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番外章
どんぐりコロコロどんぐりコ おいらのお食事さぁ大変 二日目
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フェン君の胃袋を掴んだ。
別に神獣のフェン君は食事を食べる必要は無いらしんだけど
聖女である私が作った料理は美味しいらしい。
初めて自分が聖女で良かったと思った。
今日フェン君は私を森まで背中に乗せて運んでくれたのだ。
最初はサイズ的に厳しいだろうと断ったが
フェン君は体の大きさをある程度自由に変えられるらしくて余裕らしい。
「へぇ、おいらゴブリンライダーは聞いたことあるけど
オークライダーは見るの初めてだよ(笑)」
ピカッ、ドーン
空から雷が落ちてきた
「チッ、外したか、勘が良い奴め」
「ねぇ、ジーク
今、凄い不穏な声が聞こえたんだけど。
あと、おいらの目の前に魔王しかくらった事がない様な
攻撃魔法が落ちてきたんだけど。
ちょっとタイミングがズレたら結構やばかったんだけど。
リーナちゃんてお兄さんが魔王で侍女が勇者なのかな」
(なあパンよ、分かってて言ってるよな、
その通りだよ、リーナはお兄さんが魔王で侍女が勇者だよ。
何でその勇者に毎回ちょっかい出すんだよ
あれでも一応人妻らしいぞ、俺を巻き込まないでくれよ)
「リーナ、パンが失礼な事言ってすまない」
「ジーク様は全く悪く無いので気にしないで下さい。
あと、今日は新しいサンドウィッチの具に
昨日のオークにくを油で揚げた具材を挟んだものを用意したので楽しみにして下さい。
男の人はきっと好きです。」
「ああ、ありがとう。
リーナの料理は美味しいからね、今から楽しみだ」
ちなみに昨日のBBQの後に、
サクラさんが戦闘中にお互いの呼び方が長いと
ワンテンポ対応に遅れる時があるのでと提言してくれたので
ジーク様は、少し照れながらも私のなまえをリーナと読んでくれる様になった。
痩せねば、急いでやせねば・・・
何故か分からないけど、抱きしめた心の乙女心が燃えていた。
「あ、でもパン様は、オーク嬢が作ったオーク肉料理なんて
召し上がれないと思いますので
途中に生えてるニガニガ草かハッバローネ草でも食べてれば良いかと思います。」
「リーナ、流石に草は可哀想だから木の実にしてあげられないかな?」
「分かりました、ジーク様が言うのでしたら、ドングリまではセーフにします」
「ありがとう、やっぱりリーナは優しいね」
「ねぇ何でどんぐりが優しいの?あんまり変わらないよね?
ジャンル道端だよね?」
パンさんがぶつぶつ何か言っているが、ガン無視した
私は根に持つタイプなのである
私はその後に雷矢でバンバン敵を倒していくうちに
ご機嫌が戻ったので、仕方ないからパンさんを許してあげた。
そう言えば、トンカツサンドに加えて
トリマヨチキンからトリテリマヨチキンに
ランクアップしたサンドウィッチも持って来ていた。
両方とも好評でサクラさんはシドさんの
胃袋をつかみたいとレシピを聞いて来たので教えてあげた。
シドさんは本当に家宝ものだな
私にもそんな人がと思っていると
隣にいるジーク様の顔が何故か気になって赤面してしまった。
レベルあげも想像以上に順調に進み
あまり急いで討伐してもそれほど旨味が無いので
明後日はピクニックがてら
皆んなで近くの湖にいく事になった。
まだまだ開花するまで早いけど
この世界にも桜はあるみたい。
今の時期は別の花がそろそろ咲き始めてるらしくて
それはそれで楽しみだ、梅かな?
