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村での四日目
第74話
しおりを挟む深い眠りから目覚める。
村での四日目の朝の起床は僕が一番遅かったようです
「おはよ。よく眠ってたわね」
トリアさんが声を掛けてくる。
どうも昨夜は、何だかとても疲れ果てていました。
朝食の後はガンプさんとの剣術稽古。
村の三人衆の表情はいよいよ引き締まり、ピリピリするほど真剣です。
昨日のことには誰も触れない。
三人はカカシを数体持ち込んできて広場の地面に立てていました。
それを使って部位ごとの打ち込みを試すのです。
ジャンヌさんら、彼らの婚約者三人組が連れ立って顔を見せる。
彼女達は初めは賑やかに声援を送っていたのですが、やがて静かになりました。
三人衆の表情に何か感ずるものがあったようです。
稽古が終わると僕は道場とは逆の方向へ歩いていきました。
浴場に行って水を浴びようと思っていたからです。
それは汗を流したいというだけではありません。
実は昨日から右手が妙に痛み始めて仕方がなかった。
腕の黒ずみは広がり、すっかり濃くなっている。
薬は塗りましたが、熱を持ってしまっているので湯舟に満たした水で冷やしたかったのです。
「アレン」
後ろからヤンマに名を呼ばれました。
立ち止まり、互いに笑顔を交わす。
「昨日の夜、ミルクと何だか妙な雰囲気だったね?」
「ああ、あれ……」
僕は、ミルクがどうも僕を試したらしいんだと説明する。
おそらくは、カヤネの相手として相応しいかどうかを。
「つまり、寝ていた時に目を覚まして僕達の会話を聞いたってこと? それにしてもあいつ……。悪かったね、アレン」
「いや、気にしてないよ」
「でも、ミルクが合格だって言ったなら、もう堂々とカヤネにプロポーズできるね」
「ちょっ! 何でそうなるの」
「ぼくとミルクが支持するんだから、もう話はまとまったも同然だよ。後はカヤネをどう口説くかなんだけど」
「なるほど、聞いたわ! 私が!」
「わあっ!!」
僕とヤンマは同時に声を上げました。
いつの間にかマライヤさんが側に立っています。
「あなた! カヤネにプロポーズだなんてびっくりだわ! 脳が人間離れしてるの?」
「どっ、どういう意味? ひどいよ」
「カヤネにロマンスなんて似合わないってことよ。絶望的に女子力が低いのよ! 強いだけで女の子としての魅力はゼロよね!」
「えっ、そんなことないよ。カヤネはすごい頑張り屋で充分に魅力的な女の子だと思うよ」
「まあっ!! そこまで惚れ込んでるなんて! 洗脳レベルね!」
「えっ、違」
「マライヤ、人の恋愛感情にとやかく口を差し挟むのは感心しないよ。彼の気持ちを尊重してあげてやってくれないかい?」
ヤンマが援護してくれます。
いや、待って……それ援護じゃない……。誤解を補強してる。
「分かったわ! この人の気持ちがそんなに大切だというなら……」
マライヤさんは僕を睨みつける。
「つまり、あなたを私に惚れさせれば私の勝ちってわけね!」
え、どういう解釈ですか?
「簡単なことだわ! 女子力が高い私にあなたはすぐに首ったけ。魅力の塊、それが私」
「そんな勝ち負けのために僕の気持ちをどうこうするなんて……身勝手すぎるよ」
「あなたの気持ちなんてどうでもいいの!」
「ええっ??? 自分が何言ってるか分かってる?」
「分かってるような気がする」
「分かってないよね?」
「要するにあなたの気持ちを変えるなんてお茶の子さいさい」
「どっちにしろ僕の意思はそんなにふらふら浮ついてないから」
「何よ、その自信! お猿のカヤネ相手にそこまで深い恋に陥るなんて! 奈落の恋だわ! 恋は盲目の恐るべき実例をここに見た!」
「えっ、いや、それは違」
「でもっ! それでもあなたを私に恋させる! どうしてもダメだったら、どんなに汚い手を使っても、卑劣で下劣で卑怯で姑息な手段を用いてでもあなたの心を奪う。奪ってみせる」
「あの、それ本人の前で口に出して言うの?」
「ああっ! しまった!」
