gnsn / デスゲーム ?¿

きらきらっ

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第一幕

第1遊戯 、 NGワード

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??「俺はゲームマスターだ、そう呼んでくれ」

ゲームマスター「第1遊戯はNGワード、みんなの部屋に紙を置いておいた、確認してくれ」

ルールは簡単
みんなは一つお題が配られるが
そのお題は自分ではわからない
他の人はそのお題が分かる
そして、そのお題を当てなければいけない
他の人がヒントを出しても良い

...しかし、そのお題を回答時以外で言ってしまったら
赤い薔薇を咲かせて天へと昇る

ーーーーーーーーーーーー

NGワード

煙緋、規則

魈、降魔大聖

七七、救苦度厄真君

心海、軍師

鍾離、摩耗

蛍、別れ

スカーク、深淵

ーーーーーーーーーーーー

鍾離「ああ、まずは挨拶からしよう、俺は鍾離だ」

蛍「えっと、とりあえずみんなよろしく、!」

煙緋「興味本位で足を踏み入れたが、こうなってしまうとはな...とりあえず挨拶をしよう

私は煙緋、宜しく頼む」

七七「七七は七七だ、よろしく...」

スカーク「私はスカーク、みんな宜しく頼む」

心海「珊瑚宮心海です、よろしくお願いいたします」

煙緋「少々不安だったが...何人か顔見知りがいてよかったよ」

ーーーーーーーーーーー

場が不安な空気に包まれる
こんなゲームをすることになるなんて
皆思っていなかったからだ
しばらく続く沈黙に
耐えられなくなったのか
スカークが話を切り出す

スカーク「では...何をしようか?」

切り出したは良いものの話題がなく
再び詰まる空気

鍾離「顔見知りとこんなゲームをすることになるとはな」

その発言にゲームマスターが会話に入る

ゲームマスター「こんなゲームとは失礼な」

鍾離「事実だろう、親しい物と生をかけた遊戯をさせてるんだ、俺には意外し難い」

ゲームマスター「っはは、命の賭け合い、まさにおもろいじゃーん?」

狂った発言に場は凍りつく
命を賭け合うのが面白い
それは普通の人には理解し難い事だ
このゲームのゲームマスターをやるほど狂っている
ゲームマスターの考えは一体理解できるだろうか?

色んな事を話しているうちに
様々な人が館へ足を踏み入れる

魈「中々に難しいものだな、我は会話するのが苦手故...」

どうすれば良いかわからず
立ち尽くす魈に蛍が声をかける

蛍「会話苦手な魈が意外と早くワードを言っちゃったりね?」

冗談っぽく笑うが
相手は本気でありそうな雰囲気を出していて

魈「ああ、有り得そうだな」

こんなに普通の会話
周りの皆も騒いでて、まるでパーティみたいだ
日常の一部の様に...
だけど
蛍が次の発言を発した時
場は
今までないほどに凍りつく

蛍「えぇー!おやだよー?」

あれほどに騒いでいた場が
蛍がその発言をしたすぐ後に
静かへと移り変わる
その瞬間、蛍も察したのか
はぁ、と溜息をつく
そんな空気に
ゲームマスターが割り入る

ゲームマスター「蛍さん、アウトです、NGワードは''別れ''」

魈「...旅人」

スカーク「哀れなものだな」

心海「...余計にピリついてしまいますね」

このまま蛍を処刑
...現実はそう上手くもいかない様だ
デスゲームをより面白いにしたい
ゲームマスターに、血も涙もない

ゲームマスター「これは、魈ってやつに彼女をやってもらうとしようか」

魈「我が...?」

ゲームマスター「そう、ここでは拒否権ないからな、拒否した場合、彼女とお前も一緒に脱落へ打ち込むさ」

表情を変えずに
ただ笑いながら
そう言う

魈「...仕方あるまい、引き受けよう」

はあ、と溜息を吐いて、武器を構える

ゲームマスター「さ、みんな、1人目の犠牲者が【旅人】これもいいの始まりだな
さ、早くやってくれたまえ」

玉座に座っては
参加者の事を高みの見物で

魈「...この様な形で殺める事になってしまうとはな」

蛍「最後が魈でよかった!いいよ、」

いつもの彼女らしく、微笑んで
覚悟をした様に目を瞑る

魈「っ...すまない、旅人...」

武器を構えて
余計嫌になってしまう前に
蛍の心臓目掛けて刺す
...普通の人には耐え難い音が鳴り響く

蛍「...またね。」

そんな一言だけを残して、
体を置いて
意識を空へと持って行った

...次再開する時は
貴方はどんな姿になっているだろう?

話は進み、当てられていくNGワード
沢山の人が館へと足を踏み入れる

今回の犠牲者は
蛍1人となった

...だからこそ
この後が訪れる
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