94 / 107
93.
しおりを挟む
マーシャの意識はようやくはっきりしてきたところだった。
目の前に、ヒロインを庇う王太子がいる。
まるでどこかの恋愛物語のように、ヒロインを守る為に立ちはだかる勇者のよう。
何故、と呟いたが、言葉にはならなかった。
どうして、邪魔をするの。
その女を殺せば、わたくしはあなたの婚約者になれるのに。
大人しく殺されてあげるつもりだった。
あの教師が言ったのだ。
「その身体が死ねば魂は元の身体に戻る」と。
あなたが来てくれたら、大人しく倒されてあげるつもりだった。
なのに、その女を庇うのだった。
英雄であるその女の父を寄越し、兄を寄越した。
あなたは来てくれなかった。
ひどい。
ひどい。
わたくしが誰であるかを、その女が気づいた。
あなたじゃない。
どうして。
どうして。
あげく、殴られた。
忌々しい父子に。
人に殴られたことなど一度もないのに。
許せない。
許せない。
殺す。
殺す。
絶対に、殺す。
マーシャは叫ぶ。
心のままに。
手足を振り回すが、名誉騎士と兄に弾かれる。
名誉騎士は目を狙って魔法を撃ってくるので非常にうっとおしい。
蠅を払うように手を振るのだが、忌々しいことにこれも剣で受け流すのだった。
ヒロインを狙って口を開けば、発射のタイミングで鼻先を蹴られてしまう。
うっとうしい。
忌々しい。
本当に、邪魔だった。
少しずつ、身体の自由が利くようになってきていた。
空も飛べるようになったし、手足も自由に動かせるようになっていた。
魔力は十分すぎる程に満たされており、魔法も使えそうだった。
知っている魔法を思い浮かべてみると、脳裏に浮かんでくるのは見たことも聞いたこともないような魔法の呪文である。
試しに、離れた位置から魔法攻撃をしてくるうっとうしい女に向かって詠唱をする。
あの女は、監視としてやって来たAランク冒険者三人組のうちの一人だった。
頭上に光の槍が数十本現れて、女へと走って行った。
一瞬のことであり、女は槍に貫かれて血を吐きながら吹っ飛んだ。
近くにいた三人組の仲間の男にも当たって吹っ飛び、人間共が慌てふためいているのが愉快であった。
すぐに回復されたようだったが、明らかに警戒心が上がったのが見て取れた。
また違う魔法を、別の男女に向かって放つ。これは見たことのない顔だった。
今度は上空から雷が何本も降ってきて、轟音を上げ男女の身体を打ち据えた。
光と振動、音が起こり、人間共の身体が竦んだ。
その一瞬を逃さず、地を揺らし地中から土柱を跳ね上げた。
ヒロインを狙ったそれは、だが兄が身体を突き飛ばしたことによって防がれる。が、兄の左腕がちぎれて飛んだ。
ヒロインが、叫んでいる。
いい気味だと思った。
すぐに腕は回復され、舌打ちしたい気分になった。
名誉騎士が目の色を変え、攻撃が激しくなる。
眼前でちょろちょろと動かれて、非常に目障りである。
こいつを先に潰したい、と思えば、口から衝撃波が出た。
ブレスではない為、即発動でかわすことはできない。
名誉騎士はとっさに両手で顔を庇ったが、ダメージを負って吹っ飛んだ。
衝撃波で追撃すれば、面白いように名誉騎士の身体が転がる。
今度は兄が眼前をうろちょろし始め、衝撃波で弾き飛ばせば、ようやくヒロインが一人になった。
大笑いしたい気分であった。
何らかの魔法陣の上に立つ女は、真っ青な顔をしながらも、怯むことなくこちらを見上げていた。
うっとうしい。
本当に、忌々しい。
恐怖で泣き叫んででもいれば、いい気分でとどめをさすこともできたのに。
邪魔をする連中は吹っ飛んで転がっていた。
回復をもらっているが、今ならやれる。
マーシャは口を大きく開き、ブレスを吐いた。
…が、またしても邪魔をされた。
横っ面を蹴られ、睨みつければそこには王太子がいたのだった。
何故、邪魔をする。
何故、この女を庇おうとする。
不快だった。
マーシャはイライラと身体を揺すった。
ぼろぼろと、水晶の鱗が剥がれる。
剥がれた先から鈍色のような、鋼のような、だが虹色に煌めく鱗が鎧のように、全身を覆っていく。
回復された名誉騎士と兄がまた戻って来て魔法攻撃を加えてくるが、ダメージは軽減されている。
ああ、とマーシャは気づいた。
回復要員を全員潰せば、もはや立ち上がることはできまい。
