50 / 354
地味すぎる転生悪役令嬢爆誕
50: ★地味令嬢の自滅、ヤンキーは静かに歓ぶ。
しおりを挟む「んぁあ!?……あっ…んはぁっ……」
それまで2本の指で掻き回されて居たのが、3本に増える。
正直言って2本迄は、大好き、キモチイー♪とうっとり出来ちゃう余裕があるが、
3本は脳天にガンガン来る強めの快感と圧迫感で意識が散り散りになる。
キツイ!
今生初めての刺激に思わず、歯を食い縛って息を止めてしまう。
「うん"ぅ"……っ!……んぐっ!……あ"っ!」
「はぁぁ……フェリシア。
3本♡、3本侵入ったよ、フェリシア。
ほら、力を抜いて…?
ゆっくり、吐いて、
ほら、ゆーっくり。
息を吐いて…フェリシア。」
息吐けとか、そー思うなら、微妙に動くなよ!
「ふっ…うぅん"…!……っく!…ぁあ!ア!ぁあ!」
「フェリシア、そんなにナカ締めつけないで…。
ほら、まずは息しよう?
きゅうきゅうするのは、もう少し馴染んでからにしよう?」
まずは、2本に、もどそう…? ねぇ。
とか思うものの、感覚がナカの3本の指に全集中しちゃってまともに喋れない。
「ふぁ?あぁ~~~……っはぶっ」
アレックスがキャミソールを咥えて捲り上げ、露になった背筋につつーーっと舌を這わす。
わーー!っとなって仰け反り、声を挙げた途端、指が3本、口にも侵入ってくる。
「俺の指、噛んで良いから…
ほら、息、はぁーってして。
吐いて、吐いて……そう、ゆっくり、
吸って…吐いて。」
「くふぅー……。ンンッふぅー……。」
すまない。基本鼻呼吸なんだ。
はーってしてって言われてもな。
あー……でも、少し落ち着いてきた。
と、一息ついた瞬間、また、ぐわん!と平衡感覚を持ってかれるような刺激が襲う。
「ンァッ!?…アアアッ!!…ンフゥ!…ハァッンンッ!!」
落ち着いたと判断したアレックスが指を動かしてくる。
ゆっくり、
私が好きな上下に揺す揺すするヤツ。
でも、指3本の揺す揺すは体全部が上へ下へと振られる気がして、あっという間に追い詰められる。
ただただ、指の動きに合わせて喘ぐ楽器にでもなったかの様。
時々抜き差しされれば体がわななき、
また揺す揺すと翻弄される。
と、
凄く嫌な予感がした。
ダメダメダメ無理無理無理早くアレックスに言わないと!
必死に息を吸って喋ろうとするけど、快感が脳天にザクザク突き刺さり、喘いでばかりでマトモに喋れない。
「ぁあ!アレックス!アレーックスゥ!ま、てぇ…ンァッ!ち、が……ぁぁぁ!」
「はあっフェリシア…!……んっ♡フェリシア…」
きーてきーてきーて!プリーズ!!ねぇったらねぇ!
何とか気を引こうとシンクをタップしたりアレックスの服を掴んだりするものの、凄く蕩けた顔でキスされる。
あああちっがーーう!口を塞がないで!酸素を絶たないで!頑張れ私!つか、何かアレックス、見たコトない位ハァハァしてる!何で!?ヤバい!落ち着け私!
「ああっ!…っはんぅ!ヤ!!……ェ、グリグリィ……!!あぇっ!はぁぁっ…し、んじゃぅぅぅ!」
あ。これ、詰んだわ。
バカ!!!私のバカ!!!
アレックス瞳がヤバい!
これ絶対おねだりだと思ってる!違うの!違うの!!やめてちがっ
「ヤ!ァァアレックスゥ!!んはぁっ!ーー!ヒアアアッ!」
一瞬、奇跡が起きて、
あれだけ喘いでばかりで動かなかった体が動き、
手を突っ張り、急ぎ上体を起こして指を抜いたのだが、アレックスは易々と腰を掴んで指を深く突っ込んできた。
仰け反ってたせいか力の入り具合のせいか、当たり所が悪く、凄い快感がナカで弾けた。
マジヤバい声出ない、なのにアレックスが指を回転させる。
頭がパン!パーーン!ってスパークした。
ヤバい瞳したアレックスが耳許で囁く。
「また、おねだり?フフッ……いいよ、フェリシア。いっぱいグリグリしてやるよ…。」
んー……絶望しかない。
てか、また?またってなんだ??私は一度もおねだりなんてしてませんよ!?
つっても……、
グリグリしちゃダメ、死んじゃう。って言いたかったんだけど、あれじゃ、おねだりにしか聞こえないよね。
そーですよねー。
思った通り、
優しいアレックスは、私が好きなナカで指グリングリン回転させるヤツを3本指でしてくれた。
そして、思った通り、いや、思った以上に、3本指のグリグリは強烈で。
脳ミソがダイナマイトと一緒に洗濯機に放り込まれたみたいに爆発&ぐわんぐわん振り回され、もう何だか訳が判らない。
上下左右も私が叫んでるのか叫べてないのか、も。
アレックスの熱い吐息が、舌が、唇が、うなじを通り、肩を甘噛みする。
長く男らしい指が脇腹に食い込む感触。
いつもとは違う熱を帯びたアメジストの瞳。
ナカを我が物顔で蹂躙する指。
快感の嵐の中、アレックスだけが私の感覚に食い込む。
バカ、私のバカ。
でも、どうしたらグリグリ止めれたのかな。
あ。 ……ぶらっくあうと。
38
お気に入りに追加
2,300
あなたにおすすめの小説

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?


【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。


今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。
「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる