完結【R18】社畜が時間止めて他人のエロ本漁ってたらドS鬼畜に逆襲されてお仕置きに全ての貞操を奪われた話。～時間停止アプリはミタ！！～

3: 発狂気味アプリとぬらりひょん

あ"ーーー！イー！イー！イー！この！この！この！
時間停止アプリは使ってくれてるのに、盗みも悪戯も盗撮も覗きもレイプもなーーーんもしないってどー言うことよ。

バダバーーバーダ♪バダバー♪と上質な感じで満たされ欲と幸せエネルギーばっか来るんですけどーー！？？
そんなんばっか喰わされても、俺、天使なんかじゃないから白目でﾋﾞｸﾝ…ﾋﾞｸﾝ……！って感じなんですけどぉーー？！あああ発狂しちゃぅぅぅぅ浄化されりゅぅううう！！

結局、始終そんな感じで俺は社畜君に使われ、発狂しそうな日々を送った。

一度、満員電車の中で女の子に密着されておっ勃てちまい、時を止めて収まるのを待ってから地面を這って、空いてる空間に避難しやがった時はぶん殴ってやろうかと思った。
いや、殴る機能があれば確実にボコボコにしていた。

せめてさ？ぶっかけなんかの証拠を残したくないとしてもよ？
ケツ揉んで抜く位はしても良くね？？なんでしないの？？時間停止アプリを一体何だと思ってんの？？皆全知全能の神になったか如く振る舞うのよ？？？社畜オマエ頭オカスィー。

なんて、毎日発狂寸前だったけど、１ヶ月もすれば、そんな社畜君にもやはり、欲は出るもので。

時間を止めて人の家に忍び込み、人の本棚と菓子棚や冷蔵庫なんかを漁るようになった。
ホントもう、褒めてあげたい。俺の褒めへのハードルは最早、前回のおっさんの時のハードルがチョモランマに見えるくらい低くなってる。社畜君万歳！！社畜君やれば出来る子！！ヒューヒュー♪カッコイイ☆

どうやら社畜君、仕事に忙殺されて読書とか漫画とか貪り読みたい欲がかなり溜まってたらしく、家の積ん読が終わった後、本でも買おうと本屋で時を止めて物色していたのだが、如何せん、忙殺されてて流行が判らない。
人のお気に入りとか知りたいけどコミュ障だから友達居ない。ネットでブログとか読むも何かイマイチフィットしないしもう少し人の温もり感じたい。

って事で、とうとう！とうとう！社畜君が不法侵入に踏み切りましたーーー！！アッハーーーン♡もう俺イ"っ"ち"ゃ"ぅ"ぅ"ぅぅ♡♡♡

初めて社畜君が不法侵入したときはもうヤバかった！喜びで連続絶頂♡ン"ギモ"ヂイ"イ"…♡♡って感じ。

冷静に考えたら、ゴミ出しとかでドア開けたタイミングで時間止めてスルリと入って本棚漁って漫画とエロ本読み漁ってお菓子とか冷蔵庫チェックして、このお菓子好きなんだ？このお菓子美味しいのかなー？このレトルト旨いのー？なんて気になるものチェックして、時々一粒摘まんで去ってくとか、ソレなんてぬらりひょん？って感じなんだけど。

ほんと、今んところ、飴位しか盗ってないし。
欲が強くても何にもしない人間て、どうしたらタガが外れるんだろう？

なんて、その時俺はもうすっかり、このままアプリが何かのタイミングで消えるまでこんな感じが続くんだとばかり思っていた。
だけど、事態は急展開を迎える。