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後期!
223: 誘う地味令嬢と怒るヤンキーと武芸祭の夜。
しおりを挟むベッドに2人で潜り込んで、
モゾモゾとお互いのベスポジを求めてにじり寄る。
欠伸をしてせいで、アレックスは、
今日はエッチをしないつもりのようだった。
嬉しそうに私を胸に抱き込み、静かに髪を撫でる。
でも、武芸祭の後は皆盛り上がって、エッチする令嬢も多い。
なんて聞いて、素直に寝れるだろうか。
私は無理です。
だって、好きな人が、
私が頑張って作った房飾り付けて、優勝したんだよ??
そんでその後、お疲れ様ー♪な感じで美味しいもの食べて、
あら、そう言えばこの店、初めてのデートで連れてきてくれた店だわ!
みたいなノリで、そのまま、
初めてのデートで一生の想い出にしよう!って思った想い出の場所を2人で又訪れて、盛り上がっていっぱいキスして、
キャッキャしながら帰ってきて、
風呂でもソファでも盛り上がってイチャついて、
こんだけイチャついて、欠伸1つでエッチなしで済むと思う?
こんな日に? やぁだ、奥さん♪
全く、アレックスてばウブなんだから♡
え?違う?
まぁ、良いじゃないか。取り敢えず、私はヤル気満々なので、
此方から攻めてみようと思います!イェーイ!ファイッオー!
キスをしようと、アレックスの腕の中でモゾッと動くと、
どうやら指先がアレックスのアレックス付近に触れたらしく、
油断してたらしきアレックスがビクン!と反応する。
もう、そうなったら、フェリたんは止められない。
もう一回触ろうとしたら、アレックスにその手を確りと掴まれてしまった。
反対の手を伸ばしてみるものの、又アレックスに確りと確保されてしまった。
流石、優勝者は強いね!
「………フェロー?どーゆーつもりだ?ワルイコめ。」
決まってんじゃーん。こーゆーつもりだよ。えいっ膝~~♪
んしょっと膝を動かして、腿でそっとアレックスを撫でれば、
ピクリとアレックスが身動ぎする。
へへっやったぜ!
そのままぐいぐい上体を近づけてキスをする。
最初は戸惑ってるのか、閉ざされた唇が、
観念したかの様に開かれ、嘆息と共に私の舌を迎え入れる。
むふふ、開門♪
ルンルン気分でいつもの甘ーいキスを堪能し、ふっと息ついたタイミングでアレックスを見ると、
アメジストの瞳を妖しく輝かせて、うっそりと微笑んでいた。
あれ?まっず………?
なんて我に返った時は大抵手遅れで。
久々に登場した首輪と手枷で拘束され、
抵抗できないまま、あっという間に体をまさぐられ追い詰められていく。
「全く、フェローはお仕置きが好きだな……。」
違うもん!ちょっと面白そうって思ったら後先考えれなくなるだけだもん!
「判ってるさ…。
フェローは俺の平常が乱れると
居ても立っても居られなくなるんだろう?
羽飾りでも埃の塊でも、毛糸玉でも油虫でも、
目の前で動いたら追い掛けずには居られない仔猫みたいに。」
私の不服の表情を見て、アレックスが優しく囁く。
ポトリ。
マジックボックスから何か出てきた。
久々にみた、アレックスの紛い物。
派手な色したバイブを口に咥えさせられ、スイッチを入れられる。
「ふ、ふぅぐ………。」
大きいのを深々と入れられたせいで、振動が口内を蹂躙する。
本物じゃないからか、
犬歯が食い込むように咥えさせられてる状態で、
顎もほぼ限界まで開いてるので、首を振っても抜けない……!
口にバイブの振動って、こんなにヤバイんだ……知らなかった。
「だがな?
初回は偶然だから許すが………、
令嬢が許可無く男の股に触れるんじゃない。
そんな事したら、どーなっても文句は言えないぞ?
なのに、
2回も止めたのに、足まで使って触れたな?性悪猫め。
もう二度と、そんなはしたないことをしないように、
しっかりとシツケてやるから、覚悟するといい。」
口にこんなの突っ込まれた時点で懲りてます…。ごめんなさい。
ボトボトと、先日の選別を生き残ったオモチャ達が、私の白い腹の上に落ちてくる。
「ふんぐーーー!!(訳:うわーーーーん!!)」
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