114 / 354
後期だ!(まだ始まってない)
115: ★大活躍!地味令嬢の前々世の忘れ物、ヤンキーはプライベートをお楽しみ中
しおりを挟む「んっ……ぁぁ…アレックス、様っ…ッッ!!…ふっんぅ…」
やっばい!舟出て暫くはチュッチュとキスを楽しむだけだったのに!
出発して5分位だろうか、その辺りから、アレックスの体を撫でる手が少し力強くなったと思ったら、
あれよあれよと言う間にワンピースをたくし上げられ、
ビスチェから胸を出され、尖端を舌で転がされて摘ままれて…。
ふぅふぅ言ってる間にショーツの紐を解かれ、
ふにふにと、柔らかな丘を猫の耳の後ろか顎の下かと云うように撫でられる。
正直、今まで割と急所狙いだったから、こーゆー遠回しなのは、逆に来るっていうか。
後、魔法でカーテンが消え、天井には青空が見えてる、明るい日影位の明るさの中、
アレックスがする事全部&アレックスの表情も全部ハッキリクッキリ見えちゃうってのがヤバいっていうか。
カーテンが見えないから白昼堂々お外でヤってる感が、
てか、さっきから無邪気に観光する令嬢令息マダムムッシュー達がチラチラこっち見てるんですけど?!
ゴンドラじゃないから物珍しいんだろーけど、ヤバい!
後、見えないんだろーけど声は!?
キャッキャウフフしてる声が聞こえるけど、
私の声は??
大丈夫だよね??
大丈夫だよね???
ぁぁぁ、やっばーーーい!!
私、プラチナ区域、初めてなのに!!
「……っんんんんん………!」
「あ、そこ。その窓の枠が赤と白の大理石になってる建物。あれが旧ゴンゾーラ邸だよ。あの左端の窓、あそこからゴンゾーラ夫人が……どうした?」
「……ふぇっ?……っはぁ、ん、…んぅっ…」
人が真っ赤になって耐えてるのに、アレックスは呑気に観光案内を始めた。
ゴンゾーラ夫人ってあれでしょ?確か300年前に…。
わー見たい見たい!
と思ったものの、胸を弄るのを止めてくれなくて、声を抑えなきゃで観光に集中出来ない。
と、アレックスが顔を上げて様子を窺ってきた。
心配気な表情がこちらを見て止まり、
ニヒッと愉しそーな顔に変わる。
「っく、ふぁぁぁぁっ……!」
さわさわと閉じた花弁の割れ目ギリギリを撫でられて思わず、身震いと共に声が洩れる。
少し下の方まで花弁をなぞった指が、
濡れて帰ってきたのを感じて体が少し跳ねる。
そのまま、割れ目をそろそろとなぞられれば、二度三度と体が跳ねる。
少しだけ割れ目に食い込んだ指が、くちくちと小さく淫らな音を立てて、溢れた蜜の存在を主張する。
「おいおい、フェリシア。ちょっと凄くないか?
ほら、見ろよ。
まだクリもナカも触ってなかったのに、こんなに溢れさせて。
いつもより感度良いじゃないか。
それなのに、全然声を聴かせてくれないなんて…
…一体、どうしたんだ?」
「っ~~~!」
ピンっとクリを指で跳ね上げられて、歯を食い縛ったまま仰け反る。
その反応がお気に召したのか、ピン、ピン、と何度も指を弾くように往復される。
「っ!~~!っぁ!…っ!……!っっくふっ!」
「顔をそんなに真っ赤にして、目もうるうるさせて…。
何故、いつもみたいに可愛い啼き声を聴かせてくれないんだ?
……ん?…ほら。」
円を描くようにクリを撫でたり、指で跳ね上げたり、
いつもの、高みに登り詰めさせようという動きじゃない、
甚振るようなイジワルな動き。
それなのに、確かに何時もより感じてしまっていて。
何度も体を跳ねさせ、仰け反り、身を捩って、快感に耐える。
それでも、耐えきれず、アレックスにしがみつこうとしたら、ぐいっとクッションに押し付けられ、
顎を掴んで顔を上向かされた。
顔を見せろって事なんだろう。
所謂顎クイ程度で強く掴んだりしてないのに、
クッションの角度も考えてあるのか、
顔を背けられない絶妙な位置に固定されて、
私は為す術なくアレックスに顔を晒した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
プラチナ区域、旧ゴンゾーラ邸
300年程前、王都にグレートファイアードラゴンが一頭襲来し、討伐の為、かなりの数の兵が出動。
当時、王立騎士団副団長だったゴンゾーラも出兵。
グレートファイアードラゴンがブレス攻撃を放とうとした時、
夫の無事を祈る、マリリア・ゴンゾーラ夫人の想いが王都を覆う結界となって具現。
反射した自身のブレスに驚いてドラゴンがバランスを崩した瞬間を見逃さず兵達は猛攻を掛け、
遂にはゴンゾーラ副団長がドラゴンの脳天に剣を突き立てて討伐。
ゴンゾーラ家は王から竜と剣を交差させた紋を頂き、
夫妻は末長く愛し合って暮らしましたとさ。
という事で、恋愛成就、良縁などのパワースポットとして人気。地味に、令息にも武芸上達と良縁で人気があります。
ゴンゾーラ夫人が祈ったと云われている窓には、それを再現した彫刻が置かれており、貴族令嬢がこぞって祈りを捧げている。
ゴンゾーラ家は百年程前に途絶え、
邸は現在、女性向けの雑貨を販売する商会が買取り、旗艦店になっています。
以上、
アレックスの中途半端な観光案内が気になって、
夜も眠れないわ!って人が居ないとも限らないので、
作者からの観光案内案内でした。( ゚∀゚)ノシ
2
お気に入りに追加
2,299
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~
ちえり
恋愛
幼い頃から可愛い幼馴染と比較されてきて、自分に自信がない高坂 栞(コウサカシオリ)17歳。
ある日、学校帰りに事故に巻き込まれ目が覚めると300年後の時が経ち、女性だけ死に至る病の流行や、年々女子の出生率の低下で女は2割ほどしか存在しない世界になっていた。
一妻多夫が認められ、女性はフェロモンだして男性を虜にするのだが、栞のフェロモンは世の男性を虜にできるほどの力を持つ『α+』(アルファプラス)に認定されてイケメン達が栞に番を結んでもらおうと近寄ってくる。
目が覚めたばかりなのに、旦那候補が5人もいて初めて会うのに溺愛されまくる。さらに、自分と番になりたい男性がまだまだいっぱいいるの!!?
「恋愛経験0の私にはイケメンに愛されるなんてハードすぎるよ~」
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる