53 / 53
13話 謎解け!オルカのクイズダンジョン
トランペットになんの意味が…
しおりを挟む
『オルカさんの作ったダンジョン…ですか?』
『うん、そのダンジョンに君ら5人に用意した物がある、それを取ってきて貰うから。』
『一体何を取りに行かせるつもり…?』
『行けばわかる』
『いや、行けばわかるってそりゃそうかもしれんが…』
『心配いらないよアンタらならクリア出来る』
~オルカのクイズダンジョン~
「………そういうから来てみたがなんじゃこのクイズダンジョンって!しかも早速バラけてんし!」
「まあまあ、落ち着いち」
「はぁー…とりあえずスサナだっけ? もう何も触るなよまためんどくさい事になるかもしれ……ん」
ヒュっと何かが私の目の前を通過し壁に刺さったものを見るとそれは矢だった。
「危な!」
「しょわねえ? 怪我しちょらん?」
しょ…しょわね? 何語?ホント何弁? え?え?
「あのさスサナ 標準語で話すことって…」
「ごめんね…ウチずっと大分弁で育って来ちょんけん標準語なかなか難しくて…」
「え? 大分弁? それ大分弁なの?」
「うん」
うんって言ったよ…ていうか大分出身だったのか…どうでもいいけど。
「それよりこの部屋のお題はなんだ? あるのはトランペットと楽譜………吹けって事か?」
「そうみたいやね」
楽譜は…ピアノを弾けるから読めるけどトランペットの場合はその逆になるんだよな…しかも半音2つ分下げなきゃいけないし、昔父親にトランペットを教えて貰ったから分かるけど結構面倒臭いんだよな…。
まあ、そのおかげで大体は読めるが…多分この楽譜の通りのキーで吹けってことだろう。
まず左手で持ち支える右手は添える感じ右手は左手の補助で親指はマウスパイプの下に、小指はピストンの横にある指かけにかる…。
うわあ、トランペットに触るの何年ぶりかな?
いやそれはどうでもいいいまはこの楽譜通りに吹くべし………ん?ちょっと待てよ?この譜面って…
私は嫌な予感がしつつトランペットを吹く、そして案の定この楽譜のメロディーは……
やっぱこれよ○もとの曲じゃねぇか!
おかげで音外して失敗して何も起こらんし!
「失敗なん?」
「大丈夫次は大丈夫」
私は再びトランペットを手に取り音を出す
その時スサナはとあるボタンをみつけ私の演奏と同時にボタンを押した。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「え?」
「あ」
どうやらこの部屋…トランペットはただ単にダミーで本来は見えにくいボタンをみつけ扉を開くという構造だった……訳分からん。
「ご…ごめーん! 」
「気にするな…次行こ次 早く男どもと合流してさっさと帰ろ」
この時私たちはまだ気づかなかった、これはまだ序章に過ぎないということに。
『うん、そのダンジョンに君ら5人に用意した物がある、それを取ってきて貰うから。』
『一体何を取りに行かせるつもり…?』
『行けばわかる』
『いや、行けばわかるってそりゃそうかもしれんが…』
『心配いらないよアンタらならクリア出来る』
~オルカのクイズダンジョン~
「………そういうから来てみたがなんじゃこのクイズダンジョンって!しかも早速バラけてんし!」
「まあまあ、落ち着いち」
「はぁー…とりあえずスサナだっけ? もう何も触るなよまためんどくさい事になるかもしれ……ん」
ヒュっと何かが私の目の前を通過し壁に刺さったものを見るとそれは矢だった。
「危な!」
「しょわねえ? 怪我しちょらん?」
しょ…しょわね? 何語?ホント何弁? え?え?
「あのさスサナ 標準語で話すことって…」
「ごめんね…ウチずっと大分弁で育って来ちょんけん標準語なかなか難しくて…」
「え? 大分弁? それ大分弁なの?」
「うん」
うんって言ったよ…ていうか大分出身だったのか…どうでもいいけど。
「それよりこの部屋のお題はなんだ? あるのはトランペットと楽譜………吹けって事か?」
「そうみたいやね」
楽譜は…ピアノを弾けるから読めるけどトランペットの場合はその逆になるんだよな…しかも半音2つ分下げなきゃいけないし、昔父親にトランペットを教えて貰ったから分かるけど結構面倒臭いんだよな…。
まあ、そのおかげで大体は読めるが…多分この楽譜の通りのキーで吹けってことだろう。
まず左手で持ち支える右手は添える感じ右手は左手の補助で親指はマウスパイプの下に、小指はピストンの横にある指かけにかる…。
うわあ、トランペットに触るの何年ぶりかな?
いやそれはどうでもいいいまはこの楽譜通りに吹くべし………ん?ちょっと待てよ?この譜面って…
私は嫌な予感がしつつトランペットを吹く、そして案の定この楽譜のメロディーは……
やっぱこれよ○もとの曲じゃねぇか!
おかげで音外して失敗して何も起こらんし!
「失敗なん?」
「大丈夫次は大丈夫」
私は再びトランペットを手に取り音を出す
その時スサナはとあるボタンをみつけ私の演奏と同時にボタンを押した。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「え?」
「あ」
どうやらこの部屋…トランペットはただ単にダミーで本来は見えにくいボタンをみつけ扉を開くという構造だった……訳分からん。
「ご…ごめーん! 」
「気にするな…次行こ次 早く男どもと合流してさっさと帰ろ」
この時私たちはまだ気づかなかった、これはまだ序章に過ぎないということに。
0
お気に入りに追加
16
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

転生しても山あり谷あり!
tukisirokou
ファンタジー
「転生前も山あり谷ありの人生だったのに転生しても山あり谷ありの人生なんて!!」
兎にも角にも今世は
“おばあちゃんになったら縁側で日向ぼっこしながら猫とたわむる!”
を最終目標に主人公が行く先々の困難を負けずに頑張る物語・・・?


魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ほう……鞭……鞭?……鞭!?
ちなみに名前はあるの?
名前はまだ無いですよ未定です