混沌としているところへ新たな人影。
「ヤンマ、アレン。……あとマライヤ」
カヤネが来てしまいました。
「なに盛り上がっとるん? 誰かミルクを見ぃへんかった?」
みんな首を振る。
「いや。見てないよ」
「ほうか。もし見かけたらうちが捜しとった言うといてぇ。新しい道着のサイズ合わせるさかい」
「うん、分かったよ」
「カヤネ!」
マライヤさんが両手を腰に当ててカヤネの前に進み出る。
「今はそうやって幻の勝利に酔いしれているがいいわ!」
「へ?? なに言うとるん?」
やっぱり混迷が深まってしまう……。
「いずれドラマチックな逆転劇をお目にかけるから楽しみにしてなさいな」
「だから何の話やねん」
「ロマンスの主役は常にこの女子力高い私であるべきよって話でしょ!」
「ほ、ほうか??」
「そう思わないの?」
「別にそれでええけど」
「ありがとう!」
「はい」
「じゃあね! ま、せいぜい今のうちだけ束の間の幸せにとろけてらっしゃい」
去っていこうとしたマライヤさんはつまずいて転倒しました。
「どんくさいな、ほんま」
「何ですって! お猿のあなたが私に勝てるのは運動神経だけだからって……」
「それ運動神経の問題か? パンツ見えとるから早よ立ちぃて」
「み、見ないでよっ!」
マライヤさん……こんなに転ぶならスカート短くしなきゃいいのに。
「はぁ~、まったく何やねん」
マライヤさんの後ろ姿を見送りながら、カヤネが深い溜め息をつく。
「本当に変な子だね」
僕がつぶやくとカヤネは話し始めました。
「先生に連れられて初めてこの村に来た時な、言葉がちごうて同年代の子とあんま馴染めんかったうちに最初に声掛けてきてくれたんがマライヤや」
道場のロッキー・スマイル先生は、村にいる時は子供達や希望者に健康武道を指南していたと聞きます。
「あんたなんかに負けないわ、っていきなり言ってきて意味不明やった」
「そ、そっか。その頃からマライヤさんはマライヤさんだったんだね」
「後でよく考えたら子供ながらに先生に憧れとったみたいや。よそもんのうちが先生に目ぇ掛けられとんのが気に入らんかったんかな」
カヤネは言葉を句切ってちょっと考える。
「……その想いをいだき続けとったんやなぁ。今は先生死んでもて、うちへの対抗心だけが残っとるんかもしれへん」
……そうか、そうなんだ。
ふと気づくと、二人並んでしみじみと話す僕達を後ろでヤンマが感慨深げに眺めています。
イチョウとツブラが駆けてくるのが見える。
「おねぇ! た、大変! ニトロが」
イチョウが叫ぶ。
「えっ! どないしたんや?!」
「ニトロが、ニトロが血まみれ!!」
カヤネの顔色がみるみる変わる。
ヤンマも気色ばむ。
僕も動転する。
「な、何があったんや! お、お、落ち着いて話し!」
「生理!!」
「せ………………」
「………………」
「あっ、お父ちゃんら」
沈黙を破りツブラが声を上げる。
見ると向こうの野道をマンドレッドさんが散策しています。
まっしぐらに走っていくツブラ。
「ツブラはあの人にすっかり懐いてもうとるなあ」
イチョウをはたき終えたカヤネは、ツブラを見送りながらつぶやきました。
「マンドレッドさんはツブラの面倒をよく見てくれているからね」
ツブラに気づいて笑顔で迎えるマンドレッドさんを微笑ましく見ながら、僕は答える。
「あんな感じの人は傭兵さんには珍しいなぁ」
ヤンマもマンドレッドさんを穏やかな表情で見ています。
「それにしても……お父ちゃんやなんて」
カヤネは複雑な面持ち。
それはきっと、僕が昨日あんなことを言ったから。
「あまり懐いても後がつらいだけやのに」
「えっ」
「マンドレッドはんは仕事が終わったらいなくなってまうお人や。妻子のもとへ帰りはるやろ」
「ああ……そうだね」
いけない。僕のせいだ。
考えなしにあんなこと……。
数日後には僕達傭兵はみんなこの村を去る。
僕はカヤネ達と別れ、村の奥へ向かう道を進みました。
と、どこからか響いてくる不可解な音。
コーン! ……………コーン! ………………コーン!
断続的に聞こえる。
何だろう?
