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後期だ!(まだ始まってない)
170: ★トンでる地味令嬢は決意を語り、ヤンキーも決意を固める。
しおりを挟む抱いて、何度も絶頂させて、
イキまくって訳判らなくなって、
ポロポロと涙を零しながら"許して"とか"ご免なさい"とか言い出したら、
頃合い。
呼吸を奪って、
暫く突きながら可愛い肉芽を虐めてやれば……
「ほぉら……俺の可愛い性悪猫の出来上がり、だ。」
「…ぁ、れ……くふ?……ふ、ぅぅん……」
良く判らないけど、
さっきから語りかけてくるアレックスの低い声がキモチイイ。
くらくらする頭を振って、アレックスを見たら、
嬉しそう、
だけど、
何だかかなしそう。
おちこんでるの?
「フェロー……俺の事、好き?」
「すきぃー…超、すき…」
アレックスが笑う。嬉しい。
あ、ナカ…ゆっくり動かされてきもちいーな……。
はぁ、と吐息を洩らしてアレックスを見る。
いつもと違って、何だかかなしそう。
伸ばした手、小指の指輪にそっとキスされる。
「フェロー…舞踏会…すまない。」
「あれ、くす……だいじょーぶ、気にしてないよ?」
「……それは、それで…。
俺は本当は…、フェローと舞踏会に行きたいよ?」
「ふーーん?
フェリたん、今超しあわせだから……、
後はせーりゃく結婚で誰とくっつけられよーが、
よっぽど不幸な事になんなきゃOKだよ?」
「…………………………。」
「だから、気にしないで?
……あれっくふ?……超超、好きぃ」
アレックスがゆるゆるナカで動くから、ふわふわする。
でも、アレックスに今は笑って欲しいから、頑張って、
気にしないでって何度も伝える。
好きって。
アレックスは、私の肩に口付けしたまま動かない。
や、ナカはゆっくり動いてるから、寝てたりとかじゃないとおもう。
「ぁれくふ…んむぅ」
何度目かでアレックスがムクリと起き上がって唇を塞ぐ。
乱れた髪の隙間から見えるアメジストの胡乱な瞳にドキリとする。
「も、黙れよ。フェロー……」
熱い吐息と共に言葉が零れる。
「オマエは俺の奴隷、俺のモノだ……そーだろ?」
顔を掴まれ、お喋りするな、
とでも云うように親指が口のナカに入ってきて舌を弄ぶ。
「なーンも考えずに、この可愛いお口から可愛い喘ぎ声を挙げてくれてりゃいーよ。」
直訳すると、考えるな、感じろ。ってコトだね。
バカの考え休むに似たり、とも言う。
そんでもって、前世から、考えちゃうバカでーす。はーい。
「安心しろよ、最初は貧乏で爵位も低いかもしれんが、直ぐに出世する。
誰が王になろうと時流に乗って見せるさ……
ソイツは、俺の知ってる中で一番の有望株だからな……。」
さっきみたいなしょげた雰囲気が消えててホッとする。
アレックスの動きが強まって、キモチイーが押し寄せてくる。
「んっ……その人、金髪で……アメジストの瞳なら、嬉しー…なー……」
なんてね。
「ふふっ……それは、そん時になってからの、お楽しみだよ…フェロー。」
いつもの、嬉そーな、キラキラした笑顔。
凶悪なのも、爽やかなのも、アレックスの笑顔は全部、好き。それだけで幸せになれる。
「あぁあっ!!」
急に動きが激しくなって、奥をどちゅどちゅと突かれる。
起き上がったアレックスの胡座の上に乗せられて、対面座位になった。
いつもより更に深く刺さるアレックスに、背筋を快楽の蛇が走り抜けて脳天に突き刺さる。
アレックスが、私の絶叫に紛れて何か囁く。
ありがとう…と、す……?
まって!今、何て?もーいっかい!そう思うのに。
必死にアレックスに縋り付いて、もう一回言ってと懇願するのに、
アレックスはくすり、と笑ってナカの動きを激しくするだけだった。
誤魔化さないでよ、今、言ってくれたんでしょ?
"好きだよ"って
問い詰めたかったのに、
アレックスにクリをキュゥ…とつねられて、
絶叫と共に私は意識を手放した。
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