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後期だ!(まだ始まってない)

177: ★地味令嬢は今日も脳味噌にサヨナラ、ヤンキーは今日も限界に挑む。

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もっとゆっくり行こうじゃないか。


そう言ったのは誰だったかな。

胡座をかいたアレックスに跨がり、ふと、先程の会話を思い出す。

「今日は……座位記念日にしたかったんですか?」

「やだな、フェロー、座位も自分で挿入も記念日は8月30日じゃないか。」

「えっ」

「え?」

「えっ……記憶にない………。」

「あー……トンでたから、覚えてないかもなぁ。
 じゃぁ、今日は理性がある状態で自ら俺を招き入れた記念日だな♡」

表現梁曲過ぎひん?

「……素面で自分で入れた日、って事ですね?」

まぁ、でも、自分で一度でも侵入れれてたってことは、大丈夫なんだろ。と腰を落とす。

「ん……ふっ……っはぁ。」

確かに、割と普通に侵入った。
亀頭を丸っと咥えた辺りで止まり、一息つく。

最初の頃は、これだけでヤバかったのに、大分馴染んだなぁ。

それって、拡がったってこと?
それはちょっと恥ずかしいかも…。

なんて考えていたら、アレックスが膝立ちしていた私の両膝を抱えて浮かした。

ズチュン!

と腰が落ち、アレックスのそそり立つナニが深々と突き刺さる。

「あ"っっ??っ~~~~~!!!」


おなかにドン!ってきた!

ドン!って!!

余りの衝撃にふるふると体が震え、息が止まる。
何故…膝…浮かせ…たの?

正座させて小一時間問い詰めたい。


「あ"!ぁぁ!や"っ!ダ!メェ…!はぁぁぁっ……!!」

「ハハハ……フェロー可愛い♡
 ナカが凄いビクビクしてる。一気に奥まで侵入れられてイっちゃった?」

楽しそうに言いながら、膝を腕に掛けた状態でズンズンと上下される。

「へぁ……あ"ぅぅ……」

イってるから動かないでと叫びたかったが、先程の言動から、判っててやってるんだと思い、必死に耐える。

「ハハ…必死に耐えてるの可愛いよ、フェロー。キモチーか?
 ……はぁ、これいーな。
 根本までしっかり咥えて貰える……ナカが凄い複雑に動いてて、超キモチイーぞ。
 フェローも…俺の、美味しそーにしゃぶって……
 もー、すっかり…俺の、味を、覚えたなぁ……。」

「ぃ、み…わかん、なぁ……イ!も、はぁ……ああ"あ!」

何が言いたいのか判んないけど、
イッたのを出来るだけ長くキープしようとしてる事だけは判る。

も、脳味噌死んじゃう…!

ずっちゅ、ずっちゅと抜差しを繰り返される度、奥がぺしゃんこにされて、脳味噌もぺしゃんこになる。

「も……あれくふぅ…さ、ま、
 ……ぉく、おく、ゃ、ぇ、てぇ……!!」

少しでも暴力的な快感を緩めようと、アレックスの首に必死に縋り付いて泣いてお願いする。


のに、
どーしてそんな蕩けるよーな笑顔で見るかな。

その、性的興奮を孕んだ幸せそーな顔に、

私の心の何処かの私が、諦めの溜め息をついた。



サヨウナラ、私の可愛い脳味噌。どうか無事で……。



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