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地味すぎる転生悪役令嬢爆誕
8: ☆地味令嬢の2割。ヤンキーの提案。
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「ぇ、ぇえぇと、ヤンk……じゃない、ぇと、先輩?オブシディアン先輩様??」
「アレックス様でいいよ、アレックス様。」
思わずヤンキー様って言いかけてしまったのを取り繕おうとして、頭ぐるぐるに拍車が掛かった私に、ヤンキーはにこやかに言う。
こーゆー乙女ゲーの御多分に漏れず、この学園の生徒達もお上品で、女生徒が誰かを呼ぶときは大抵様付けだし、アレックスで良いって言われても様付けるのがマナーだし、私より身分が高いお家の子息だから絶対様呼びなんだけど……。
何なんだコイツ!自分でアレックス様とか、この俺様め!!ちょっと格好よくて身分が高いからって自惚れやがって!
「ほれ、呼んでみ?フェリシア」
っはぁぁぁぁ!?
勝手に下の名前呼び捨てとか許可してませんけどぉ!??
「…………アレックス様…」
心で怒り狂っても、何にも言えない。
私ってばチキン野郎…。
そんなチキン野郎を、ヤンキー改めアレックス様は上機嫌で見下ろしている。
スカートの中に潜り込んだ両手は、膝をくりくりと撫でた後、するーーっと太腿を這い上がり、
今は私の紐パンの紐をツンツンしたり、紐の食い込み具合を堪能する様に指でなぞっている。
拒否感仕事して!と思うけど、前世の、モテなかった癖にそーゆーのが大好きだった34歳フリーターとか、今生の官能小説ラーな私、面食いな乙女心なんかは尻尾ブンブン振ってしまっている。
私を味わうように肌に少しだけ沈んで滑るヤンキーの指先はとても甘く、私の中の私が8割方屈服していく。
攻略対象にこんな人いなかったハズだけど、
このヤンキー超イケメンで超超好みなんだよね……。
攻略対象じゃないし、脅されて仕方なくだし、流されちゃっても良いんじゃないかな。
私の中の享楽主義者共が囁く中、辛うじて慎重と臆病とプライドが踏ん張る。
哀しいかな、羞恥心や常識、貞操観念なんかは前世も今生もミジンコレベルで。
きっと前前世に置いてきたのだろう。
頑張れ私の2割。
踏ん張れ2割。
「あの、アレックス様、その、……私、これ、これ…って、今から……「犯す」」
今からどうなるんですかと最後まで言いきる前に返答され、ヒェッと変な声が出てしまう。
「あの、私…処女なんです!処女!!
ですから、どうか、どうか処女だけは……!」
散らさないで、お願い。
「そうか、初めてか。安心しろって、俺は相手も悦ばせるタチなんだ。優しくしてやるから。」
まぁ入学したてだし、大抵処女だよな♪ウンウン。とニコニコ一人で納得しているので堪らず、困ります!お嫁に行けません。と懇願すると、安心しろよ丁度良い男をあてがってやるから!と返してきやがった。
発想が恐ろしいわ!高位貴族って皆こんな考え方なの?
「困ります!どうか……!!」
「…ぇえ~。うーん。」
再度懇願すると、綺麗な眉を片方だけ上げた後、アレックスは少し考えた素振りを見せる。
流し目やめてよ。
その間も両親指がパンティラインの素肌をすりすりと撫で、私は仄甘い快感にこっそりと身を捩った。
「じゃぁ、こういうのはどうだ?賭けをするんだ。
そ、う、だ、な………。何か…。」
思い付いたように喋り始め、アレックスは何かを探すように周囲を見回した。
そして、何かを見つけた様に手を伸ばすと、周囲のガラクタ山から大きな砂時計が浮遊して来た。
ふわふわとこちらに来て、寝椅子の前のコーヒーテーブルに着地する。
どうやらアレックスは風魔法が使えるらしい。流石公爵家、中々の錬度である。
「結構大きい砂時計だな、一時間…位かな?どうかな。
……この砂時計の砂が落ちきる迄にお前をイかせられなかったら、解放してやろう。
今後呼び出すこともない。
だが、もしイったら今日からオマエは俺の奴隷だ。
えっちなこと、たーっぷりしてやるよ♪」
「アレックス様でいいよ、アレックス様。」
思わずヤンキー様って言いかけてしまったのを取り繕おうとして、頭ぐるぐるに拍車が掛かった私に、ヤンキーはにこやかに言う。
こーゆー乙女ゲーの御多分に漏れず、この学園の生徒達もお上品で、女生徒が誰かを呼ぶときは大抵様付けだし、アレックスで良いって言われても様付けるのがマナーだし、私より身分が高いお家の子息だから絶対様呼びなんだけど……。
何なんだコイツ!自分でアレックス様とか、この俺様め!!ちょっと格好よくて身分が高いからって自惚れやがって!
