63 / 354
地味すぎる転生悪役令嬢爆誕
63: オツマミ大好き地味令嬢とヤンキーのお泊まり宣言
しおりを挟む
「なぁ、知ってるか?……女子寮の給湯が壊れて、昨日の夜からお湯がでないらしい。」
ふーーーん?
「朝と、夕方、確実に2回はシャワーしたと思うんだが……?」
マッズ。えーっと。
「……そろそろ、夏じゃないですか。水、キモチイーんですよね。お肌にも良いし。……まぁ、お湯で洗った方が綺麗になるので、お湯でいつも洗いますけど、何か、お湯になる前に洗い終えちゃったなー……みたいな……」
テヘッと笑いながら言い訳して誤魔化すも、段々声が小さくなっていく。こーわーいー。
「はぁ。全く…。
土日だし、湯が使えないからということで、他の生徒たちは皆、王都のタウンハウスに帰るか宿を取り、若しくはそういった友人に泊めて貰っている。
外泊届けが出てないのはヒロインとフェリシアだけだ。しかも、ヒロインは第2王子の部屋に転がり込んでる。」
へ、へーーー。知らんかったぁ。
「そんな訳で、この女子寮に居るのは今、オマエだけなんだ、フェリシア。
悪いが今日は泊まらせてもらう。1人は不用心だし、男子寮でヒロインと同じ屋根の下に居るのも不快だしな。」
そーなんだ。ヒロインさん、第2王子の部屋に転がり込んどるんだ。えちえちだゎ♡
でも、周りの多感な男子達、大丈夫なのかな。
私はアイスティーをアレックスに差し出しながら聞いてみた。
「第2王子って、アレックス様みたいに結界とか認識阻害とかの魔法、お得意なんですか?」
「ありがとう、頂くよ。
いいや?得意じゃないし、王族だから憚る事を知らない。今頃盛大に響かせて、周りの奴らに知らしめてるだろうよ。コイツはお手付きだぞ!って。
まぁ、他の熱上げてる奴等も、そのくらいじゃへこたれない奴等ばっかだが、今はさぞかし悔しがってる事だろうよ。」
ヒェー…スッゴい!
てか、待って?入学して2ヶ月だよ?
まだ2ヶ月だょ??マジヒロインパネェ!
後、アレックス何気に情報通だよね。
公爵家だし、小説とかみたいに影とか居るんだろか…。はゎー。何か妄想しちゃった♡
「所で、そのテーブルの上のツマミの数々が夕食か?……酒は飲んでないようだが。」
ギクッ!
「チーズの盛り合わせ、生ハム、ロティサリーチキンのカット、フライドポテト、ベーコンポテト、オリーブ漬け、代替キャビア、フォアグラ、カクテルシュリンプ。
これは……炙ったソーセージにバジルを巻いたもの?………野菜は数枚のレタスしかない。」
あ"ーーーー……。だってぇ、だってぇ。
「だってぇ、食べたかったんですよぉ。そーゆー気分だったんです。何時もじゃないですよ?後、青野菜、レタスだけじゃなくバジルも有りますからね?」
「俺が来たからには、ちゃんと野菜も食べてもらうからな。」
マジックボックスから、カラフルなサラダや野菜中心のデリが数種現れる。わーーい♡
踊るために端に寄せてたソファを近くに寄せて薦め、
椅子を持ってきて座り、
私のアペリティフ達をどうぞっと差し出す。
サラダを生ハムで包んだり、チキンをサラダと一緒に頂いたり、もしゃもしゃと美味しく頬張る。
「なぁ、もしかして立って食べてたのか?」
なんの話だか、全く、全然、判らないにゃ。
ふーーーん?
「朝と、夕方、確実に2回はシャワーしたと思うんだが……?」
マッズ。えーっと。
「……そろそろ、夏じゃないですか。水、キモチイーんですよね。お肌にも良いし。……まぁ、お湯で洗った方が綺麗になるので、お湯でいつも洗いますけど、何か、お湯になる前に洗い終えちゃったなー……みたいな……」
テヘッと笑いながら言い訳して誤魔化すも、段々声が小さくなっていく。こーわーいー。
「はぁ。全く…。
土日だし、湯が使えないからということで、他の生徒たちは皆、王都のタウンハウスに帰るか宿を取り、若しくはそういった友人に泊めて貰っている。
外泊届けが出てないのはヒロインとフェリシアだけだ。しかも、ヒロインは第2王子の部屋に転がり込んでる。」
へ、へーーー。知らんかったぁ。
「そんな訳で、この女子寮に居るのは今、オマエだけなんだ、フェリシア。
悪いが今日は泊まらせてもらう。1人は不用心だし、男子寮でヒロインと同じ屋根の下に居るのも不快だしな。」
そーなんだ。ヒロインさん、第2王子の部屋に転がり込んどるんだ。えちえちだゎ♡
でも、周りの多感な男子達、大丈夫なのかな。
私はアイスティーをアレックスに差し出しながら聞いてみた。
「第2王子って、アレックス様みたいに結界とか認識阻害とかの魔法、お得意なんですか?」
「ありがとう、頂くよ。
いいや?得意じゃないし、王族だから憚る事を知らない。今頃盛大に響かせて、周りの奴らに知らしめてるだろうよ。コイツはお手付きだぞ!って。
まぁ、他の熱上げてる奴等も、そのくらいじゃへこたれない奴等ばっかだが、今はさぞかし悔しがってる事だろうよ。」
ヒェー…スッゴい!
てか、待って?入学して2ヶ月だよ?
まだ2ヶ月だょ??マジヒロインパネェ!
後、アレックス何気に情報通だよね。
公爵家だし、小説とかみたいに影とか居るんだろか…。はゎー。何か妄想しちゃった♡
「所で、そのテーブルの上のツマミの数々が夕食か?……酒は飲んでないようだが。」
ギクッ!
「チーズの盛り合わせ、生ハム、ロティサリーチキンのカット、フライドポテト、ベーコンポテト、オリーブ漬け、代替キャビア、フォアグラ、カクテルシュリンプ。
これは……炙ったソーセージにバジルを巻いたもの?………野菜は数枚のレタスしかない。」
あ"ーーーー……。だってぇ、だってぇ。
「だってぇ、食べたかったんですよぉ。そーゆー気分だったんです。何時もじゃないですよ?後、青野菜、レタスだけじゃなくバジルも有りますからね?」
「俺が来たからには、ちゃんと野菜も食べてもらうからな。」
マジックボックスから、カラフルなサラダや野菜中心のデリが数種現れる。わーーい♡
踊るために端に寄せてたソファを近くに寄せて薦め、
椅子を持ってきて座り、
私のアペリティフ達をどうぞっと差し出す。
サラダを生ハムで包んだり、チキンをサラダと一緒に頂いたり、もしゃもしゃと美味しく頬張る。
「なぁ、もしかして立って食べてたのか?」
なんの話だか、全く、全然、判らないにゃ。
22
お気に入りに追加
2,300
あなたにおすすめの小説

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて
アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。
二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる