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烈の決意
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「では僭越ながら私バドワンが、軍議を取り仕切らせていただきます。よろしいでしょうか? 殿下?」
砦の奥まった部屋。その中心の机でバドワンがこの辺一帯の地図を広げながら、ミアに許可を求めた。ミアはそれに黙ってうなずいた。
了解を得たものと解釈した、バドワンはこほんと一つ咳払いし話を続けた。
「まずこの砦に集まっている軍勢が総勢三千、そしてボンド城にて当主ザリー・ベルハイム・ミッテラン公爵と立て籠もる軍勢が五千となります」
バドワンが城と思われる場所を指差した。
「そして偵察の情報によれば、それを取り囲む軍勢が一万飛んで三百。内訳はインペリアル帝国......いやエリン教団の神聖騎士団が五千、ポーレン公国の公国軍が五千、そして遊撃として傭兵団『暁の鷲』の軍が三百程度となっている模様です」
報告を聞いた、ミアが腕を組みながならバドワンに問いかけた。
「率いているものは何者だ?」
「はっ。まず神聖騎士団は第二師団の『水牛』レンドーン、ポーレン公国軍は『勇者』ガルランディ、そして『暁の鷲』は部隊長格が三名、そのうち一名は第八部隊の『鉄甲鬼』ゼスが率いているとのことです」
「どいつもこいつも有名人ばかりだな」
ミアが呆れたようにつぶやいた。
だが、国も敵も知らない烈は今回も説明を受けるべく手を挙げた。
「すまん。知らない国と武将ばかりだ」
何を言っているのかと、バドワンやアイネは訝し気な顔をしたが、事情を知るミアは頷いた。
「ポーレン公国はこの国と南の国境で接している古い国だ。かつては大陸のほとんどを支配している頃もあったのだが、今は小国となりかつてほどの勢いはない。先王の頃はドイエベルンに幾度となく攻め込まれて領土を削られているからな。ドイエベルンには恨み骨髄といったとことろだろう」
「それはまた都合が悪いな。『勇者』っていうのは?」
「ポーレン公国一の戦士の名前だ。人格者でありとあらゆる危機にも果敢に飛び込んでいき、主君である公王を救ってた来たことからその名がついたらしい」
「強いのか?」
烈が聞くと、ミアの代わりにアイネが反応した。
「強いなんてものじゃない。二年前の戦争で、貴様が敗れたという『魔剣』がポーレン公国に攻め込んだことがあった。そこで一騎打ちをして引き分けたのが『勇者』だという話だ」
つまり紗矢なみに強いということだ。彼女の強さをよく知る烈はごくりと唾をのんだ。
「それは......とんでもないな......」
「そいつだけじゃないぜ?」
ラングが頭をポリポリと掻きながら話に割り込んできた。
「神聖騎士団の『水牛』レンドーンといえば盲目的なエリン教の信者として有名だ。配下も女神のためなら死もいとわないっていう狂ったやつばかり。第二師団の突撃を止められたものはいまだかつて一人もいないって話だ」
「ちなみにインペリアル帝国には皇帝と教皇という二つの支配地域がある。その中で今回は大陸全土に信者のいる教皇側の兵が攻めてきたわけだ。これが厄介で下手に殲滅させると、神に逆らったということで大陸全土を敵に回すことになってしまう」
なるほどと烈は頷いた。元の世界でも主流派の宗教に異端扱いされたり、破門扱いにされて求心力を失った権力者はいた。どうやらエリン教はこの大陸の主流派の主教であるらしい。
「『暁の鷲』は言わずもがなだな。大陸最強の傭兵団の一つ。部隊長はどいつもこいつも癖のあるやつらばかりだ」
ミアが言うと、ルルも首をこくこくと頷いた。
「遠目でしたけどあのゼスという人はとんでもなくおっかなかったです! あんな人が三人もいると思うと......」
ルルは口をへの字にして鼻息を荒くしていた。無理やり自分に気合を入れているようであった。
