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後期だ!(まだ始まってない)
133: ★地味令嬢は脳味噌連呼、ヤンキーは聞かなかった事にした。
しおりを挟むアレックスの深い深い溜め息が耳を擽り、意識が浮上する。
どうやら、意識を飛ばしたのは一瞬だったようだ。まだ目の前がチカチカとスパークしている。
以前は、もっとしっかり気絶していたと思うんだけど……、
レベルアップの影響なんだろうか。
特に快感に鈍くなったとかいうワケでは無いので、気絶出来ないのは普通に辛い。
瀕死のままずっと強行軍してるよーな。
あ、前世ゲームでは瀕死でHPが赤くなってももう一戦、もう一戦と粘ってたっけ。
その呪いかな?
皆こんな辛かったのね。Sorry ……。
そんな事をぼーーっと考えていると、チカチカしていた視界が復帰し、気遣わしげなアレックスの顔が映る。
目が合うと、アレックスはどこか余裕の無い乾いた笑い声を挙げた。
「ハハ……お帰り、フェロー。ほら、ココ、…全部……侵入った。」
そう、耳許で囁かれ、耳や頬にちゅっちゅっと音を立ててキスしながら、私の手を下へと導く。
ココ、とナカのモノがどこまで侵入っているか確かめる様に、腹を自分の指で撫でさせられる。
その瞬間、ゾワリとした感覚に支配された。
いや、トんでた感覚が戻ってきただけなのかもしれない。
兎に角、ソコに在るアレックスのモノを中心に、ぞわぞわと快楽がせりあがってきて、ナカがひくひくと蠢きだした。
「………ぁ?………な、ナニこ、れ…?………???……???」
「ぅ……フェロー…!」
何かアレックスがビクリと体を震わせて呻いたけど、そんなの気にしていられない。
ぞわぞわした感覚に支配されて、全身の毛穴がブワッと開く。
アレックスが身じろぎして、コツっと奥を先端でつつく。
その瞬間、快楽がビリヤードの球みたいに飛んできて、脳味噌がスポーンと何処かへ弾き飛ばされた気がした。
「…………っ???」
もう、脳味噌どっか飛んでったから???である。
キモチイイとかイクとかではない。もう???で????、更に????である。
「悪ぃ、フェロー…もう、動く……。なるべく、優しく、する。」
上からアレックスの切羽詰まった声が降ってくる。
いつもならその珍しい声に何らかの感慨を抱いたかもしれないが、今の私は脳味噌不在で代理は快楽さんである。
???と頭が、全身が、?マークで支配されるのみである。
「ぁ?…あ? あ、?……~~~!!…??…ふぅっ…っはぁぁん!!」
「フェロー…!可愛い…俺の性悪猫。ナカが凄い動きしてるけど、大丈夫か?」
大丈夫ではない。脳味噌どっか飛んでった。
「ぁぁぁっ!!あれっくすぅっ!」
アレックスの先端が奥をトン、トン、とリズミカルに叩き、その快感に思考が?地獄から抜け出したものの、更に強烈な地獄に放り込まれ思考がもみくちゃになる。
どうやら、脳味噌はアレックスが叩いてる辺りに在ったようだ。
良かった良かった…。……あれ?良かった?
…あれれ?? えへへ?
一突きごとに脳味噌が飛ばされて、一抜き毎に脳味噌が引き摺り戻される。
段々アレックスの奥の叩き方がドスドスと遠慮の無いものに変わっていく。
もう、私の脳味噌はペシャンコで、ナカはそんな激しいアレックスに、痺れる憧れるぅ!と言わんばかりにむしゃぶり付いて、全神経はその快楽に釘付けだった。
「ァァ!…ハァァ、ン!…も、あれっくすぅ!脳ミソ、ァハァッ!脳ミソがぁ!潰れちゃう!!……ヒァァ!も、死んじゃうぅー!」
「……ハッ…ハァ……フェロー…!…ゴメン、もう少しだけ、耐えて…!」
「ムリィ…!死んじゃうー!ァァァアア!」
「フェロー…!フェローのナカ、最高にキモチイーよ…。ゴメンな。もう、少しだけ…。」
「ぁぁぁ!あれっくすのばかぁ!むり!むりって言ってァァァアアーーー………!!」
今まで感じた事の無いスパークを感じ、仰け反ったまま、ヒクヒクと体をヒクつかせる。
アレックスの動きが速くなる。
ナカのが一段と硬く、大きく、熱くなった気がする。
「ッ…フェロー……!」
アレックスが覆い被さってきて口付けする。
舌が絡まり、声を封じられると共に、ナカで、熱いものが迸ったのを感じた。
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