「ほれ、呼んでみ?フェリシア」
っはぁぁぁぁ!?
勝手に下の名前呼び捨てとか許可してませんけどぉ!??
「…………アレックス様…」
心で怒り狂っても、何にも言えない。
私ってばチキン野郎…。
そんなチキン野郎を、ヤンキー改めアレックス様は上機嫌で見下ろしている。
スカートの中に潜り込んだ両手は、膝をくりくりと撫でた後、するーーっと太腿を這い上がり、
今は私の紐パンの紐をツンツンしたり、紐の食い込み具合を堪能する様に指でなぞっている。
拒否感仕事して!と思うけど、前世の、モテなかった癖にそーゆーのが大好きだった34歳フリーターとか、今生の官能小説ラーな私、面食いな乙女心なんかは尻尾ブンブン振ってしまっている。
私を味わうように肌に少しだけ沈んで滑るヤンキーの指先はとても甘く、私の中の私が8割方屈服していく。
攻略対象にこんな人いなかったハズだけど、
このヤンキー超イケメンで超超好みなんだよね……。
攻略対象じゃないし、脅されて仕方なくだし、流されちゃっても良いんじゃないかな。
私の中の享楽主義者共が囁く中、辛うじて慎重と臆病とプライドが踏ん張る。
哀しいかな、羞恥心や常識、貞操観念なんかは前世も今生もミジンコレベルで。
きっと前前世に置いてきたのだろう。
頑張れ私の2割。
踏ん張れ2割。
「あの、アレックス様、その、……私、これ、これ…って、今から……「犯す」」
今からどうなるんですかと最後まで言いきる前に返答され、ヒェッと変な声が出てしまう。
「あの、私…処女なんです!処女!!
ですから、どうか、どうか処女だけは……!」
散らさないで、お願い。
「そうか、初めてか。安心しろって、俺は相手も悦ばせるタチなんだ。優しくしてやるから。」
まぁ入学したてだし、大抵処女だよな♪ウンウン。とニコニコ一人で納得しているので堪らず、困ります!お嫁に行けません。と懇願すると、安心しろよ丁度良い男をあてがってやるから!と返してきやがった。
発想が恐ろしいわ!高位貴族って皆こんな考え方なの?
「困ります!どうか……!!」
「…ぇえ~。うーん。」
再度懇願すると、綺麗な眉を片方だけ上げた後、アレックスは少し考えた素振りを見せる。
流し目やめてよ。
その間も両親指がパンティラインの素肌をすりすりと撫で、私は仄甘い快感にこっそりと身を捩った。
「じゃぁ、こういうのはどうだ?賭けをするんだ。
そ、う、だ、な………。何か…。」
思い付いたように喋り始め、アレックスは何かを探すように周囲を見回した。
そして、何かを見つけた様に手を伸ばすと、周囲のガラクタ山から大きな砂時計が浮遊して来た。
ふわふわとこちらに来て、寝椅子の前のコーヒーテーブルに着地する。
どうやらアレックスは風魔法が使えるらしい。流石公爵家、中々の錬度である。
「結構大きい砂時計だな、一時間…位かな?どうかな。
……この砂時計の砂が落ちきる迄にお前をイかせられなかったら、解放してやろう。
今後呼び出すこともない。
だが、もしイったら今日からオマエは俺の奴隷だ。
えっちなこと、たーっぷりしてやるよ♪」
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