バドワンは再度咳ばらいをした。
「話を戻しましょう。今回の戦いでもっとも厄介なのは明確な大将が敵側にいないということです。誰かを倒せば戦が終わるということではない。強いて言えば『水牛』か『勇者』ですが、どちらかを倒しても片方だけでは戦い続けられますし、その間に『暁の鷲』が戦場をかき乱すでしょう」
「つまり、『水牛』と『勇者』を同時に倒しつつ、遊撃の『暁の鷲』を相手する者が必要ということですね?」
アイネの言葉にバドワンは頷いた。
見れば見るほど難しい戦いになりそうな予感であった。
その重苦しい雰囲気の中で、ミアは烈を見た。
烈はその視線に気づいた。
「ミア、どうした?」
「レツ、お前『勇者』倒せるか?」
ミアの言葉にその場にいたものが一斉に二人の方を向いた。
「俺か? ミアじゃなく?」
「ああ、私は『水牛』の突撃に対処しなければいけないだろうからな。こっちに取り掛かれるものは今私しかいない。なら『勇者』を倒せる可能性があるものはレツしかいない」
「紗矢に......『魔剣』に手も足も出なかった俺だぞ?」
「分かっている。お前が無理ならここは一旦撤退して、師匠を待つしかない。だから聞いている」
「......ミア?」
「なんだ?」
「もしかして、困っているのか?」
烈の言葉にミアは一瞬ぽかんとした。そして、ふっと笑って、その豊かな胸を思いっきり反らした。
「ああ、もちろんだ。私は困っている! 助けてくれ」
おおよそ助けを求めているものとは思えないミアの尊大な態度に、烈もぷっと吹き出してしまった。
それから烈は深呼吸一つ、そして天井を見上げて何かの覚悟を決めた。
「......わかった。勝とう」
「いいのか? 私はお前に死地に飛び込めと言っているんだぞ?」
烈は何をいまさらと肩をすくめた。
「まあ、どうにかするよ。それに......」
「それに?」
烈は意志のこもった、まっすぐな目でミアを見返した。
「今なら、誰にも負けない気がするんだ」
烈の言葉には力がこもっていた。ミアは体の内から燃え上がるものを感じてぞくりと震えていた。
砦の奥まった部屋。その中心の机でバドワンがこの辺一帯の地図を広げながら、ミアに許可を求めた。ミアはそれに黙ってうなずいた。
了解を得たものと解釈した、バドワンはこほんと一つ咳払いし話を続けた。
「まずこの砦に集まっている軍勢が総勢三千、そしてボンド城にて当主ザリー・ベルハイム・ミッテラン公爵と立て籠もる軍勢が五千となります」
バドワンが城と思われる場所を指差した。
「そして偵察の情報によれば、それを取り囲む軍勢が一万飛んで三百。内訳はインペリアル帝国......いやエリン教団の神聖騎士団が五千、ポーレン公国の公国軍が五千、そして遊撃として傭兵団『暁の鷲』の軍が三百程度となっている模様です」
報告を聞いた、ミアが腕を組みながならバドワンに問いかけた。
「率いているものは何者だ?」
「はっ。まず神聖騎士団は第二師団の『水牛』レンドーン、ポーレン公国軍は『勇者』ガルランディ、そして『暁の鷲』は部隊長格が三名、そのうち一名は第八部隊の『鉄甲鬼』ゼスが率いているとのことです」
「どいつもこいつも有名人ばかりだな」
ミアが呆れたようにつぶやいた。
だが、国も敵も知らない烈は今回も説明を受けるべく手を挙げた。
「すまん。知らない国と武将ばかりだ」
何を言っているのかと、バドワンやアイネは訝し気な顔をしたが、事情を知るミアは頷いた。
「ポーレン公国はこの国と南の国境で接している古い国だ。かつては大陸のほとんどを支配している頃もあったのだが、今は小国となりかつてほどの勢いはない。先王の頃はドイエベルンに幾度となく攻め込まれて領土を削られているからな。ドイエベルンには恨み骨髄といったとことろだろう」
「それはまた都合が悪いな。『勇者』っていうのは?」
「ポーレン公国一の戦士の名前だ。人格者でありとあらゆる危機にも果敢に飛び込んでいき、主君である公王を救ってた来たことからその名がついたらしい」
