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後期!

202: ★自爆した地味令嬢はヤンキーと後半戦におののく。

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ハァハァと荒い息をつきながら、アレックスが私を抱き締める。

ドコドコいう心臓の音が2つに増えて、ふふっと笑みが漏れる。

何か幸せ。
こうやってギュッてしてるだけで、何も要らなくなってく。

体はだるく、

意識は今にも沈みそうで、

重ーい目蓋がゆっくり視界を遮ってい…んっ!?



ナカでアレックスがピクンっと跳ねて、
沈み行く意識が一瞬留められる。

と、アレックスが、
抱き締めた私の耳をモゾモゾチャプチャプと舐めて甘噛みしだす。

耳許でハァハァ言われる荒い息を快感に変わるというのに、
そんな風に食べられたら堪ったもんじゃない。
こちとら、散々イカされまくって、超敏感肌ですよ?

殆んど動かない体に鞭打って抵抗を示すも、反対側の耳も、
もしゃもしゃと指が這って、にっちもさっちも行かなくなってきた。

ナカのアレックスが、ピクピクヒクヒクと跳ねながら……

  大きくなってるですと??!





えっ!






えっ!!! 




何か結構長時間色々されたと思うんだけど……、アレックス、疲れてないの??

「フェロー……さっき、凄く可愛かった……。」

「…んぁぁ……っ……」

グン!とナカのアレックスが質量を増し、ゆるゆる動き始める。

思い出したんだ。
アレックスってば、今、さっきの私の事思い出して下半身が反応したんだ……。

そう思うと、何だか急に、
嬉しいような恥ずかしいような照れるような感情が、
こっちも、下っ腹に直結してしまい、ナカがキュンキュンお返事を返してしまう。

ぅゎぉ、恥。なんということだ。

しかし、思い出せ私の下っ腹!私のライフはもう、ゼロだ!

「…はぁっ…くっ!……フェロー、イったばっかだから、そんな、ちゅぱちゅぱ、しゃぶられると……!」

なぬ!??

男の子も、イったばっかはビンカンなの?!
普段じゃ考えられないような、可愛いアレックスに、
途端に元気になる。

アレックスの首に絡み付いて、何とか上体を起こすと、
喰らいつくようにアレックスを見つめ、キスをする。

舌を絡ませて、短い舌でもっと奥を愛撫しようと、ぐいぐいと押しているうちに、アレックスがベッドに尻餅をつき、対面座位の形になる。
その衝撃で軽くイってしまったが、アレックスが完全体ではなかったので、何とか持ちこたえた。

アレックスってば、かなり弱ってるのね??

嬉しくて、ムフフと笑いそうになる。

もう殆んど感覚がない手足を無理やり動かして、アレックスの上で腰を振る。

「……はぁ……フェロー……キモチ良いよ……。」

「っあああ!!」

アレックスが呟いた言葉が、下っ腹から脊髄を通って脳天へと駆け抜ける。
その余波が波紋となって全身をぶるぶると震わせる。

ナカが歓喜できゅうきゅうとアレックスに抱き着いて、
脳味噌がパチパチチカチカとスパークだらけになる。
肉体的だけじゃない、精神も併せた大きな絶頂を迎えて、不思議な所へトリップしたような気分。

それでも、ゆるゆる腰を動かす。
段々早く、ストロークを出来るだけ強く。

アレックスにキモチ良くなってもらいたい。

私がキモチ良くなってるみたいにアレックスがキモチ良くなってるトコがみたい。

でも、どんどんナカのアレックスが大きくなってきて、

どんどん、私が快感に翻弄されていく。

何処か知らない所へ落ちて行きそうで、慌てて伸ばした手をアレックスが掴む。
恋人繋ぎでしっかり掴まれて、嬉しくて、アレックスを見つめて……。




何か余裕じゃない?

違和感に思考が止まる。


いや、余裕ってほど余裕綽々じゃないけど、
……喘いでない。

あれ?

「!?っはぁん!……ヒァァ!!ヤ!アアッ!」

ピタリと動きを止めた私に、交代とばかりにアレックスが下から突き上げてくる。

「あっ!アッ!ヒッ!……ンンゥ!!」

アメジストの瞳は爛々と輝き、余裕綽々というよりは切羽詰まった顔をしている。
だけど……

「フフッ……フェローは、俺をキモチ良くさせたいんだな。
 大丈夫……フェローのナカ、スッゴくキモチイーぞ?」

「や、んーーーーっっ!!!」

耳許で囁かれて、ビクビクと体を跳ねさせてイってしまう。
やめろよ!キモチイーとか言われたら、その倍はキモチ良くなってしまうだろ!しかも耳許とか反則だ。

「ハハッ……そんな顔するなよ。
 本当にさっきはちょっと余裕無かったんだ。
 それにほら、フェローの騎乗位がキモチ良くて
 お陰で完勃ちだ。」

チクショー。騙された。前戯扱いかよ。
今度こそ、アレックスを喘がせれると思ったのに。

いつか、いつかきっと。私の下でアレックスを喘がせてやる!






「……はぁっ…ぁぁ……はっ……ぁん……はっ……んんぅ……」

「はぁ……可愛いよ、フェロー……。ダメだ……まだ抱き足らないな……。」

騙されたと悔しがってから、何回イカされただろうか。
頭がクラクラする。
あれからも何度かトンでた。

何回か、アレックスもイッてるんだけど……。

今日、何時もより元気すぎない?

自制が利かないとも言うけど………。


と、思い出す。





私、アレックスの体でマンスター2本飲んだ…………。
エナジードリンク、それ即ちオシャレな強壮剤……。


まさか、まさか自分で自分の首を絞めてしまうとは!




あーー、これは、私が悪いよね……。

そう思い、愕然としながらも、受け入れた。

多分レベルアップしたから、もうちょっと付き合えるし……。

キモチイーし。

声でないけど。

揺すられてるだけのマグロ状態だけど。


今度、魔法習ったら速攻でアレックスにダンジョンに連れて行って貰ってレベル上げしよう。
この体力差は切実。あーあ。


教訓、絶倫にエナジードリンクはいかん。
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