先に後衛を潰すべきである。
ぐるりと周囲を見れば、武器を持った前衛が近づいて来ていた。
後衛は相変わらず距離を取り、固まらないようバラバラに離れていた。
弱そうな奴から潰したい。
先程からずっと回復に専念している三人がいた。
そいつらは近い場所に固まって、おそらくヒロインや名誉騎士達をメインで回復している連中だった。
その三人に狙いを定め、魔法を放つ。
光が刃物のように扇状に広がるもので、瞬間で到達したそれから逃げられなかった三人は身体を真っ二つにされて吹っ飛んだ。
雑魚が。
敵の弱さに満足し、今度は逆方向に散らばっている後衛に向けて同じ魔法を放つ。
エルフの後衛と、やたらと強そうな雰囲気を持っているローブ姿の男だけは範囲から逸れたが、残りの者達は多かれ少なかれ身体のどこかを引きちぎられて吹っ飛んでいた。
しぶとく生きていそうな連中に向けて追撃の魔法を放つと、面白いように吹っ飛んで行く。
マーシャは面白くなり、手足を動かした。
近くに寄っていた前衛の何人かが吹っ飛んで行ったようで、そこで自分の身体に何人もの前衛が群がっていることに気がついた。
痛みはないが不快になり、咆哮を上げる。
少し身体を浮かせて、地面にどすんと着地した。
ワイバーン族が使うボディプレスであったが、マーシャが知る由もない。
身体にたかる虫を払う感覚であった。
王太子は相も変わらずヒロインの前に立ち、剣と魔法でこちらに向かって攻撃をしていた。
怒りしか湧かなかった。
自分よりもヒロインを選ぶのか、という。
憎かった。
王太子に向かって、光の槍を放つ。
王太子の身体を突き飛ばして身代わりになったのは兄だった。
本当に、邪魔だ。
存在自体を消し炭にしてやろうと口を開く。
だがやはりブレスは鼻っ面を蹴飛ばされて、叶わなかった。
殴られた瞬間、マーシャは手で払った。
来るだろうと思っていた予想通りに、そこには名誉騎士がいたのだった。
爪が引っかかり、名誉騎士の上半身の鎧が砕けた。爪が右脇腹から左肩へと切り裂いて、鮮血が飛ぶ。
だが、浅い。
ちぎれ飛べば良かったのに、と思う。
即回復され、名誉騎士も兄も戦闘に復帰していた。
忌々しい。
仕留め損ねた後衛連中の仕業だと、すぐに気づく。
光の刃を放つが、エルフ族の男は飛んでかわし、もう一人の男は光の壁のようなもので軽減していた。
尻尾を振り回し、身体にたかっていた連中を払う。
光の槍を後衛二人に放つが、かわされた。
あいつら、強い。
マーシャはイライラと地団駄を踏む。
何人か前衛とおぼしき連中が力尽きたように倒れ込んだ。
邪魔なので、全身から衝撃波を出して吹っ飛ばす。
ヒロインを始末するのは最後でもいい。
邪魔な奴らを、先に潰す。
もはやマーシャは縦横無尽に動き回っていた。
後衛連中の元へと飛んで行き、ボディプレスを食らわせる。
振り返り様、口から衝撃波を飛ばす。
尻尾で打ち払い、範囲魔法を撃つ。
体力残り一割から始まる猛攻モードであった。
物理、魔法共に耐性が八十パーセント上がる。
これを突破するには耐性を下げるか、時間をかけるか、耐性をものともしないだけの攻撃力が要求される。
マーシャの水晶龍は、間違いなくボスクラスの強さであった。
最初から本来の力を出せていれば、もっと早くパーティーは壊滅していただろう。
百階層程度の強さ、と言ったのは見誤ったのではなく、マーシャが水晶龍の力を発揮できていなかったからだ。
本来の水晶龍は、ダンジョン百六十階のボスだった。
目の前に、ヒロインを庇う王太子がいる。
まるでどこかの恋愛物語のように、ヒロインを守る為に立ちはだかる勇者のよう。
何故、と呟いたが、言葉にはならなかった。
どうして、邪魔をするの。
その女を殺せば、わたくしはあなたの婚約者になれるのに。
大人しく殺されてあげるつもりだった。
あの教師が言ったのだ。
「その身体が死ねば魂は元の身体に戻る」と。
あなたが来てくれたら、大人しく倒されてあげるつもりだった。
なのに、その女を庇うのだった。
英雄であるその女の父を寄越し、兄を寄越した。
あなたは来てくれなかった。
ひどい。
ひどい。
わたくしが誰であるかを、その女が気づいた。
あなたじゃない。
どうして。
どうして。
あげく、殴られた。
忌々しい父子に。
人に殴られたことなど一度もないのに。
