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地味すぎる転生悪役令嬢爆誕

67: ☆地味令嬢を贄に、ヤンキーは己を鎮めたい。

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バカな妄想にトンでた思考が、電マの出現で急激に冷える。




「ぇっ」


なんで?

「ぇっ。ヤれないって、今。えっ。バレるんですよね??
えっ。だって、えっ?」

「すまない。フェリシア。気持ちが鎮まらないんだ。
せめて、フェリシアだけでもいっぱいキモチ良くなって?
いっぱい啼いて、キモチイー顔沢山見せて俺を鎮めて?」

ちょぉっと何言ってるか判んないでぷー。

「え、私が乱れて鎮まるもんなんですか?……普通逆では?」

他にも言いたいことあるよーな気がするけど、脳ミソが空回りして何が何だか。
とりあえずヤバい!

「鎮まるんだよ。フェリシアをいっぱいイかせて、可愛い声とトロ顔見たら、何かスッキリするんだ。
癒される。」

何か熱に浮かされたような色気顔で言われる。

え、セックスとか自慰の代替として電マ責めしてるの??
ぃゃぃゃ、死んじゃぅょ。フェリたん死んじゃぅ。

ドン引きしてる私を余所にアレックスが電マのスイッチを入れる。
気がつけば、ベッドの上端まで後退っていた私は、アレックスに、にじり寄られてヘッドボードに貼り付いた。

さっきまでのイチャイチャした雰囲気が一転、
嗜虐的なイケナイ空気が辺りに満ちる。

ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ………。

淫猥な音を立てて電マが真っ直ぐ私に伸びてくる。

真っ直ぐ目前に迫り、ゆっくりと、触れるか触れないかギリギリの距離を保って下へと体を這っていく。

「フフッ…。目が離せない? 期待してる顔してる……。
フェリシアはえっちだな。」

「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ…ふぅぅ……。」

わー。キちゃうキちゃう…ダメダメダメ…

ゆっくりと下りていく電マが胸の先端に寄り道する。

……期待してる?そんな筈ない。

……そんな筈、ないよな…?

期待してるんだろーか。

確かに、もっと力ずくで逃げれる気がするけど、でも、アメジストの瞳に見詰められると動けなくなる。

わかんない。

電マが、震動を与えながらゆっくりと下腹部を進む。

「か、影がいるのに、大声出ちゃうかもですよ?!」

「大丈夫。ヒロインより大きな声でも隠蔽出来る。
俺以外に、パライヴァなんかに聞かせたりするかよ。
だから、フェリシアの可愛い啼き声で上書きさせて……?」

そこまで出来んのに、ヤったらバレるんだ??複雑ー。

ぁゎゎ。
ダメだ。逃げれない。
私、快楽とイケメンとお願いされるのに弱いんだよ…。

私と見詰めあったまま、アレックスがソコに電マを押し当てた。


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