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10話 チアルタ鳳凰録(中ノ巻)
よし、出来た
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こんな小さな子供がこの研究所の研究員で最高司令官…? あ、そこまでは言ってないか。
「君たちがここに来たのは大方検討は着いてる、 属性魔法と加護魔法を使えるようになりたいんでしよ」
「どうしてそれを…?」
「オルカさんに隠し事は通用しませんよ」
なるほど全てお見通しって訳か。
「属性魔法と加護魔法の前にタクヤ以外の君たちはスキルは使えるの?」
そう言えばタクヤは出会った時厨二病全開の技を使ってたな…なるほどあれが属性魔法か加護魔法なのか。
「スキルって言うとゲーム的なアレ?」
「…言っている意味は分からないけど君たちの思っているものであってるよ」
スキルかーーー! そう言えばこの世界に召喚される前に神に「物を生み出す能力」くれって言った覚えがある、あとスマホとチート能力…。
そしてそれ以来使った記憶がねぇ…まず使った気すらねぇ。
「それってさ」
最初に口を開いたのツバサだった。
「それって身分証に記載されてる能力欄ってところか?」
「そうそれ 能力欄にはスキルの名前が記載されてるはずだから」
私達は自分の身分証を確認した。
私の能力欄には【ボックススキル】【物質取得】と記載されている物質取得は恐らく物を生み出す力だろう。
そして問題はこのボックススキルだこれは能力欄の1番上に既に記載されていた。
「このボックススキルって何?」
「何って面白いことを聞くね 誰しも持ってるスキルのことだよ あと、ボックススキルは4次元の中にアイテムをしまうことが出来るよ」
「な…なるほどRPGのアイテムボックスみたいな役割なんだねオルカたん」
「………まあ、そうだね ボックススキルは入れたいものを念じると…」
オルカは手元にあった分厚い本を取り出すと真横にとある穴が現れた。
「おお~」と我々4人は歓喜。
「ちなみにこの中に人は入れられないから 死体は別だけどね」
「恐ろしい発言はやめろ」
「大丈夫モンスターの死体の事を言ってたんだけど?」
タチ悪い…
「さて、本来の目的に戻ろうか 今から君たちに属性魔法、加護魔法の使い方を教えるね」
おお、キタキタ胸熱イベント
私達はオルカの案内で中庭まで案内されある程度教えて貰った。
説明が難しすぎて動きで教えてもらったけどな、さすがの私も頭の中がショートするかと思った。
まあ、簡単に言うとどうやら魔法の類は念じればできるものもあるし複雑な呪文で唱えるものもあるらしい、基本魔法は呪文を唱えて発動させるが私たちの場合は念じるだけでは発動できる。
「(さっき身分証で属性魔法を確認したら水系のスキルが1つ入っていたな…えーっと【アクアソード】ああ、これはついさっき若ジジイにやったやつ…ていうか私あの時点でできてたんだな、すっげ!さすが私…うん、自惚れるのは後だ後 とりあえず今はオルカに教わったやり方で発動させるしかないな)」
私は鞭を剣に変え【アクアソード】と念じた。
すると先程同様剣に水が纏って水の剣とかした。
「(とりあえず成功、と。
これからどんどん技を増やして強くなれってことだよな、しかも技は自分で作成…めんどいな、まあでも好き勝手できるってことだよな属性魔法と加護魔法は ていうかこのふたつは性質が同じだからいちいち二つに分けなくて私は属性加護魔法と呼ぼう。)」
「君たちがここに来たのは大方検討は着いてる、 属性魔法と加護魔法を使えるようになりたいんでしよ」
「どうしてそれを…?」
「オルカさんに隠し事は通用しませんよ」
なるほど全てお見通しって訳か。
「属性魔法と加護魔法の前にタクヤ以外の君たちはスキルは使えるの?」
そう言えばタクヤは出会った時厨二病全開の技を使ってたな…なるほどあれが属性魔法か加護魔法なのか。
「スキルって言うとゲーム的なアレ?」
「…言っている意味は分からないけど君たちの思っているものであってるよ」
スキルかーーー! そう言えばこの世界に召喚される前に神に「物を生み出す能力」くれって言った覚えがある、あとスマホとチート能力…。
そしてそれ以来使った記憶がねぇ…まず使った気すらねぇ。
「それってさ」
最初に口を開いたのツバサだった。
「それって身分証に記載されてる能力欄ってところか?」
「そうそれ 能力欄にはスキルの名前が記載されてるはずだから」
私達は自分の身分証を確認した。
私の能力欄には【ボックススキル】【物質取得】と記載されている物質取得は恐らく物を生み出す力だろう。
そして問題はこのボックススキルだこれは能力欄の1番上に既に記載されていた。
「このボックススキルって何?」
「何って面白いことを聞くね 誰しも持ってるスキルのことだよ あと、ボックススキルは4次元の中にアイテムをしまうことが出来るよ」
「な…なるほどRPGのアイテムボックスみたいな役割なんだねオルカたん」
「………まあ、そうだね ボックススキルは入れたいものを念じると…」
オルカは手元にあった分厚い本を取り出すと真横にとある穴が現れた。
「おお~」と我々4人は歓喜。
「ちなみにこの中に人は入れられないから 死体は別だけどね」
「恐ろしい発言はやめろ」
「大丈夫モンスターの死体の事を言ってたんだけど?」
タチ悪い…
「さて、本来の目的に戻ろうか 今から君たちに属性魔法、加護魔法の使い方を教えるね」
おお、キタキタ胸熱イベント
私達はオルカの案内で中庭まで案内されある程度教えて貰った。
説明が難しすぎて動きで教えてもらったけどな、さすがの私も頭の中がショートするかと思った。
まあ、簡単に言うとどうやら魔法の類は念じればできるものもあるし複雑な呪文で唱えるものもあるらしい、基本魔法は呪文を唱えて発動させるが私たちの場合は念じるだけでは発動できる。
「(さっき身分証で属性魔法を確認したら水系のスキルが1つ入っていたな…えーっと【アクアソード】ああ、これはついさっき若ジジイにやったやつ…ていうか私あの時点でできてたんだな、すっげ!さすが私…うん、自惚れるのは後だ後 とりあえず今はオルカに教わったやり方で発動させるしかないな)」
私は鞭を剣に変え【アクアソード】と念じた。
すると先程同様剣に水が纏って水の剣とかした。
「(とりあえず成功、と。
これからどんどん技を増やして強くなれってことだよな、しかも技は自分で作成…めんどいな、まあでも好き勝手できるってことだよな属性魔法と加護魔法は ていうかこのふたつは性質が同じだからいちいち二つに分けなくて私は属性加護魔法と呼ぼう。)」
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