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時は来た!断罪の卒業記念パーティー!
319: ★脳味噌が迷子な派手令嬢と最愛を手に入れた公爵令息。
しおりを挟むえっ、えっ、なんですと!?
何でも、さっきまで散々私はアレックスに愛してると言えとねだり、何故愛してると思うのか、何処を愛してるのか、何時から愛してるのか問い質し、私も愛してると何度も叫んだらしい。えー……勿体ないが全然覚えてない……。ショックざんす……。
「そうか…。覚えてないのか……残念だな。まぁ、何度でもフェローが満足するまで言うさ。……俺もずっと言いたかったからな…。」
耳に息を吹き込みながら、アレックスがそう囁いてナカのモノを一度抜き、くるりとひっくり返した私を後ろから勢い良く突き上げる。
「はっ、ぁぁぁ…!ッッーーー!!」
今宵何度も齎されたアレックスの快楽を、私のナカはずにゅっ!と悦んで受け入れる。
「愛してるよ、フェロー…。本当だ。本当に愛してるよ、可愛い俺の性悪猫♡
お前のその性悪な所、破天荒な所、自堕落な所、全てが愛らしくて目が離せないんだ。全部世話して、何でも叶えてやりたくなる。危ういから、全ての危険を排除してやりたくなるんだ……。
何時から愛しているか……さぁなぁ、今思えば、最初に気になった時にはもう、恋に落ちていたのかもしれないな……。」
スラスラとアレックスの口から愛の言葉が出てくる。
これは本当に私、何度もアレックスに言わせたのかも。暗記してるみたいに出てくる。
そして、そこまでしてもらって覚えてないとか本当に、このポンコツ頭め!と思うのだけど……。
も、ちょっと今も……愛の言葉と一緒に齎される快楽が強すぎて……、若干…、頭が白いんだよね……。
「ふふ♡フェロー、可愛い、好きだ、愛してるって言葉に反応してナカを締めたりうねらせたり、本当に可愛いよ…。」
そんな事、言われるまでは自覚なんかしたことなかった。
けれど、アレックスの言葉に、今度は自分でも判る位にきゅぅぅっとナカが反応する。
「あっ♡ぁぁああ脳味噌がっ!脳味噌がぁっ!あぁ♡だめ、あっ!ひぃ♡ッッーーー!!」
快楽の奔流がゾワゾワと津波のように背骨を登り、脳味噌を掻き消していく。
その甘く強烈な衝撃に、今まで出したことの無い掠れつつ高い、妙に甘い声が出た。脳味噌が連続的に爆発し、頭が空っぽになる。
「Oh… フェロー…そんな凄くソソる声で脳味噌を連呼しないでくれ!
ハハッ、久し振りに聞いたな…。又脳味噌を失くしたのか?探してやろうか?」
ぁぁ、アレックス好き、大好き。失くした脳味噌をアレックスが探してくれると言うので、私はコクコクと頷いた。前は確か此処にあった、と、アレックスが私の柔らかな下っ腹を鷲掴み押さえる。その瞬間から更に快楽の奔流が激しくなり、私は力の限り身体を仰け反らせて、繰り返し訪れる絶頂に耐えた。確かに、脳味噌はそこにあり、アレックスにしっかりと掴まれている様だったので、そのまま逃げないように捕まえておいて欲しいとお願いする。
「ああ、愛しいフェロー。やっと手に入れたんだ。絶対に離さないし、逃がさないよ♡」
良かった。脳味噌はこれで安全だ。
「ふふ、長かったな……お前を見初めてから、もう少しで一年か……。」
アレックスが優しくキスをしながら囁いてくる。
キスを一回される度にそこからゾワゾワと甘い快楽の波紋が全身に広がって、その波の1つずつに私は嬌声をあげた。
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