本編完結【R18】地味すぎる転生悪役令嬢、攻略対象と関わらずに…俺様ヤンキー公爵に絡まれる。Why?

syarin

文字の大きさ
上 下
313 / 354
番外編ですよ。

おめでとう ★地味令嬢とヤンキーと年越し。

しおりを挟む


それから、どれだけ経ったか。
途中、アレックスのマジックボックスから出てきたほかほかミートパイやパスタ、サラダ何かを休憩がてら非常にイチャイチャしながら食べさせて貰って、また励んで……気が付けば、23時50分を過ぎていた。

アレックスが時計を気にしだして攻めが甘くなったせいか、意識が戻ってきた私は、何とか脳味噌を頭蓋にハウスさせて、アレックスに声を掛ける。

「…はぁ、…アレックス……も、時間……あっ、あ、ぁ、…んむっ!」

アレックスがそんな私の唇を塞ぎ、膝裏をがっしり掴んで上へと押しつけ、ドスドスと腰を叩き付ける。

その暴力的な快楽に喘ごうとするも舌を吸われ、悲鳴も呑み込まれ、呼吸もままならずに只体をひくひくと震わせるしか出来なかった。

「フェロー……キモチいい?…そのトロトロになった顔、可愛いよ。」

いや、息も絶え絶えって感じなんだけど……。

アレックスが少し上気した顔でうっそりと微笑みながら私の頬を撫で、親指でぷるりと唇を引っ張る。

「はぁ……、そろそろ、タイムアウトだ。フェロー…、少し激しくするぞ。」

「……ふぇっ…ぁ、待っ…あぁ!?ンッ~~~!!ふぅぅっ…ーーー!!」

そう言ったが早いか、アレックスが私のクリを親指でグリグリと押し潰しながら上からドスドスと叩き付けるように腰を動かし、あっという間に私は絶頂から降りれなくされてしまった。

ナカでゴリゴリと暴れるアレックスを、私の内壁がきゅうきゅうと締め付け嬉しそうに纏わりついているのを感じる。
その感触は熱く、齎される快楽は何処か冷たく鋭い。

「ハハッ……何だか何時もより吸い付いてきて離れがたいな。だが、もうあと30秒ない。…そろそろイクよ、フェロー…。」

何時もより少し余裕がない感じのアレックスの声に、思わずアレックスにしがみつく。

その瞬間、ドクン!とナカでアレックスが跳ね、グリグリと奥を擦るような、押し付けるような動きをしながら数回跳ね、凄い勢いで抜かれてクリンナップされたと思ったらガバリと抱き締められた。

「……ふぅ。約束通り、日付を跨ぐ前に終えたよ…フェロー♡」

まさか、本当に31日23時59分59秒迄されるとは……。

と、少し呆れつつ、何だか求められる事が幸せで、私はアレックスにクリンナップをかけて、そっとその綺麗な金髪に口づけをした。

「新年おめでとうございます、アレックス♡」

「新年おめでとう、フェロー♡」

新しい年に、アレックスと一緒にこうして過ごせるのが、何だかとても幸せに感じた。




しおりを挟む
感想 122

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

処理中です...