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後期!
226: ★地味令嬢の後悔と反省、ヤンキーの忍耐と歓喜。
しおりを挟む「ハッ…フェロー……も、いい?……」
アレックスが蕩けた瞳で、請うようにこっちを見つめてくる。
その瞬間、
ほんの一瞬、
本当にほんの一瞬、
以前、次はイクなって言ってやろう…と思ったのが、頭をよぎった。
察しがいいアレックスは私の瞳の揺らぎを見逃さなかった。
アレックスの眉が上がり、へ?という表情になり、
じわじわと歓喜の表情になる。
「ハハッ……いいよ。フェロー……ハァ…
…もっと、だな?…ハァ…ハハッ…いいよ、…も、と、しよう…!」
「や、……まっ……違っ…んィィーーッ!!」
「ハァ…嬉しいよ……フェロー…もう、少し…頑張る、から……はぁっ
もっと…俺で、感じて……!」
「あっ…あ"っあーー!~~~~~っっっ!!!」
我慢してるから?
暴れる、というのが相応しい、矢鱈上下左右にブレる激しい突きに、何時もと違う所を沢山擦られ、突き上げられ、不規則に連続した絶頂に襲われる。
腰がアレックスから降ろされ、
腰の下のクッションに腰を押し付ける様に下腹を抑えて固定される。
アレックスの掌でグッと抑えられた腹のナカで、猛ったアレックスがゴリゴリ擦ってかき混ぜて蹂躙する。
腹を押されてより鮮明に感じるアレックスは、
時々、根元の更に根元まで侵入しようとでもするかの様に奥まで来て、尖端で奥をグリグリと掻き混ぜる。その度に、奥から甘く鈍い快感がぶわぁっと溢れて、脳味噌が溶けて流れていく。
「はっ!ぁぁ!も、もう………あ"ー…!アアア!!」
もう無理、さっきのは間違いだから、そう言いたくて、懇願するように下腹部を抑えている手を掴む。
それなのに、アレックスが体を捻って右手を結合部に差し込んでクリを擦る。
激しすぎる快感の追加に、肩を揺すって身を捩り暴れる。
「まだ、イケる……!フェロー…もう少し、楽しも?」
あの時、あんなことを思い出さなければ……、
そう思うと後悔しかない。
兎に角、楽しんでるとこ申し訳ないが限界だ。
「やぁ……!も、ゆ、るして!…ご、めん、なさぁい!」
「なんで?……こんな、きもちい、のに?…はぁっ…ほら。」
クリを擦られるだけでも死んじゃうってのに、
アレックスはそういうと、
ほら、とクリをキュッと強めに摘まんで捻った。
「っう"ぁ"っ!?ッッーーーー!!!」
「ぁ、これ……ヤバッ……フェロー……くっ、…俺も、イク……!」
官能小説で良く見る、目の前がバチンと弾ける感覚がして、
真っ白な世界のなかに放り出される。
遠く霞む世界で、アレックスが私に抱きついてキスをして、ナカに熱いものを放った気がした。
耳鳴りが、わよわよんと反響してグルグルと駆け回る、
不思議な感覚を味わいながら私は意識を手放した。
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