辺りを見回すと、少し離れた小さな林の前の原っぱにタンゴの姿を見つけました。
どうやら林の奥めがけ、無心に細長い棒を投げつけている様子。
タンゴが投げ終わるとすぐに林の深いところからコーンと音が鳴ります。
興味をそそられ、僕はそちらに足を向けました。
「何してるの?」
足元に何本も置いた棒を一つ拾い上げ、投げようと構えかけたタンゴの背中に僕は声をかけました。
「あ……投げ槍の練習……」
動作を止め、振り向いてはにかんだ笑顔を見せるタンゴ。
「へえ、タンゴは投げ槍をやるんだね。でも林の中に投げ込むのはどうして?」
「奥に的があって」
「林の奥に? 見に行っていい?」
僕とタンゴは林の中へ入っていく。それなりに木は多い。
生い茂る草を踏みながらしばらく歩いた後、タンゴは一本の大きな木の前で足を止めました。
「これ……」
指し示したその木の枝。高い位置にこぶし大の丸い板がいくつかぶら下がっています。端に穴を開けて紐を通し、枝に結び付けてあるようです。
あんな小さな板が的。棒が的に当たるから音が鳴る。
木の下を見るとタンゴが投げていた細長い棒が何本も散らばっていました。
「すごいや。あの位置からこの的に当ててたんだ。しかも、途中にある木の枝を全部かい潜らせて! 隙間を通すようにして!」
「は、はい」
「びっくりしたよ。名人級のコントロールだね」
「でも、ぼく、全然ダメで……」
「ええっ、これでダメだなんて何言ってるの! 目標が高すぎるよ」
「そうじゃなくて、槍を使った本番で、なぜか獲物には当たらなくて」
「え?」
「どんなに狙っても外れてしまって……役立たずなの、ぼく」
哀しそうに顔を伏せるタンゴ。
「どうしてかな…………」
ああ、そうか。
タンゴ、きみは優しすぎるんだ。
きっと君が心の底では獲物に当てたくないと思っているからそうなるんだ。
やっぱりタンゴが医者を目指すのは正解だよ。
ふと、カヤネが僕に言った言葉が思い出される。
『優しすぎて闘争心ないやろ。致命的やで』
カヤネは僕をタンゴと重ね合わせているのかも知れない。
「去年ワタリ熊が来た時、先生はぼくを救護班に回して……知らないうちに先生は亡くなってて」
つらそうにつぶやくタンゴ。
「ちゃんと戦えるようになりたい」
僕は必死に言葉を探してタンゴを励ます。
優しさゆえに命を奪えなくても、戦えなくても、それは悪いことじゃない、と。
そんな話を一生懸命する。
無理をしてタンゴ自身に何かあったらそれこそ……。
あれ?
何だか自分に返ってきそうな言葉を自分で言っている。
カヤネの気持ちが分かるような気がする。
何だろう、胸が痛い。
タンゴと別れ、道に戻った僕。
タンゴをちゃんと元気づけることはできなかったなぁ。
ぼんやり考えながら歩いていると、今度は前方から金切り声が聞こえてきました。
「わたし子供じゃないわ!」
揉め事かな? 僕は小走りして声の方へ。
道沿いに建った小屋を回り込むと、そこに人の集まり。
オロオロした様子のドンマルさんと、その周囲に子供達が5~6人。女の子グループです。
「す、すまないだよ。悪気はなかっただ」
平身低頭のドンマルさん。
女の子相手に今度は何をやらかしたのでしょう。
いや……よく考えたらドンマルさんが特に何かをやらかしたことってないんですけども。
正面にいる女の子が声を上げました。
「でもそれはちょうだい!」
あっ、あの人、カンウさんの婚約者のピピンさんだ。
小っちゃくて幼い顔立ちのピピンさんは子供達と一緒にいると同化してしまう。
「どうしたんですか?」
近づいていきながら僕は聞きました。
ドンマルさんは僕を見てちょっとホッとしたような顔をする。
「村の子供達に喜んでもらおうと思って折り紙を配ってただ」
「折り紙、ですか?」
「折り紙はおらの村の伝統工芸だで、綺麗な紙も持ち歩いてるだよ」
ドンマルさんは手に持った竹籠の中を見せてくれました。
様々な形をした紙のリボン。指輪。ハートマーク。花。蝶。風船。更にはウサギや白鳥、複雑に細かく折られた獅子にグリフォン、ユニコーン、ドラゴンまで。すべて折り紙。極小サイズのものもあります。
「わあ! 器用ですねぇ。ドンマルさん、こんな特技があったんだ」
「おらにはこんな特技があっただよ」
「なのに怒られていたのはどうして……」
「通りかかったこの人にもあげようとしただども……」
ドンマルさんはピピンさんの方を見る。
「お嬢ちゃんにはこのリボンが似合いそうだべ、グフフ、と言ったのよ!」
ピピンさんが叫ぶ。
「グフフとは言ってないだ」
やはり子供に間違えられたピピンさんがご立腹ということのようです。
「いいから、そのリボンはちょうだいってば!」
まぁ、大したことじゃなくてよかった。
村人との信頼関係は大切です。
「お兄ちゃんの仮面かっこ悪いよ?」
見覚えのある小さな女の子が僕を見上げて言う。
そんな二度も言わなくても……。
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