桜が咲く時期には屋台とかもたくさん出て
お泊まりを兼ねた親しい恋人達で賑わい
色々な意味でピンク色になるみたいで少し嫉ましい
いずれは自分も桜は見たいので
恋人は無理でもこのメンツをまた誘おうかな
あ、でもその頃はサクラさんは、シドさんと一緒かも。
そんな事を考えて、私は明後日のピクニックを楽しみにしてしまった。
期待するといつもいつも泣かされてきたのに・・・
別に神獣のフェン君は食事を食べる必要は無いらしんだけど
聖女である私が作った料理は美味しいらしい。
初めて自分が聖女で良かったと思った。
今日フェン君は私を森まで背中に乗せて運んでくれたのだ。
最初はサイズ的に厳しいだろうと断ったが
フェン君は体の大きさをある程度自由に変えられるらしくて余裕らしい。
「へぇ、おいらゴブリンライダーは聞いたことあるけど
オークライダーは見るの初めてだよ(笑)」
ピカッ、ドーン
空から雷が落ちてきた
「チッ、外したか、勘が良い奴め」
「ねぇ、ジーク
今、凄い不穏な声が聞こえたんだけど。
あと、おいらの目の前に魔王しかくらった事がない様な
攻撃魔法が落ちてきたんだけど。
ちょっとタイミングがズレたら結構やばかったんだけど。
リーナちゃんてお兄さんが魔王で侍女が勇者なのかな」
(なあパンよ、分かってて言ってるよな、
その通りだよ、リーナはお兄さんが魔王で侍女が勇者だよ。
何でその勇者に毎回ちょっかい出すんだよ
あれでも一応人妻らしいぞ、俺を巻き込まないでくれよ)
「リーナ、パンが失礼な事言ってすまない」
「ジーク様は全く悪く無いので気にしないで下さい。
あと、今日は新しいサンドウィッチの具に
昨日のオークにくを油で揚げた具材を挟んだものを用意したので楽しみにして下さい。
男の人はきっと好きです。」
「ああ、ありがとう。
リーナの料理は美味しいからね、今から楽しみだ」
ちなみに昨日のBBQの後に、
サクラさんが戦闘中にお互いの呼び方が長いと
ワンテンポ対応に遅れる時があるのでと提言してくれたので
ジーク様は、少し照れながらも私のなまえをリーナと読んでくれる様になった。
痩せねば、急いでやせねば・・・
何故か分からないけど、抱きしめた心の乙女心が燃えていた。
「あ、でもパン様は、オーク嬢が作ったオーク肉料理なんて
召し上がれないと思いますので
途中に生えてるニガニガ草かハッバローネ草でも食べてれば良いかと思います。」
「リーナ、流石に草は可哀想だから木の実にしてあげられないかな?」
「分かりました、ジーク様が言うのでしたら、ドングリまではセーフにします」
「ありがとう、やっぱりリーナは優しいね」
「ねぇ何でどんぐりが優しいの?あんまり変わらないよね?
ジャンル道端だよね?」
パンさんがぶつぶつ何か言っているが、ガン無視した
私は根に持つタイプなのである
私はその後に雷矢でバンバン敵を倒していくうちに
ご機嫌が戻ったので、仕方ないからパンさんを許してあげた。
そう言えば、トンカツサンドに加えて
トリマヨチキンからトリテリマヨチキンに
ランクアップしたサンドウィッチも持って来ていた。
両方とも好評でサクラさんはシドさんの
胃袋をつかみたいとレシピを聞いて来たので教えてあげた。
シドさんは本当に家宝ものだな
私にもそんな人がと思っていると
隣にいるジーク様の顔が何故か気になって赤面してしまった。
レベルあげも想像以上に順調に進み
あまり急いで討伐してもそれほど旨味が無いので
明後日はピクニックがてら
皆んなで近くの湖にいく事になった。
まだまだ開花するまで早いけど
この世界にも桜はあるみたい。
今の時期は別の花がそろそろ咲き始めてるらしくて
それはそれで楽しみだ、梅かな?
桜が咲く時期には屋台とかもたくさん出て
お泊まりを兼ねた親しい恋人達で賑わい
色々な意味でピンク色になるみたいで少し嫉ましい
いずれは自分も桜は見たいので
恋人は無理でもこのメンツをまた誘おうかな
あ、でもその頃はサクラさんは、シドさんと一緒かも。
そんな事を考えて、私は明後日のピクニックを楽しみにしてしまった。
期待するといつもいつも泣かされてきたのに・・・
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