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21: 魔王は再戦に備え、勇者は夢を託して送り出す。

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「い、いやだ…!死にたくない!メス墜ちもしたくない!!俺はまだ童貞なんだぁ!!訓練と戦ばかりで女を見ることも滅多に無い生活の中、やっとこさ!やっとこさ最近令嬢から手紙を貰うようになったばかりなのに!!キスどころか!手も繋いだこと無いのに!!死にたくなぁいーーー!!うわぁぁぁぁ来るなぁーー!イヤだぁ!メス墜ちはイヤァ!!」

うにうにと我の迷いに合わせて揺れる闇の触手に怯えて泣く姿は、我が番を思い出させる童貞処女らしき情報と相まって可愛げがあり、幹部の誰かに雌として下げ渡すのも良いな、なんて思っていたら、ホロリ、と可愛い番が涙した。閨の時以外で初めての涙である。

我、大変衝撃である。

「魔王様♡お願いです♡彼を種馬にしてあげて…!お願いします!!」

可愛いリンデールが涙しているという衝撃に狼狽えた所に、可愛くおねだりされ、我は思わず頷いてしまった。しまった。

「……よかろう……しかし、条件がある。……お前が次の閨で自ら腰を振って奥の奥で我を扱くのだ。そうだな、百回腰を振れたら許してやろう…。但し、イったらやり直しだぞ…?」

慌ててお仕置を一つ絞り出し提案すれば、リンデールは恥ずかしそうにコクリと頷く。わぁ、初い奴♡こんなことは早く終わらせて再戦と行こう。
要は騎乗位で自ら奥の奥責めを課し、白濁を出しきって空イキになってから我が満足するまでイキ続けろという事なのだが、前後不覚になりながらも健気に言われた通りにしようとする可愛い番の姿を想像しただけで滾る。

我は心持ちソワソワしながら配下に指示をした。

「……勇"者"……あ"、あ"り"がと"う"!!」

ぐじゅぐじゅと鼻水を啜りながら、剣士がリンデールに礼を言った。

「良いんです……。俺も、童貞卒業が夢でしたから…!
でも、俺は魔王様♡と出逢って、もう、その夢は諦めました……。
だから、俺の分まで童貞卒業してきてください!」

「……勇"者"ぁ"……!」

何だか感動している剣士と我が番を眺めながら、ほうほうと我は一人得心した。

そうか……可愛い我が雌奴隷は童貞を卒業するのが夢だったのか……。

成る程、成る程…。
出逢ってそうそうフニャチンにして!等と乞うから、てっきりそっちは興味ないのかと。
そういうことなら早く言えば良いのに。
可愛い番の願い、我が叶えてやろうではないか…。

闇の触手を数本取り出し、その先端に穴を空ける。可愛い番の童貞を頂くのだ、プリプリの襞と突起をみっちり詰めておいてやろう。
ヌメヌメした愛液は少し催淫効果を付随させようか。動きは締め付けつつグネグネと……そうだ、いつも我の一物の先端をチュパチュパ吸って可愛くをおねだりするからな、お返しに先端をチュウチュウ吸いながらブラシの様に磨く設計にしてやろう。

後、折角だから尿道もしっかり犯してやらねばな。そうだな、細さはこの位で…瘤を先端と、後はランダムに。うむうむ。
ああ、童貞と尿道処女か……。一遍に頂けるとは実に楽しみである。
今日は奥の奥をたっぷり可愛がってやるつもりだったが、予定変更。奥の奥は明日だな。

うむ。良い出来だ、と一人納得していたら、いつの間にか剣士を見送ったリンデールが此方を振り返り、ガタガタと激しくバイブレーションしていた。何と可愛らしい怯え具合か!

「さぁ、リンデール♡邪魔者は全て消えたし、再戦といこうではないか♡」

可愛い番専用蜜壺と化した闇の触手をくぱぁさせて誘えば、震えながらもリンデールは覚悟を決めたように笑った。

「おいで、リンデール♡今日も沢山可愛がってやろう……♡」

怯えつつも我の手の中に収まる番を抱き締め、我は嬉々として寝台に滑り込んだ。


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