歯切れが悪いな。お前達、何かあったのか」
ギアは頭を掻きながら、私の眼を見ない。喧嘩でもしたのだろうか。
「エルシャって?」
そこへ、エヴァルタからの質問が入る。
「私達の中で、一番の優等生だった者だ。戦闘分野はからっきしだったが、知識、知恵に関しては彼女は一歩抜きん出ていた。聡明な女史だ」
「そうなんですか。兵科は?」
「いや、彼女もギアと同じく、卒業はしていない。ふたりは同時期に辞め、首都を去ったんだ」
「駆け落ちですか!?」
エヴァルタの眼が輝いた。
「そんなところだ。馬鹿で考え足らずなギアを放っておけなかったんだろう。そのまま文官になっていれば良かったものを、最大の愚行と言われている」
「……」
私がエルシャの事を話すと、ギアは何故かそわそわし始める。何かあったのは間違いないが、この様子だとギアは話したがらないな。
どうでも良いと切り伏せても良いが、私達の計画に関わる可能性がある。
ーー
「待て!」
「!」
不意に、ギアが皆を制止した。追っ手か?
「前方から血の臭いだ」
「えっ」
私には分からない。エヴァルタも気付いていない。ギアは頭は弱いが、体は丈夫でスペックが高い。彼の五感も、普通の人間より研ぎ澄まされている。恐らく臭いは本当だろう。
「盗賊か何かか?」
「だろうな。ここは魔物の森だ」
「ああ」
この森は、童話と同じく、村を襲い人を惑わせる邪悪な魔物が実際に住み着いている。
正体は、森を根城にしている盗賊だ。
「道から外れるとローヴィの足に悪い。かと言って引き返せる訳もない。進むしかないぞ」
ギアの意見は尤もだ。
「ローヴィで走り抜けるか?」
「『黒馬』の燃費はとても悪い。次疾走するともうラシャを撒けねえぞ」
「ど、どうしますか?」
エヴァルタが不安そうに私を見る。
「元々、盗賊が居るのを承知の上でこのショートカットを選んだんだ。なあギア。盗賊とラシャ、どちらが怖い?」
「……ははっ。決まってら」
ーー
「おい、止まれ」
ローヴィの手綱を引き、ギアとふたりで進む。開けた場所にボロい建物が見えた。先程襲われた人達は全滅したようだ。そこには死体を漁る男達が数人。
「なんだお前、女と馬1頭連れて、なんだそりゃ」
フードを深く被る。私は、ぱっと見だと女に見えることを知っている。……良い気はしないが、相手の油断を誘える分、今は男よりましか。
「ああ。ここを通してくれ。どうしても先に行かなければならない」
ギアが前へ出て、交渉する。
「通りたいならどうぞ?だが通行料てのがあってな」
それは街の入り口か、国に指定された場所にあるものだ。こんな森に、関所がある筈がない。
だが、そんなことはお互い分かりきっている。
「馬は駄目だ。長旅だからな。だから女を用意した。【天蓋の街】の踊り子だ。これで勘弁してくれ」
ギアが私の背を押して出す。盗賊達はにやりと笑い、私の肩に腕を回した。
「ほう。良いだろう。ちと身体が貧相だが、顔は悪くねえ。だが、それで通行料はお前ひとり分だ」
「は?」
「馬の分は何で払う?」
「……」
盗賊は楽しそうにギアへ詰め寄る。そこへ、他の盗賊も気付いて近付いてきた。死体漁りは終わったようだ。
全部で6人。
「おい、黙ってんなよ、色男」
ギアへ詰め寄る盗賊が、彼の腰へ手を伸ばす。
「高そうな剣だな?」
「これで許してくれるか?」
「はっ。そうだな……良いだろう。実は人を殺すのも楽じゃなくてな。案外死なねえのよ。これが疲れる」
「そうなのか」
「ああ。あんたみたいに話の分かる奴だけなら良いんだが」
「そうか」
ギアが私に目配せをした。合図だ。私はマントからナイフを取り出し、腕を回す男の首に突き刺した。
ーー
「ぐっ!?ぎゃ、ぁぁあ!!」
即座に身を屈ませて拘束から逃れ、腹にもう一撃。人は案外死なない。だが、こいつはもう動けない。
「はぁ!?」
驚いてこちらに振り向く男に、宣言通りギアが腰の剣を抜いて切りつける。体勢を崩した所に、私のもう一撃。あと4人。
「てめえ!やりやがったな!」
すぐに周りの盗賊が武器を取る。しかしその内のひとりは、背後からの強襲で倒れた。
「!?」
エヴァルタだ。彼女はギアから脇差しを借りて、今まで忍んで貰っていた。
あと3人。
「……!」
私とギア、そしてエヴァルタで残りの3人を挟む。硬直状態になった。
「てめえ!騙しやがったな!」
「お互い様だな」
「殺す!」
ひとりが私に切りかかる。どうせなら3人で来た方が良いのだが、盗賊にそこまでのチームワークは無い。
「『女』に手を上げるのは、盗賊以下だぜ」
間に入ったギアにより、そのひとりは地に伏せた。
「ふう。……あとふたり。いや、ひとりか」
「!?」
仲間が殺されるのをじっと見ているとは。しかし気持ちは分からなくもない。いざというとき、人は案外動けないものだ。
動けるものは、相応の強い気持ち…つまり覚悟を持っている。
「ひとり逃げますっ!」
エヴァルタは既にふたり目を切っていた。碌に教養も無い盗賊と、正規に剣を修めたエリートの彼女。力の差は歴然だ。
「くそっ!なんなんだこいつら!頭に報告を…!」
逃げ出した最後のひとりの頭上に、巨大な黒い影が差した。
ーー
「……頭と言っていたな。まあ6人程度な訳は無いか」
べっとりと血の着いたマントを脱ぎ、辺りを確認する。仲間が来るとしても、まだ時間があるか。
ローヴィの蹄に傷が無いか確かめて、足をどけてもらう。奴等は軽装だが防具を着込んでいた。しかし鉄板程度では、『黒馬』の蹄は負けないらしい。
「……」
「ギア。どうした?」
ギアを見ると、自分の手を見詰めていた。私が声をかけると、それをぎゅっと握りしめた。
「……いや。まあ、こんなもんかとな」
「そうか」
この男は馬鹿だが良い奴だ。人を殺したのは初めてだろう。
……エヴァルタも。
「先輩」
「!」
エヴァルタの方を見ると、彼女は顔が真っ青になっていた。
「だ、大丈夫です。ちゃんと、殺します。先輩のため……」
「お、おい……」
やや虚ろ気味に呟いてから、エヴァルタは自分の頬をばちんと叩いた。
「もう大丈夫です。心配お掛けしました。私の剣は、人の役に立ってこそ。このために今まで鍛練していきたので」
「……」
次の瞬間、エヴァルタの表情はもう元に戻っていた。
因みに、殺さない選択肢は無かった。彼等はよくやってくれた。ギアは私達を守る義勇の正義感から。エヴァルタは私への信頼から。だから人も殺して見せた。
私が……。
「大丈夫です」
「!」
いつの間にか俯いていたようだ。エヴァルタが私の手を握ってくれた。
「先輩は間違っていませんよ」
その言葉に、助けられた気がする。私が、折れてはいけない。
くそっ。私だって殺しは初めてだよ。ああだからどうした。それでも前へ進まねば。
「ありがとう。……行こう。他の盗賊に見つかる前に、森を出る」
私達は迷い無くローヴィに乗った。森は広いが、突っ切るだけなら1日かからない。ここを真っ直ぐだ。
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