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時は来た!断罪の卒業記念パーティー!
315: ★悪戯される派手令嬢と公爵令息のお愉しみタイム
しおりを挟む鼻唄でも唄いそうなアレックスに手を取られて、植え込みの向こうの遊歩道に戻る。
エスコートしてくれるから歩を進めるが、どうもその、歩く度にグリッと来て……。歩きにくい。
つい、背を丸めてしまうのだが、それを正すように、そっと背中を撫で下ろされる。
「んっ…」
反射的に背筋を正せばぐぃっとクリに食い込んで、思わず又背が丸まる。
クスッと笑い声が聞こえて、反射的にアレックスを睨んだものの、手に何かを持っていて、ぎょっとする。
そんな私の表情の変化を1つも見逃さない、とばかりに此方を見詰めたまま、アレックスは上機嫌でスイッチを押した。
「んぅっ…~~~~~!!」
やっぱり!やっぱりやっぱりやっぱり!!
クリに当たってるのはローターだった。
それも、これだけで固定出来るタイプの玩具だ。さ、流石R18乙女ゲー…!
私は背を丸め、アレックスの腕に必死に縋りついて踏ん張った。
あんよが生まれたての子鹿並みにガクガクしてる。
そして、アレックスは非常に嬉しそうだ。ムカつくぅ!
「アハハ、こないだ商人が買ってくれって言うから買ったが、中々良いな♪良い顔してる。気高いお姫様を無理矢理快楽の沼に堕とす気分だ。」
凄く嬉しそうなアレックスには申し訳ないけど、気難しい魔女とかの間違いじゃないかな?この派手メイクと派手ドレス……。
「ほら、フェロー…。早く帰ろう。でないといつまで経っても終わらないぞ?」
くいっと縋りついてる腕をアレックスが動かして、私に歩けと促す。むーーちゃーーなーー!
「……ん……ッ!」
よろっと踏み出すものの、本当によろよろで。
そんな私の、歯を食い縛って快楽を耐える顔を、アレックスが幸せそうに撫でる。こいつ!覚えてろよ!!ぁぁぁ、ヤバイ…!!
「ふぅっ……ッ!~~~!!っはぁ…」
結局、殆んど歩けないままに絶頂を迎える。
そんな私を見かねたのか、腰に手を回して、アレックスが殆んど支えて歩かせてくれる。
だが、姿勢をある程度保たせられる為、ローターが食い込んで、私は何度も絶頂させられてしまった。
声を抑えて、歯を食い縛って歩こうとするせいか、目が涙で潤み、零れ、それをアレックスが時折嬉しそうに舐めとる。
「ハハッ…少し化粧が落ちてきたな……。可愛いよ、フェロー…。」
ああ、そう言えば言ってた。化粧が剥げるまで何とかって……。
まさか本気だったのか、とアレックスを見上げたが、嬉々として私を見つめているアレックスのアメジストの瞳は、欲情とか興奮とか、本気度に溢れた色をしていて。
その後はもう、ひたすら快楽に耐えて歩き続けた。
途中、何度か降参だとか、止めてくれ、だとか、泣きながら懇願した様な気がするが、全部無視されたように思う。
気がつけば、空き教室に続く渡り廊下で、アレックスが待ちきれないとばかりに私の唇を奪っていた。
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