許せない。
許せない。
殺す。
殺す。
絶対に、殺す。
マーシャは叫ぶ。
心のままに。
手足を振り回すが、名誉騎士と兄に弾かれる。
名誉騎士は目を狙って魔法を撃ってくるので非常にうっとおしい。
蠅を払うように手を振るのだが、忌々しいことにこれも剣で受け流すのだった。
ヒロインを狙って口を開けば、発射のタイミングで鼻先を蹴られてしまう。
うっとうしい。
忌々しい。
本当に、邪魔だった。
少しずつ、身体の自由が利くようになってきていた。
空も飛べるようになったし、手足も自由に動かせるようになっていた。
魔力は十分すぎる程に満たされており、魔法も使えそうだった。
知っている魔法を思い浮かべてみると、脳裏に浮かんでくるのは見たことも聞いたこともないような魔法の呪文である。
試しに、離れた位置から魔法攻撃をしてくるうっとうしい女に向かって詠唱をする。
あの女は、監視としてやって来たAランク冒険者三人組のうちの一人だった。
頭上に光の槍が数十本現れて、女へと走って行った。
一瞬のことであり、女は槍に貫かれて血を吐きながら吹っ飛んだ。
近くにいた三人組の仲間の男にも当たって吹っ飛び、人間共が慌てふためいているのが愉快であった。
すぐに回復されたようだったが、明らかに警戒心が上がったのが見て取れた。
また違う魔法を、別の男女に向かって放つ。これは見たことのない顔だった。
今度は上空から雷が何本も降ってきて、轟音を上げ男女の身体を打ち据えた。
光と振動、音が起こり、人間共の身体が竦んだ。
その一瞬を逃さず、地を揺らし地中から土柱を跳ね上げた。
ヒロインを狙ったそれは、だが兄が身体を突き飛ばしたことによって防がれる。が、兄の左腕がちぎれて飛んだ。
ヒロインが、叫んでいる。
いい気味だと思った。
すぐに腕は回復され、舌打ちしたい気分になった。
名誉騎士が目の色を変え、攻撃が激しくなる。
眼前でちょろちょろと動かれて、非常に目障りである。
こいつを先に潰したい、と思えば、口から衝撃波が出た。
ブレスではない為、即発動でかわすことはできない。
名誉騎士はとっさに両手で顔を庇ったが、ダメージを負って吹っ飛んだ。
衝撃波で追撃すれば、面白いように名誉騎士の身体が転がる。
今度は兄が眼前をうろちょろし始め、衝撃波で弾き飛ばせば、ようやくヒロインが一人になった。
大笑いしたい気分であった。
何らかの魔法陣の上に立つ女は、真っ青な顔をしながらも、怯むことなくこちらを見上げていた。
うっとうしい。
本当に、忌々しい。
恐怖で泣き叫んででもいれば、いい気分でとどめをさすこともできたのに。
邪魔をする連中は吹っ飛んで転がっていた。
回復をもらっているが、今ならやれる。
マーシャは口を大きく開き、ブレスを吐いた。
…が、またしても邪魔をされた。
横っ面を蹴られ、睨みつければそこには王太子がいたのだった。
何故、邪魔をする。
何故、この女を庇おうとする。
不快だった。
マーシャはイライラと身体を揺すった。
ぼろぼろと、水晶の鱗が剥がれる。
剥がれた先から鈍色のような、鋼のような、だが虹色に煌めく鱗が鎧のように、全身を覆っていく。
回復された名誉騎士と兄がまた戻って来て魔法攻撃を加えてくるが、ダメージは軽減されている。
ああ、とマーシャは気づいた。
回復要員を全員潰せば、もはや立ち上がることはできまい。
先に後衛を潰すべきである。
ぐるりと周囲を見れば、武器を持った前衛が近づいて来ていた。
後衛は相変わらず距離を取り、固まらないようバラバラに離れていた。
弱そうな奴から潰したい。
先程からずっと回復に専念している三人がいた。
そいつらは近い場所に固まって、おそらくヒロインや名誉騎士達をメインで回復している連中だった。
その三人に狙いを定め、魔法を放つ。
光が刃物のように扇状に広がるもので、瞬間で到達したそれから逃げられなかった三人は身体を真っ二つにされて吹っ飛んだ。
雑魚が。
敵の弱さに満足し、今度は逆方向に散らばっている後衛に向けて同じ魔法を放つ。
エルフの後衛と、やたらと強そうな雰囲気を持っているローブ姿の男だけは範囲から逸れたが、残りの者達は多かれ少なかれ身体のどこかを引きちぎられて吹っ飛んでいた。
しぶとく生きていそうな連中に向けて追撃の魔法を放つと、面白いように吹っ飛んで行く。
