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後期だ!(まだ始まってない)
166: ★地味令嬢の和やかな雰囲気はヤンキーの好奇心に崩される
しおりを挟む「…っはぁ……ぅぅ……」
アレックスの上気した顔を見下ろしながらゆっくりと腰を動かす。
クッションに背を預けて、少しだけ上体を起こした状態で、アレックスは嬉しそうに私を見上げている。
時々、ピンキーリングを見ては満足そうにしたり、
こっちに向けて、ピンキーリングにキスして見せたり、
逆に私のピンキーにキスしたり、
何だか甘くて気恥ずかしい。
でも、多分、私がアレックスの小指に絡み付く指輪をついつい見ちゃうから、
アレックスもこんな風にするんだろうな。
そう思うと、余計気恥ずかしいけど、喜んで貰えて良かったし、私も彼に贈り物が出来て嬉しい。
それにしても、さっきからアレックスは凄く余裕綽々で。
この余裕を全て剥ぎ取って、私に翻弄される所とか、1度くらいは見てみたいんだけど……。
筋肉美の腹や胸を撫でても私的にご褒美なだけで、ほぼ無反応だし、いっそ乳首つねったろかと思ったら、そんな指を丹念に舐められてこっちが煽られるし。
どーも、私の動きはアレックスにとってぬるま湯程度らしくて……。
頑張って少しでも激しく動けばアレックスより私が追い詰められていくし……。
詰んだなぁ、と思いながら腰を揺する。
ふぁー……でも、頭の芯が蕩けるような、甘い快楽に、ずっとこうしてたくなる。
「淫乱。」
クスッと笑い声と共に投げられた言葉に、ナカがずくんっと反応する。
「淫乱て言われてナカをきゅうきゅうさせるなんて、
ワルイコだな。そんな淫乱猫にはこうだ。」
ずぼっとアレックスが引き抜かれ、思わず体が跳ねる。
唐突にどうしたんだろう、とアレックスを見ると、その手には、世にも恐ろしい異世界のホヤが握られていた。
おま……それ、
「ヤダァ!絶対ソレ使いたかっただけだよね?」
「勿論。これだけじゃないぞ、
持ってきたからには一通り使おう思ってな。
昨日のお仕置きは途中で立ち消えになったが、
もともと、
一種類で済ますとは一言も言ってなかったしな。」
えっ、最初からそのつもりだったの?ひどくない?
「そ、そんな……」
「本当は、食事をしたらすぐに始めようと思ってたんだが、プレゼントをくれたフェローが可愛くて…。」
寄り道してしまった、とおでこにキスをされる。
や、もう、寄り道したまま帰らなくていいよ。
ルート分岐してそっちのルートは破棄しようよ。
ジリジリと下がれば、足首を掴んでズルズルと引っ張り戻される。
組敷かれ、ジタバタするも足を開かされ、恐怖のホヤが宛がわれた。
先程までアレックスを咥え込んでいた私のソコは、簡単にホヤをナカへ招き入れてしまう。
………あ、れ。なんか、柔らかいのかな?全然、平気。
思ったような圧迫感もなく、強張ってた体から力が抜けて、きょとんとする。
アレックスがそっと私の唇にキスをして、ホヤのスイッチを入れる。
弱い振動が下腹部全体に広がり、じわじわと熱が溜まっていく。
「ふっ……ぅぅん……。」
鼻に掛かった声が思わず洩れる。
ものの、どうと言うことも無いな……。なんて思ったら、ちょっと奥と真ん中辺りがムズッと来て、ピクっと小さく体が跳ねる。
「…んっ……はぁっ…………っふ。………」
アレックスがすーーっと指先で体を撫でてきてゾワゾワする。
正直、ホヤよりキモチイーんですけど?
「……ぁ……んっ?………………ふぁっ………ぁぁっ……」
ふと、さっきから地味に性感が上がってるのに気が付く。
なんだこれ、一体、どーゆー代物なんだ?
急に怖くなって、アレックスに手を伸ばせば、両手を恋人繋ぎしてベッドに縫いとめられた。
アレックスの体に足を大きく開かされて、丸見えのソコをつぶさに観察される。
「少し、キモチ良くなってきたか?少しずつ体が反応してきてる。見飽きないな…。」
そんな風に楽しそうに言われると何だか悔しくて、身をよじった瞬間に感じ方が大きく変化し焦りの声をあける。
「ぁっ!?…はぁぁっ……ふ、ぅうん!……っ!」
「ぉ?そーゆー風に腰を反らし気味にすると感じ方が変わるのか。へぇ、」
ペロリと上唇を舐めてアレックスがのし掛かるように迫ってくる。
「じゃぁ……こうしたらどーなんだろーな。」
「!?ーーーーっぁぁぁぁああ!!」
久々の電マの登場に、いきなり絶頂に持っていかれる。
「なんかさ、ナカを凄い開発してくれるらしいけど、イマイチだな……。フェローはどう?これ。」
「ああああ!はああああ!っぐ、ぁあああ!!」
絶叫と共にビクビクと体が跳ねる。こんなので喋れる訳無かろう。
「電マの方が良さそう。開発ってする過程が楽しいしなぁ?こんなもん入れて勝手に開発されても……。」
そー思うんなら…
「も、抜いて……!ぁぁぁ!!」
だよなぁ、と嬉しそうな声がして、ホヤが抜かれたのは良かったが、代わりにアレックスが入ってきた。
「ふぁぁぁぁ!!や、ダメ!あああ!これ、ムリィー!っつぁあああああ!!」
ホヤより凶悪なモノに変わり、電マとの挟み撃ちで、私は呆気なく意識を手放した。
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