「強いのか?」
烈が聞くと、ミアの代わりにアイネが反応した。
「強いなんてものじゃない。二年前の戦争で、貴様が敗れたという『魔剣』がポーレン公国に攻め込んだことがあった。そこで一騎打ちをして引き分けたのが『勇者』だという話だ」
つまり紗矢なみに強いということだ。彼女の強さをよく知る烈はごくりと唾をのんだ。
「それは......とんでもないな......」
「そいつだけじゃないぜ?」
ラングが頭をポリポリと掻きながら話に割り込んできた。
「神聖騎士団の『水牛』レンドーンといえば盲目的なエリン教の信者として有名だ。配下も女神のためなら死もいとわないっていう狂ったやつばかり。第二師団の突撃を止められたものはいまだかつて一人もいないって話だ」
「ちなみにインペリアル帝国には皇帝と教皇という二つの支配地域がある。その中で今回は大陸全土に信者のいる教皇側の兵が攻めてきたわけだ。これが厄介で下手に殲滅させると、神に逆らったということで大陸全土を敵に回すことになってしまう」
なるほどと烈は頷いた。元の世界でも主流派の宗教に異端扱いされたり、破門扱いにされて求心力を失った権力者はいた。どうやらエリン教はこの大陸の主流派の主教であるらしい。
「『暁の鷲』は言わずもがなだな。大陸最強の傭兵団の一つ。部隊長はどいつもこいつも癖のあるやつらばかりだ」
ミアが言うと、ルルも首をこくこくと頷いた。
「遠目でしたけどあのゼスという人はとんでもなくおっかなかったです! あんな人が三人もいると思うと......」
ルルは口をへの字にして鼻息を荒くしていた。無理やり自分に気合を入れているようであった。
バドワンは再度咳ばらいをした。
「話を戻しましょう。今回の戦いでもっとも厄介なのは明確な大将が敵側にいないということです。誰かを倒せば戦が終わるということではない。強いて言えば『水牛』か『勇者』ですが、どちらかを倒しても片方だけでは戦い続けられますし、その間に『暁の鷲』が戦場をかき乱すでしょう」
「つまり、『水牛』と『勇者』を同時に倒しつつ、遊撃の『暁の鷲』を相手する者が必要ということですね?」
アイネの言葉にバドワンは頷いた。
見れば見るほど難しい戦いになりそうな予感であった。
その重苦しい雰囲気の中で、ミアは烈を見た。
烈はその視線に気づいた。
「ミア、どうした?」
「レツ、お前『勇者』倒せるか?」
ミアの言葉にその場にいたものが一斉に二人の方を向いた。
「俺か? ミアじゃなく?」
「ああ、私は『水牛』の突撃に対処しなければいけないだろうからな。こっちに取り掛かれるものは今私しかいない。なら『勇者』を倒せる可能性があるものはレツしかいない」
「紗矢に......『魔剣』に手も足も出なかった俺だぞ?」
「分かっている。お前が無理ならここは一旦撤退して、師匠を待つしかない。だから聞いている」
「......ミア?」
「なんだ?」
「もしかして、困っているのか?」
烈の言葉にミアは一瞬ぽかんとした。そして、ふっと笑って、その豊かな胸を思いっきり反らした。
「ああ、もちろんだ。私は困っている! 助けてくれ」
おおよそ助けを求めているものとは思えないミアの尊大な態度に、烈もぷっと吹き出してしまった。
それから烈は深呼吸一つ、そして天井を見上げて何かの覚悟を決めた。
「......わかった。勝とう」
「いいのか? 私はお前に死地に飛び込めと言っているんだぞ?」
烈は何をいまさらと肩をすくめた。
「まあ、どうにかするよ。それに......」
「それに?」
烈は意志のこもった、まっすぐな目でミアを見返した。
「今なら、誰にも負けない気がするんだ」
烈の言葉には力がこもっていた。ミアは体の内から燃え上がるものを感じてぞくりと震えていた。
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