マーシャは面白くなり、手足を動かした。
近くに寄っていた前衛の何人かが吹っ飛んで行ったようで、そこで自分の身体に何人もの前衛が群がっていることに気がついた。
痛みはないが不快になり、咆哮を上げる。
少し身体を浮かせて、地面にどすんと着地した。
ワイバーン族が使うボディプレスであったが、マーシャが知る由もない。
身体にたかる虫を払う感覚であった。
王太子は相も変わらずヒロインの前に立ち、剣と魔法でこちらに向かって攻撃をしていた。
怒りしか湧かなかった。
自分よりもヒロインを選ぶのか、という。
憎かった。
王太子に向かって、光の槍を放つ。
王太子の身体を突き飛ばして身代わりになったのは兄だった。
本当に、邪魔だ。
存在自体を消し炭にしてやろうと口を開く。
だがやはりブレスは鼻っ面を蹴飛ばされて、叶わなかった。
殴られた瞬間、マーシャは手で払った。
来るだろうと思っていた予想通りに、そこには名誉騎士がいたのだった。
爪が引っかかり、名誉騎士の上半身の鎧が砕けた。爪が右脇腹から左肩へと切り裂いて、鮮血が飛ぶ。
だが、浅い。
ちぎれ飛べば良かったのに、と思う。
即回復され、名誉騎士も兄も戦闘に復帰していた。
忌々しい。
仕留め損ねた後衛連中の仕業だと、すぐに気づく。
光の刃を放つが、エルフ族の男は飛んでかわし、もう一人の男は光の壁のようなもので軽減していた。
尻尾を振り回し、身体にたかっていた連中を払う。
光の槍を後衛二人に放つが、かわされた。
あいつら、強い。
マーシャはイライラと地団駄を踏む。
何人か前衛とおぼしき連中が力尽きたように倒れ込んだ。
邪魔なので、全身から衝撃波を出して吹っ飛ばす。
ヒロインを始末するのは最後でもいい。
邪魔な奴らを、先に潰す。
もはやマーシャは縦横無尽に動き回っていた。
後衛連中の元へと飛んで行き、ボディプレスを食らわせる。
振り返り様、口から衝撃波を飛ばす。
尻尾で打ち払い、範囲魔法を撃つ。
体力残り一割から始まる猛攻モードであった。
物理、魔法共に耐性が八十パーセント上がる。
これを突破するには耐性を下げるか、時間をかけるか、耐性をものともしないだけの攻撃力が要求される。
マーシャの水晶龍は、間違いなくボスクラスの強さであった。
最初から本来の力を出せていれば、もっと早くパーティーは壊滅していただろう。
百階層程度の強さ、と言ったのは見誤ったのではなく、マーシャが水晶龍の力を発揮できていなかったからだ。
本来の水晶龍は、ダンジョン百六十階のボスだった。
0
お気に入りに追加
243
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
異世界転生 勝手やらせていただきます
仏白目
ファンタジー
天使の様な顔をしたアンジェラ
前世私は40歳の日本人主婦だった、そんな記憶がある
3歳の時 高熱を出して3日間寝込んだ時
夢うつつの中 物語をみるように思いだした。
熱が冷めて現実の世界が魔法ありのファンタジーな世界だとわかり ワクワクした。
よっしゃ!人生勝ったも同然!
と思ってたら・・・公爵家の次女ってポジションを舐めていたわ、行儀作法だけでも息が詰まるほどなのに、英才教育?ギフテッド?えっ?
公爵家は出来て当たり前なの?・・・
なーんだ、じゃあ 落ちこぼれでいいやー
この国は16歳で成人らしい それまでは親の庇護の下に置かれる。
じゃ16歳で家を出る為には魔法の腕と、世の中生きるには金だよねーって事で、勝手やらせていただきます!
* R18表現の時 *マーク付けてます
*ジャンル恋愛からファンタジーに変更しています
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
『絶対に許さないわ』 嵌められた公爵令嬢は自らの力を使って陰湿に復讐を遂げる
黒木 鳴
ファンタジー
タイトルそのまんまです。殿下の婚約者だった公爵令嬢がありがち展開で冤罪での断罪を受けたところからお話しスタート。将来王族の一員となる者として清く正しく生きてきたのに悪役令嬢呼ばわりされ、復讐を決意して行動した結果悲劇の令嬢扱いされるお話し。
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる