22 / 57
22
しおりを挟む
金額ではなく、きっと内容に対してなのだろうけれど、たったそれだけで今すぐパソコンを叩き落としたくなる衝動に駆られる。
諦めたい。なのに、諦めきれない。
見たくない。なのに、見てしまう。
どうしようもないもどかしさが、自分を襲う。
どうして良いのかも分からないのに。
◇
シン:重症すぎるだろ。
ゲームに入って相談すれば、厳しい言葉が飛び込んでくる。
りっぷ:恋は盲目と言うからねぇ~。
あすやん:しぃに関しては、今更感がないか?
しぃ:うっ!
自覚はあるけれど他者から言われれば、やはりそれなりにショックを受ける。
シン:再度止めとけと言っておくわ……無理だろうけど。
しぃ:うわーん!
あすやん:せめてもの理性として、好きだと言っていないし、突撃していない事くらいかねぇ。
諦められないけれど、突撃も出来ない、いつまでも宙ぶらりんな自分。
止めろと言われて止められるものならば、とっくに止めている。こんな辛い片思いなんて。
シン:都合よく扱われてるだけにしか見えないんだよなぁ。
都合が良い相手としてでも、私は幸せを感じてしまっているのだ。本当にどうしようもない。
ホストに狂うとか、会った事ない配信者にガチ恋するとか、ありえないと思っていた昔の自分が懐かしい。今は見事に自分がその真っただ中に居る。
ただ、貢いではいないだけ。それでも同じようなものだろう。
りっぷ:とりあえず狩りまくってストレス解消~!
シン:そういや新エリアの新装備、試してみたいんだよな。
あすやん:よし! 行こう! 今日はゲームに集中して、明日からしぃはまた自分磨きに勤しめ!
しぃ:パックしながらゲームしてます~!
りっぷ:それでも出る夜更かしの肌荒れよ……。
シン:女子って大変だな……。
今はロイさん関係の事を全て忘れて、このメンバーでゲームを楽しむ。
そう決めていても、やはり心のどこかでは、今何をしているのだろうと思ってしまう。ゲームに居ない事を確認しては、他の子とメッセージでもしているのかと邪推する。
自分は、どうしたいのだろう。
そこをハッキリさせなくてはいけないように思える程、常にロイさんの事を考えてしまう自分をなくせたら良いのに。
◇
『新エリアの装備や新しいスキルとかの配信やるよ~!』
『明日の仕事は大丈夫?』
新しいエリアの事ならば、配信だけでなく動画も伸びるし、皆が楽しみにしている情報だ。
こちらとしても装備は試したけれど、スキルまでは試せていないし、一体どんなものか気にはなる。
既に登録者数は千人を超えているのに、こんな情報を出したら、また一気に増えるのではないのだろうか。
諦めたい。なのに、諦めきれない。
見たくない。なのに、見てしまう。
どうしようもないもどかしさが、自分を襲う。
どうして良いのかも分からないのに。
◇
シン:重症すぎるだろ。
ゲームに入って相談すれば、厳しい言葉が飛び込んでくる。
りっぷ:恋は盲目と言うからねぇ~。
あすやん:しぃに関しては、今更感がないか?
しぃ:うっ!
自覚はあるけれど他者から言われれば、やはりそれなりにショックを受ける。
シン:再度止めとけと言っておくわ……無理だろうけど。
しぃ:うわーん!
あすやん:せめてもの理性として、好きだと言っていないし、突撃していない事くらいかねぇ。
諦められないけれど、突撃も出来ない、いつまでも宙ぶらりんな自分。
止めろと言われて止められるものならば、とっくに止めている。こんな辛い片思いなんて。
シン:都合よく扱われてるだけにしか見えないんだよなぁ。
都合が良い相手としてでも、私は幸せを感じてしまっているのだ。本当にどうしようもない。
ホストに狂うとか、会った事ない配信者にガチ恋するとか、ありえないと思っていた昔の自分が懐かしい。今は見事に自分がその真っただ中に居る。
ただ、貢いではいないだけ。それでも同じようなものだろう。
りっぷ:とりあえず狩りまくってストレス解消~!
シン:そういや新エリアの新装備、試してみたいんだよな。
あすやん:よし! 行こう! 今日はゲームに集中して、明日からしぃはまた自分磨きに勤しめ!
しぃ:パックしながらゲームしてます~!
りっぷ:それでも出る夜更かしの肌荒れよ……。
シン:女子って大変だな……。
今はロイさん関係の事を全て忘れて、このメンバーでゲームを楽しむ。
そう決めていても、やはり心のどこかでは、今何をしているのだろうと思ってしまう。ゲームに居ない事を確認しては、他の子とメッセージでもしているのかと邪推する。
自分は、どうしたいのだろう。
そこをハッキリさせなくてはいけないように思える程、常にロイさんの事を考えてしまう自分をなくせたら良いのに。
◇
『新エリアの装備や新しいスキルとかの配信やるよ~!』
『明日の仕事は大丈夫?』
新しいエリアの事ならば、配信だけでなく動画も伸びるし、皆が楽しみにしている情報だ。
こちらとしても装備は試したけれど、スキルまでは試せていないし、一体どんなものか気にはなる。
既に登録者数は千人を超えているのに、こんな情報を出したら、また一気に増えるのではないのだろうか。
3
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説
あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
けいこ
恋愛
カフェも併設されたオシャレなパン屋で働く私は、大好きなパンに囲まれて幸せな日々を送っていた。
ただ…
トラウマを抱え、恋愛が上手く出来ない私。
誰かを好きになりたいのに傷つくのが怖いって言う恋愛こじらせ女子。
いや…もう女子と言える年齢ではない。
キラキラドキドキした恋愛はしたい…
結婚もしなきゃいけないと…思ってはいる25歳。
最近、パン屋に来てくれるようになったスーツ姿のイケメン過ぎる男性。
彼が百貨店などを幅広く経営する榊グループの社長で御曹司とわかり、店のみんなが騒ぎ出して…
そんな人が、
『「杏」のパンを、時々会社に配達してもらいたい』
だなんて、私を指名してくれて…
そして…
スーパーで買ったイチゴを落としてしまったバカな私を、必死に走って追いかけ、届けてくれた20歳の可愛い系イケメン君には、
『今度、一緒にテーマパーク行って下さい。この…メロンパンと塩パンとカフェオレのお礼したいから』
って、誘われた…
いったい私に何が起こっているの?
パン屋に出入りする同年齢の爽やかイケメン、パン屋の明るい美人店長、バイトの可愛い女の子…
たくさんの個性溢れる人々に関わる中で、私の平凡過ぎる毎日が変わっていくのがわかる。
誰かを思いっきり好きになって…
甘えてみても…いいですか?
※after story別作品で公開中(同じタイトル)
【完結】もう一度やり直したいんです〜すれ違い契約夫婦は異国で再スタートする〜
四片霞彩
恋愛
「貴女の残りの命を私に下さい。貴女の命を有益に使います」
度重なる上司からのパワーハラスメントに耐え切れなくなった日向小春(ひなたこはる)が橋の上から身投げしようとした時、止めてくれたのは弁護士の若佐楓(わかさかえで)だった。
事情を知った楓に会社を訴えるように勧められるが、裁判費用が無い事を理由に小春は裁判を断り、再び身を投げようとする。
しかし追いかけてきた楓に再度止められると、裁判を無償で引き受ける条件として、契約結婚を提案されたのだった。
楓は所属している事務所の所長から、孫娘との結婚を勧められて困っており、 それを断る為にも、一時的に結婚してくれる相手が必要であった。
その代わり、もし小春が相手役を引き受けてくれるなら、裁判に必要な費用を貰わずに、無償で引き受けるとも。
ただ死ぬくらいなら、最後くらい、誰かの役に立ってから死のうと考えた小春は、楓と契約結婚をする事になったのだった。
その後、楓の結婚は回避するが、小春が会社を訴えた裁判は敗訴し、退職を余儀なくされた。
敗訴した事をきっかけに、裁判を引き受けてくれた楓との仲がすれ違うようになり、やがて国際弁護士になる為、楓は一人でニューヨークに旅立ったのだった。
それから、3年が経ったある日。
日本にいた小春の元に、突然楓から離婚届が送られてくる。
「私は若佐先生の事を何も知らない」
このまま離婚していいのか悩んだ小春は、荷物をまとめると、ニューヨーク行きの飛行機に乗る。
目的を果たした後も、契約結婚を解消しなかった楓の真意を知る為にもーー。
❄︎
※他サイトにも掲載しています。

隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される
永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】
「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。
しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――?
肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!
幸せの見つけ方〜幼馴染は御曹司〜
葉月 まい
恋愛
近すぎて遠い存在
一緒にいるのに 言えない言葉
すれ違い、通り過ぎる二人の想いは
いつか重なるのだろうか…
心に秘めた想いを
いつか伝えてもいいのだろうか…
遠回りする幼馴染二人の恋の行方は?
幼い頃からいつも一緒にいた
幼馴染の朱里と瑛。
瑛は自分の辛い境遇に巻き込むまいと、
朱里を遠ざけようとする。
そうとは知らず、朱里は寂しさを抱えて…
・*:.。. ♡ 登場人物 ♡.。.:*・
栗田 朱里(21歳)… 大学生
桐生 瑛(21歳)… 大学生
桐生ホールディングス 御曹司
命を狙われたお飾り妃の最後の願い
幌あきら
恋愛
【異世界恋愛・ざまぁ系・ハピエン】
重要な式典の真っ最中、いきなりシャンデリアが落ちた――。狙われたのは王妃イベリナ。
イベリナ妃の命を狙ったのは、国王の愛人ジャスミンだった。
短め連載・完結まで予約済みです。設定ゆるいです。
『ベビ待ち』の女性の心情がでてきます。『逆マタハラ』などの表現もあります。苦手な方はお控えください、すみません。

溺婚
明日葉
恋愛
香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。
以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。
イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。
「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。
何がどうしてこうなった?
平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?

あなたが居なくなった後
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの専業主婦。
まだ生後1か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。
朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。
乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。
会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願う宏樹。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる