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29:☆ドキドキ動悸アプリ、自分が何アプリだったか思い出す。
しおりを挟む「さてと、この辺で良いか。じゃ、ユーケー♡ほらしっかりダブルピースで笑ってー?」
鬼畜センセのやけに明るい声色に、社畜君がへろり、と笑う。
「ハ~イ♪じゃ、今からユーケー君が時間止められていっぱいエッチな事されちゃいまーす♪ユーケー君♡今のお気持ちは?」
「ほへ……。」
おお、トロフワ社畜がみるみる青ざめていく。どうやら、あの目眩くイキ地獄再び!?と怯えてるらしき社畜君。
みるみる泣き出して、グスグス良いながら奥歯カチカチ言わせてるのに、社畜君の社畜君もカチカチになってきたので、何かもう、そーゆートコやぞ!としか……。そーゆートコやぞぉ!!
ッアーー!可哀想可愛い!!怯えつつ期待してるとかキュン♡キュン♡すりゅぅぅぅ!!
「ユーケー、時間停止もの好きだろ?体験出来るぞ?良かったな♡前立腺も結腸も、舌も乳首もちんこのナカまで開発済の敏感ボディにしてからの"蓄積された快感がドカン!"だぞ♪嬉しいか?」
「……ぁ、ゃ、…ゃらぁ……。」
あ、え?時間停止で蓄積された快感がドカン!??
あ、そー言えば俺、そーゆーアプリだったわ☆
何かもー、忙しい現代日本人に好きなだけ自由時間与えて心と体を癒す幸せアプリ♡休憩に、趣味に、恋人との甘い情事に、好きに使ってね♡♡かと思ってたわ。いやぁ、そーだったそーだった♪
ふるふると弱々しく首を振る社畜君を見下ろす鬼畜センセは実に愉しそうで。まっこと獣欲にまみれた目をしてまして♪♪オラなんかワクワクしふぇっ?!
サイドテーブルの俺をガシッと掴んで鬼畜センセが頭上高く掲げて時間停止ボタンに指を添える。
「さぁ、ユーケー?気が狂うまでキモチイくしてやろうな♡」
その言葉に、ふるふるしつつも実はチャンスを窺っていた社畜君が弾かれたよーに俺に手を伸ばして超ビックリする位バネの効いた跳躍を見せ、止まった。
マジ卍ビックリ☆ファーー!!ドキドキしたァ!!ドッキドッキしたぁぁぁぁぁぁ!!
どーやら、直前までの甘々モードに脳ミソホゲラッチョ☆ってなってた俺は気付かなかったんだが、社畜君が「ほへ…。」って言った辺りから地味に回避方法を模索していたらしく…。
鬼畜センセに触れていれば時間停止に巻き込まれないというルールを思い出しかけつつ、時間停止アプリ奪取を目論む社畜君。
そんな社畜君を阻むため、咄嗟に鬼畜センセは俺を高い所で振って見せて挑発したらしい。
そして、その目論見通りに釣られた社畜君は、現在、凄い必死の顔して手を伸ばして空中停止なぅ☆
もーね、凄かったのよ!偶に猫が驚いた時、その四つ足で佇んでた形状のままバビョッ!と飛び上がるじゃん?!!
あんな感じでね?!ベタッとお尻着けて座って、手も後ろに着いてたのに、びょいん!とその形のまま飛び上がってきてサァ!??
若者のバネ半端ない!!若さって凄い!!オジイチャンまだドキドキ収まらない。これって恋??え、動悸??え、老化??
……パシャ……パシャ……パシャ……パシャ…パシャ…パシャパシャ……
なんて、俺がドキドキしてる間、鬼畜センセはずっとパシャパシャです。
只今、鬼畜センセ専用社畜撮影会開催中☆
凄い良い資料!と様々な角度から全裸空中停止社畜君を撮影してる鬼畜センセ。今めっちゃ漫画家の顔してる。エッチな展開だったのすっかり忘れて撮影してる……。
~暫くお待ちください~
「ふぅ、いやぁ、良い資料が手に入った♡」
と、デジタル一眼レフ片手にここぞとばかりに社畜君の玉の裏からケツ穴まで撮り尽くした鬼畜センセがやっとカメラを置いてくれた。
お帰り俺のドS鬼畜センセ♡♡もう放置プレイやめてへぇぇ気が狂ゅぅぅ(白目)
ーーーーーーーーーーーーー
完結出来なかった(;><)一回ここで出します。
多分、次が最終話……な筈です!多分!
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